健康は足から、快適は床から!床リノベーションの全知識!

  • Pocket
  • LINEで送る
この記事のまとめを サクっと 読む
flowers-789642_1920

誰もが毎日踏みしめている『床』。お部屋の土台として、その印象を左右する『床』。

室内は靴を脱いで、素足で床を歩くことが多い日本の住まいにおいては、床はとても大きな役割を担っています。お部屋のイメージや過ごしやすさは「床で決まる」と言っても過言ではありません。

たとえばカーペットの床がフローリングに変われば、お部屋のムードはガラッと変わります。
また「やんちゃ盛りの子供の足音が気になる」「ツルツルのフローリングは、愛犬が足を滑らせるのが心配……」というようにお悩みなら、床材を変えることで解決できることもあります。

この記事では、そんな『床』のリフォーム・リノベーションの極意を伝授!
お部屋のイメージに合わせた床材選びのコツや、防音・防水・防アレルギーといった機能の比較、床暖房を設置する際の注意点などなど、押さえておくべきポイントを全て網羅しました!
これを読めば、誰でもカンタンに床リノベーションでお部屋をパワーアップできます!

1.床でお部屋の雰囲気を変える!

お部屋の面積の大部分を占める『床』。リノベーションで床が変われば、お部屋全体のイメージも大きく変わります。
お部屋のイメージを左右するポイントは、大きく3つ。

  • 色味
  • 素材
  • 張り方

あなた好みの色・素材・張り方を組み合わせて、床のデザインを決めていきましょう! それによってお部屋全体のテイストも変わってきます。

色味

床材のカラー

お部屋を優しく見せるライト色、シックな雰囲気のダーク色。あなたはどちらがお好きですか?

ライトカラーの床の印象
▲写真はライト色の床材を敷いたお部屋。優しく、明るい印象です。
>>写真のお部屋をもっと見る!

ダークカラーの床の印象
▲こちらはダーク色の床材を敷いたお部屋。シックで重厚感があります。
>>写真のお部屋をもっと見る!

素材

床材の素材

ナチュラルな雰囲気のフローリング、やわらかく温かな印象のカーペット、軽やかさが魅力のコルク。タイルは木目調・石材風とさまざまなデザインが選べます。

また、素材は見た目だけでなく、肌ざわりや質感にも注意して選びたいところです。
一般にもっとも硬いのがタイル、次いでフローリング、コルクと続きます。カーペットは毛足が長い分、ふんわりとクッション性があります。

張り方

フローリングの張り方

フローリングは木材の張り方にもバリエーションがあります。色違いを組み合わせたり、あえて不規則に並べたりと、張り方によってお部屋の印象もずいぶん変わってきます。

ヘリンボーンの床の印象
▲ヘリンボーン張りの床はクラシックで、華やかな印象です。
>>写真のショールームをもっと見る!

乱尺張りの床の印象
▲乱尺張りはつなぎ目が不規則な分、木の風合いが際立ちます。
>>写真のお部屋をもっと見る!

2.床材を変えて性能アップ!

床材を変えることで、デザインだけでなく、床の性能もパワーアップすることができます。
フローリング・カーペット・タイルなど、選ぶ床材によって効果はさまざま。

  • お手入れが楽チンになる(耐水性・耐久性)
  • 足音が響きにくくなる(防音性)
  • 滑りにくくなる
  • 傷が付きにくくなる
  • ハウスダストを抑える

たとえば、キッチンの床は汚れたらサッと拭き取れるように、防水性や耐久性に優れた床材を選びたい。
あるいは、小さなお子さんのいるご家庭では、足音が響きにくい床材を使いたい。
そんな風に用途や環境に合った床材を選ぶことで、暮らしはもっと快適になります。

一般的な7つの床材の性能比較

まずは、一般によく使われている床材の特徴から見ていきましょう。下の表はポピュラーな床材7種類の性能が一目で分かるようまとめたものです。

床材の特徴一覧

それでは、それぞれの床材の特徴をくわしく見ていきましょう。

①複合フローリング

複合フローリングの部屋
▲表面に天然木をあしらった複合フローリング
>>写真のお部屋をもっと見る!

