中古マンションの売買契約後、もし物件に瑕疵(かし)や欠陥が見つかった場合、その保証の責任はだれがどこまで負うのかについてご存じですか?
実は私人の権利や義務の関係性をまとめた民法に、「契約不適合責任」として定られています。2020年4月の民法改正により、責任の範囲や性質、考え方が以前とは大きく変わりました。
この記事では、改正前の「瑕疵担保責任」と改正後の「契約不適合責任」の違いや、売主と買主それぞれが契約時に注意すべきポイント、トラブルを回避するための対策について詳しく解説します。
これから中古マンションの購入を検討されている方や、中古マンション購入に関して不安がある方はぜひ参考になさってくださいね。
2018年7月2日初出→2023年5月29日更新