玄関・土間をもっとお洒落に、便利に!リフォームアイデア集


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土間の拡張や収納空間の増設など、玄関をリノベーションすれば部屋全体の印象も劇的に変わります。
この記事では、玄関をオシャレで機能的な空間に変えるためのポイントを解説。実際の事例から、魅力的な土間の演出法や荷物をスッキリと収納するアイデアなど、玄関リノベーションのコツを紹介します。

2017/8/31初出→2019/4/20更新

アイデア次第で活用の幅が広がる玄関土間 

リノベーション相談の中には「マンションや住居の玄関スペースを広くして、機能的な空間として活用したい」という声が多くあります。
ここでは、ドッグスペースやシューズインクローゼットなど、実際の改装事例の中から、特に優れた玄関リノベーションのアイデアを紹介します。

サイクルホルダーで愛車を「魅せる」収納

駐輪スペースのないマンションの場合、室内に自転車を収納するケースも多いはず。
その場合は、玄関先にサイクルホルダーを設置して、壁に自転車を直接取り付けるのがおすすめ。

壁厚を大きくして、内部に丈夫な下地材を挿入すれば、重い自転車でも設置が可能となります。
自転車の上げ下ろしをスムーズにできる土間の広さは1.5~2畳ほどが最適です。

玄関先の洗面台で汚れ物をすぐに片付け

こちらはマンションの玄関土間に洗面台を設置した例です。
汚れた靴や衣服などを室内に持ち込まなくても、土間の中で片付けられるのがポイント。
横に設置された大型のシューズカウンターは、靴以外にもさまざまな用品を整理できます。もともとは居室だったスペースの一部を玄関に振り分け、広い土間となったことで、DIY用のワークスペースとしても活用可能です。

大容量のシューズインクローゼット

玄関リフォームの中でも要望が特に多いのが、収納スペースの拡張。
靴をサイズごとに分別したいという要望や、キャリーケースなどの大型日用品を収納したいという声も多くあります。

間取りを自由に変更できるスケルトンリノベーションなら、空間の使い方も自由自在。
こちらはもとは寝室だったスペースの一部を、シューズインクローゼットとして活用した例です。

ベビーカーを畳まずに出し入れできるよう、間口は広くとりました。
靴の着脱や荷物の出し入れをスムーズにおこなうには、通路幅60cm程度は欲しいところです。

またシューズインクローゼットを作るとき、ポイントとなるのが間取り。
廊下や居室からシューズインクローゼットを通って、玄関まで通り抜けられる「ウォークスルー」の間取りであれば、靴や荷物を出し入れするのにいったん玄関土間に出る必要がないので、動線がスムーズです。

愛犬のためのスペースを玄関に

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愛犬用のスペースを玄関の土間スペースに設置すれば、散歩の土汚れや抜け毛などの片付けを簡単にできます。

表面にざらつきのあるタイルやモルタルの土間であれば、フローリングの床とは違い、爪で傷つけたり滑って転んだりする心配がないので、愛犬もノビノビと過ごせるはず。

必要な広さは、愛犬の体の大きさやスペース内での過ごし方によって変わります。長時間過ごすのであれば、ある程度動き回れる広さがベター。ペット用品店で適切なサイズを相談しましょう。

また冬場の玄関は冷えやすいので、ヒーターを設置すると快適。パネルヒーターなら場所も取らないので、おすすめです。ただし、愛犬が直接触れられないよう設置場所にご注意ください。

オシャレな玄関づくりのコツ

間接照明の設置や柄タイルの貼り付けなど、玄関は工夫しだいでオシャレな空間へと様変わりします。玄関ならではのリノベーションのコツはどのようなものか、紹介しましょう。 玄関の印象を大きく左右するのは、照明と土間床材、そして自然光の取り込み方です。

照明はやや暗めに

玄関の照明は少し暗めに設定すると、リビングなど玄関以外の部屋をより明るく演出できます。60W程度の明るさが一般的です。
節電に力を入れたい場合は、人感センサーの導入がおすすめ。
自動点灯にすれば、照明の消し忘れで悩むこともなくなります。