複合フローリングは、もっとも広く使われている床材です。
複数のベニヤを接着剤で張り合わせた合板(基材)の表面に、木目調の表面材が貼り付けられています。表面材には、単板タイプとシートタイプの2種類があります。

  • 単板タイプ
    合板の上に厚み約5~3mmの天然木を貼り付けたもの。本物の木を使っている分高級感があります。
  • シートタイプ
    合板の上に木目を印刷したプリントシートを貼り付けたもの。お手頃価格で、多種多様なデザインが選ぶことができます。
複合フローリングの特徴

◆メリット

    • 傷や凹みが付きにくい
    • 耐水性が高く、汚れがつきにくい
    • 防音フローリングや床暖房対応など、機能のバリエーションが豊富
    • 木材特有の反りや割れなどが生じにくい

◆デメリット

    • モノによっては安っぽく見えてしまう

②無垢フローリング

無垢フローリングの部屋
▲肌触りがやさしい無垢フローリング
>>写真のお部屋をもっと見る!

無垢とは、切り出した天然木の一枚板のことです。
木本来の良さを楽しむなら、やはり無垢フローリングがオススメ。天然木をそのまま使っているだけあって、肌触りや質感が複合フローリングと比べて断然に良いのです。

無垢フローリングの特徴

◆メリット

    • 見た目の風合いや香りがいい
    • 調湿作用があるため、乾燥する時期は湿気を出し、湿気が多い時期は吸収する
    • 断熱性が高く、冬に素足で歩いても冷たくない
    • キズや汚れがついたら表面を削れるので、補修がカンタン
    • 経年変化を楽しめる

◆デメリット

    • 木材特有の反りや割れなどが生じやすい
    • キズがつきやすい

③カーペット

カーペットの部屋
▲防音効果にすぐれたカーペット
(出典:http://rdcny.us/bedroom-with-carpet-floor/

カーペットは、床の敷物の代表的存在です。
繊維質のためどうしてもほこりやダニ、汚れなどの衛生面が気になりますが、最近は防汚加工や防ダニ加工・さらには消臭加工など、商品バリエーションが豊富にあります。
足音や声が響きにくく、またホコリが舞いにくいので、寝室や子供部屋の床におススメです。

カーペットの特徴

◆メリット

    • 吸音・遮音に優れている
    • 断熱性が高く、冬に素足で歩いても冷たくない
    • やわらかく弾力があるため、転んでも怪我をしにくく、安全性が高い
    • 滑りにくい

◆デメリット

    • ダニやほこりがたまりやすい
    • においやシミがつきやすい
    • 手入れが難しい

④コルク

コルクタイルの部屋
▲クッション性が高いコルク
(出典:http://www.holzern.co.jp/11cork.htm

コルク材は、皇室のお子さまのお部屋に取り入れられたことで注目を集めましたね。
粉砕したコルク樫の樹皮を圧縮してつくるコルクタイルは、クッション性が高く、転んでもケガをしにくいのが特徴です。またアレルギーの原因となるハウスダストが発生しにくいため、子供部屋やおじいちゃん・おばあちゃんのお部屋にオススメです。

コルクの特徴

◆メリット

    • 吸音・遮音に優れている
    • 断熱性が高く、冬に素足で歩いても冷たくない
    • やわらかく弾力があるため、転んでも怪我をしにくく、安全性が高い
    • アレルギーの原因となるハウスダストが発生しにくい

◆デメリット

    • 値段が高い
    • 色やデザインのバリエーションが少ない

⑤フロアタイル

フロアタイルの部屋
▲水をはじくフロアタイルはキッチン向き
>>写真のお部屋をもっと見る!

フロアタイルは、木材や石材を塩化ビニルで再現したタイルです。
丈夫で水に強く、汚れたらサッと水拭きすればシミにもなりづらいため、キッチンやインナーテラスにオススメ。

フロアタイルの特徴

◆メリット

    • 耐久性に優れている
    • 耐水性が高く、汚れがつきにくい。また、水拭きできるのでお手入れが楽チン
    • 色やデザインのバリエーションが豊富

◆デメリット

    • 硬いので、ヒザや腰に負担がかかりやすい
    • 足触りが冷たく、ヒヤッとする
    • 吸音性が低く、音が響きやすい

⑥クッションフロア

クッションフロアの部屋
▲濡れてもOKなクッションフロアは水回りに便利
>>写真のお部屋をもっと見る!

クッションフロアは、塩化ビニル系の床材です。
名前のとおり柔らかくクッション性に富み、水に強い素材です。水回り全般、とくにキッチンの床は、もし食器を落としたときも割れづらいのでオススメです。

クッションフロアの特徴

◆メリット

    • 色やデザインのバリエーションが豊富
    • 耐水性が高く、汚れがつきにくい。また、水拭きできるのでお手入れが楽チン
    • 価格がリーズナブル
    • 張り替えがカンタン

◆デメリット

    • モノによっては安っぽく見えてしまう

⑦畳

畳の部屋
▲モダンなデザインも増えてきた畳
>>写真のお部屋をもっと見る!

畳は、和室には欠かせない床材です。
最近ではカラーバリエーションや形の種類も増え、従来にはなかったオシャレなデザイン畳が増えています。洋室に畳スペースを取り入れる方も増えてきています。

畳の特徴

◆メリット

    • 肌触り、香りが良い
    • 吸音・遮音に優れている
    • 調湿作用があるため、乾燥する時期は湿気を出し、湿気が多い時期は吸収する

◆デメリット

    • ダニやほこりがたまりやすい
    • 色あせしやすい
    • 擦れや水に弱く、耐久性は優れていない

ライフスタイルで選ぶおススメ床材

どの床材を選んだらいいかは、その家で生活する人のニーズによって変わってきます。
「やんちゃ盛りの子供が走り回るので、足音が響きにくい床材を選びたい」
「夫婦とも仕事が忙しく、家事時間をなるべく短縮したいので、お手入れがラクな床がいい!」
などなど、家族構成やライフスタイルに応じて選びましょう。
中でもよく聞かれるご要望は次の3つです。

①お子さまの足音や生活音を抑えたい

  • クッションフロア・コルク・カーペット

防音性の高い床材を使うのがいいでしょう。この3つの床材はクッション性にも優れているので、転んだときにケガの心配が少ないという点でもオススメです。
中でもお子様のアレルギーなどが心配な方は、少し高いですがコルクがベスト!
また、淡い色を使うと汚れが目立ってしまうので、暗すぎない中間色がオススメです。

②毎日のお掃除を楽チンにしたい

  • 複合フローリング・フロアタイル

複合フローリングはもっとも多く使われている床材だけあって、これといった特徴はありませんが全てにおいて万能です。もちろん、掃除のしやすさも考慮されて作られています。掃除用品も、複合フローリング用のものはたいていのドラッグストアでカンタンに手に入ります。

また、床の固さ・冷たさなど気にされない方は、フロアタイルもオススメです。水に強いので、汚れたらサッと水拭きすればシミになりません。

③気軽に模様替えを楽しみたい

  • クッションフロア・タイルカーペット

この2つの床材は今ある床の上に敷くだけで、カンタンに模様替えができます。部分的に貼ってスペースを分けたり、色違いや柄違いを組み合わせて貼ったりしてもOK! 価格もリーズナブルなので、気分に応じて気軽に模様替えを楽しめます。

3. 床リノベーションの工事方法

床材について一通り見てきたところで、ここからは床材を施工する方法や、コストの違いについてお話していきましょう。

床を取り替える2つの方法

床の取り替えは張り替えか、重ね貼りか、どちらかを選んで施工します。それぞれメリット・デメリットがありますから、確認していきましょう。

◆張替え

今ある床をいったん剥がして、新しい床材を貼る工法です。

張り替えの特徴

◆メリット

    • リフォーム前後で床の高さがほとんど変わらない
    • 床の下の状態を確認することができる(腐食している場合は、修繕できる)

◆デメリット

    • 巾木などの別部分の工事が必要になることがある
    • 工事の手間がかかり、廃材もたくさん出るので費用がかさみやすい

◆重ね張り

今ある床材の上から、新しい床材を重ねる工法です。既存の床を剥がす必要がない分、工事にかかる費用や工事期間が省かれるため、比較的カンタンに施工できます。

重ね貼りの特徴

◆メリット

    • 床が厚くなる分、丈夫で防音性能も上がる
    • 床を剥がす必要がない分、工事がカンタンで、費用を抑えることができる

◆デメリット

    • 床が厚くなる分、扉などの建具の高さの調整が必要になることがある
    • 床の下の状態を確認することができない

重ね張りの方がほとんど廃材も出ないので、予算は低く抑えられます。しかし、張り替えの場合は床下がカビていないかなど、工事のときに普段見えない部分もチェックできます。予算に余裕がある方は、張り替えの方をオススメします。