土間床材の選び方

土間の部分にはお好みに応じた石材かタイルを敷くことで、オシャレ度を高められます。
大理石・御影石といった石材を使えば、高級感のあるお部屋をデザインできるでしょう。

ただし、美しい質感をキープするには定期的に手入れが必要。
水に濡れるとシミになることもあるので、こまめに拭き取ったり、濡れた傘の放置を避けたりといった日常のケアが大切です。

フロアタイルは安価で、水シミが付着しづらく丈夫なのが特徴。
日頃のお手入れが手軽な上、後々の張り替えも比較的用意です。
デザインが多様なので、組み合わせ次第でユニークな玄関にすることもできるでしょう。

また最近では、モルタル仕上げの土間も人気。
どんなインテリアにも合わせやすく、ワイルドな雰囲気に仕上げられます。

ただし乾燥によるひび割れ(クラック)が起こりやすいのがデメリット。
その反面、経年による変化をヴィンテージ風のインテリアに合わせ、エイジングの持ち味を活かすという楽しみもあります。

室内窓を設置

居室と玄関の間仕切り壁に窓を作るアイデアもおすすめ。
室内に窓を取り付けることで、リビングや寝室からの光を間接的に取り入れられます。
風の通り道にもなるので、湿気対策としても有効です。

リフォーム費用の見積もり

リフォームやリノベーションの費用は、工事の内容によって値段が大きく異なります。

とくに玄関の場合、単純に床材を変えるだけでなく、土間を広げたいというケースが多いです。
必然的に、もともと廊下や部屋だったスペースを利用することになるので、壁や床の解体を含む「間取り変更」をおこなうことになります。
既存の廊下や部屋の構造によっても価格は変わりますし、ダクトや給排水管の配管も関係してくる部位ですので、一概に「いくらが目安」と示すことは難しいのです。

正確な費用を知るには、「こんな玄関を作りたいんだけど、いくらかかる?」というように、見積りをとるのがやはり確実です。

ひかリノベでは個別相談会にて、お見積りやリノベーションプランのご相談を承っております。
お近くのショールームまで、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

工事前に知っておきたい注意点

玄関に限らず、リフォームやリノベーションする上でまず確認すべきは、「どの範囲までの改装が可能か」です。
特にマンションの場合は管理規約によって改装に制限がある場合が多いので、注意が必要です。

共用部に手を入れる工事はNG

一般的に、マンションのリノベーションでは専有部分(住戸の中)のみが改装可能であることが多いとされています。
つまり、玄関ドアの交換や移動、勝手口や窓の新設など、住戸の外側の壁を加工したりすることはできません。
共用部分に対する工事は、基本的にNGと考えた方が良いでしょう。

もともと構造体に段差がある場合がある

玄関の間取りを広くする場合も、物件によっては上がり框(かまち)でコンクリートスラブ(建物の構造体)の高さが違うことがあるため、たたきを広げる際は注意が必要です。
スラブは共用部ですから、削ることはできません。したがって高い方に合わせて床を上げることになるため、天井高が低くなってしまう可能性があります。

水道を引く場合はPSの位置に注意

玄関前に手洗い場の設置を考えている場合、パイプスペース(各住戸の給排水管をまとめて通している箇所)の位置によっては排水管の勾配がとれず、うまく水を流せない場合があるので、水道管の通し方を工夫する必要があります。

構造体の段差や配管の切り回しについては、設計士が図面を調べたり、現地調査をしないと分からないことも多いですから、リフォーム・リノベーションをお考えの方は、まずは個別相談会にてプランのご相談をいただければと思います。
個別相談会は各ショールームにて毎日開催しております。お近くのショールームまで、お気軽にお申し付けくださいませ。

 

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【執筆】堀田 隆大(ライター)
【監修】大宮 良明(一級建築士)

 

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