床の構造を変更する

マンションの床の構造は、大きく分けて直床と二重床の2種類があります。スラブ(建物を支える構造体)とお部屋の床の間に空間があるか・ないかの違いです。

床構造

◆直床

直床とは、床スラブ(コンクリート)の上に直接床材を張る工法のことを言います。
マンションの場合、一定の防音性能が求められるので、規約によってクッション材が付いている床材を使用するケースが多いです。そのため、フローリングでもフカフカとした踏み心地になります。
また、床下に給排水管を通すため、水回りの周辺だけは二重床になっている物件も少なくありません。この場合は水回りだけ床の高さが上がるので、キッチンやバスルーム・洗面所などで段差が発生します。

◆二重床

二重床とは、床スラブと床材の間に空間をとる二重構造の工法をいいます。
床下の空間に配管を通すことができるので、直床と比べて間取り変更・リフォームがしやすい構造だといえます。床材の高さを合わせれば、段差のないバリアフリーの住まいにすることも容易です。
ただし、床下に空間を取る分、天井高は低くなります。

直床から二重床へ。あるいは二重床から直床へ。床構造を変更すると天井高が変わるため、床だけでなく壁紙や建具の変更も必要になります。大規模な工事になる分、費用も通常の張り替えの倍以上かかってきます。
「床のデザインや機能を良くしたい」というだけなら通常の張り替えで充分です。
しかし、次のような場合には、構造の変更も検討することになります。

①天井高を上げたい

  • 二重床から直床へ変更する

スラブと床の間の空間をなくし、天井高を広げます。
ただし、水回りは床下に配水管を通すのが一般的ですから、そこだけ二重床にする必要があります。他の部分と段差ができますので、注意が必要です。

②床をバリアフリー化したい

  • 直床から二重床へ変更する

二重床はスラブの上にもう一つ床をつくるので、床の高さを揃えて段差をなくすことができます。
ただし、一番高いところに揃えるため、天井高はその分低くなります。圧迫感がないか、背の高い家族がかえって不便を感じないか、充分検討する必要があります。

バリアフリー化した床
▲バリアフリー化して、段差をなくした床

工事をする前に……床リノベーションの注意点

戸建ての場合は、技術的に可能かどうかということの他はあまり気にすることもありませんが、マンションの場合は、床に手を加える際は管理規約との兼ね合いが必要です。

集合住宅であるマンションは、防音対策として床材が指定されている場合があります。「もともとカーペットの床をフローリングに変えたい! 防音フローリングなら問題ないでしょう?」と思いきや、カーペット以外禁止と決められているケースもあります。

また、工事の前に管理組合に工事申請を出さなくてはなりません。マンションによっては「近隣の住民の承認が必要」と決められている場合もありますから、とくに音の出る工事は時間帯など、必要に応じて調整しましょう。

リノベーション業者の選び方

リノベーションやリフォームを請け負う業者には、リノベーション(リフォーム)会社・工務店・ハウスメーカー・床材メーカーのリフォーム部門……と色々あって、どこに頼んだらいいのか迷ってしまいますね。
毎日踏んで歩く床だからこそ、信頼できる業者に任せたいもの。ここでは業者選びのヒントに、それぞれの会社の特徴をまとめてみました。

①リノベーション(リフォーム)会社

リノベーション(リフォーム)を専門にしている会社で、自社でプランニング(設計)・工事の手配・監理をおこないます。施工は外部の専門業者がおこない、リノベーション会社はそれをマネジメントする立場です。
設計から施工まで自社で取り仕切るので、「床を張り替えるなら、下地の状態も調査しておきましょう」「配管が古くなっているので、いっしょに取り替えた方が安心ですよ」というような提案が得意。「この機会に他の修理が必要な部分もチェックしたい」という方には、とくにおススメです。

②工務店

新築の家を建てる業者のイメージが強い工務店ですが、リノベーションやリフォームを手掛けている会社も多いです。
自社で大工さん・職人さんを抱えていて、社長も大工さん出身というケースが多いですね。工事の専門家集団のため、デザインよりも丈夫さや住みやすさ重視の傾向です。

③ハウスメーカー

現在お住まいのお家を建てたハウスメーカーや、マンションを建てたデベロッパーにリフォームを依頼することもできます。
お住まいの建築を手掛けた会社であれば、建物の構造や使用した建材について、誰よりもよく理解しているといえるでしょう。「故障やキズを元通りに修繕したい」というような場合には、やはり話が早いです。
ただし、会社によってはリフォームの規格が決まっていて、デザインや機能を自由に変えられない場合があります。また、料金も工務店やリノベーション会社に比べて割高になる傾向です。

④床材メーカーのリフォームショップ

床材に限りませんが、建材メーカーの中にはリフォーム部門を持っている会社があります。メーカーは床材のプロフェッショナルですから、製品の特徴や施工方法について熟知しています。
ただし、母体がメーカーなので当然ですが、自社の製品しか選べません。「この会社の無垢材を使いたい!」というように、どの床材を使うかすでに決まっている方向けの選択肢といえるでしょう。

工事を任せる会社を決める際は、必ず2~3社に相見積もりを取るようにしてください。相見積もりを取ることで費用を比較できますし、施工方法やプラスされる機能といった工事の内容についても比べることができます。

4.床暖房を設置するポイント

床をリノベーションする際、併せて検討したいのが床暖房の取り付けです。
床暖房だけ後から施工するとなると、また床を張り直さなくてはいけません。費用の関係で諦めたけれどやっぱりつけておけばよかった……と後悔する方も少なくないようです。
ここでは、床暖房設備の選び方や、施工で注意すべきポイントについてお話ししていきます。

床暖房の種類

床暖房は電気式と温水式タイプがあります。
電気式は工事がカンタンで費用もかからない一方、実際に使用した場合のランニングコストは温水式の方がおトクです。また、温水式の方が早く・ムラなくお部屋を暖めることができ、さらに一定以上に温度が上がらないように設定できるので、低温やけどの心配もありません。
とくにリビングなど広い空間で、生活の中心となるお部屋に設置するのであれば、なるべくなら温水式をオススメします。

温水式床暖房
▲温水式床暖房の施工の様子

床暖房と床材

床暖房を設置する場合は、床暖房専用の床材を敷く必要があります。
フローリング・カーペット・フロアタイル・クッションフロア・畳とそれぞれ床暖房用の製品が出ています。最近は無垢フローリングでも床暖房対応の製品が登場しており、選べる床材の幅が広がってきています。

床暖房の施工の方法

もとの床を剥がして設置する方法と、もとの床の上に設置する方法があります。つまり、張り替えでも重ね貼りでも対応できるということです。
仕上がりが美しいのはやはり張り替えです。この場合、断熱材も新しくできるので、より省エネ効果も期待できます。重ね貼りと比べると手間や費用は嵩みますが、長い目で見ると張り替えの方をオススメします。

5.DIYで床をセルフリノベーション

DIY

DIYがお好きな方なら、自分で床を変えるのも楽しいですし、費用もプロに頼むより抑えられますね。
とはいえ、床の施工は「費用を抑えたいから」という理由だけで挑戦するには、正直なところあまりオススメできません。床は範囲が広い分、時間も労力も要りますし、キレイに仕上げるには技術が必要です。
DIY初心者の方は、とくにリビングの床を変えるといった重要な施工はプロに任せた方が安心です。
「DIYを楽しみたい。セルフリノベーションに挑戦したい」という方は、まずは小さい洋室から始めていきましょう!

DIYで床を変える方法

自分で施工するなら、重ね貼りが比較的カンタンです。
張り替えとなると廃材も出ますし、もとの床がうまく剥がれず、追加で工事しなくてはならない部分が出てくる場合があります。張り替えをしたい方は、やはり業者に任せるのが無難です。

重ね貼りで注意したいことは、床材が二枚になる分、高さが上がるので、ドアや収納の扉が開かなくなるおそれがあるということです。全体を貼る前に、扉と床の間に充分な隙間があるか確認することをお忘れなく!

DIYにオススメの床材

さまざまな床材の中でも施工がしやすいのは、クッションフロア・タイルカーペット・フロアタイルの3つです。

◆クッションフロア

クッションフロアは薄い塩ビ系シートで、カッターやハサミでカンタンにカットできます。大きなシート状になっていますから、部屋の大きさに合わせてカットして、ボンドや両面テープで今ある床の上に貼り付けたら完成です。部屋の大きさピッタリに、真っ直ぐカットできるかがポイントになります。

◆タイルカーペット

タイルカーペットはパネル状になっているので、並べてボンドや両面テープで貼っていくだけ! お部屋の端から端まで隙間なく敷き詰めるのは技術が要りますが、一角に貼ってスペースを分けるやり方ならカンタンだしオシャレ。汚れた部分はそこだけ張り替えることもできるので、ズレないマットとしてキッチン前に敷いたり、リビングの一角にキッズスペースをつくったりといった使い方がオススメです。

◆フロアタイル

フロアタイルもタイルカーペットと同様パネル状になるので、並べて貼るだけで施工できます。薄いのでカッターでカンタンにカットでき、DIYの幅が広がります。デザインの幅が広く、木目調や石目調など、質感までリアルに表現したものも。その分クッションフロアに比べて値段が張りますが、デザインや質感にこだわりたい方にオススメです。

 

以上のように、床のリノベーションについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

床材にも様々な種類があり、それぞれ特徴があります。床をリノベーションする際は、それぞれの床材のメリット・デメリットをよく理解して、ご自身のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
そのためには、住まいづくりのプロである業者を上手に利用することも大切。

「どの床材が私の生活に一番合っているのか知りたい!」
「家具や建具とのコーディネートも考えて、お部屋をセンス良く仕上げたい!」

そんな風にお考えなら、ぜひリノベーションのひかリノベにご相談ください!

相談会2

ひかリノベは物件選びから設計・施工まで、皆さまの理想の住まいづくりをワンストップでサポートするリノベーション会社。

たとえば「子どもの足音が響かないか心配……」「カーペットの床ではインテリアが決まらない!」というようにお悩みのアナタ! ぜひ私たちひかリノベにご相談ください。アナタのそのお悩みやご要望から、ベストなリノベーションプランをご提案いたします!

ご相談は上の画像から! どうぞお気軽にお申込みください♪

この記事のまとめ

室内は靴を脱いで過ごす日本の家において、床は非常に重要な役割を担っています。お部屋のイメージを変えたり、より過ごしやすく機能を改善したりするには、床材の選び方が重要です。

まず、床材のデザインを決めるポイントは色味・素材・フローリングの張り方です。インテリアやどんな雰囲気のお部屋にしたいか、たとえばダークカラーのタイルの床ならシックで都会的なイメージ、ライトカラーの無垢フローリングなら優しくナチュラルなイメージというように決めていきましょう。

また、床材の性能も過ごしやすいお部屋作りの大切なポイントです。足音が響かない・お手入れが楽チン・ハウスダストが発生しにくいなど、床材によって効果はさまざま。たとえば、複合フローリングは汚れたらサッと水拭きすればよく、傷や凹みもつきづらいので扱いやすいのが特長です。一方、無垢フローリングは天然素材であるためメンテナンスが欠かせませんが、肌触りや香りの良さはピカイチです。
「素足で気持ちよく歩ける床がいい」という方は無垢材、「子どもが小さいので、足音が響かない床がいい」という方は防音機能つきの複合フローリングというように、ご家族の生活やニーズに合わせて選んでいきましょう。
また、「床暖房を設置したい」という場合は専用の床材を使用しなくてはいけませんので、注意が必要です。

このように、床材はお部屋のデザインと性能を決める重要なファクターです。
「インテリアが映える床材はどれ?」「愛犬にやさしい、滑り防止の床材を選びたい」などなど、床材選びに迷ったときは、ぜひひかリノベにご相談を! 両国・五反田・横浜・湘南の各ショールームでは、実際にサンプルを見て・触ってご確認いただくことも可能です。

  • Pocket
  • LINEで送る