
マンションでも「理想の間取りに変えられるの?」「間取り図のイメージ通りにできる?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。マンション購入後に「思い描いた理想を実現できるのか」と不安に感じるケースも少なくありません。
ただし、もともとの建物構造や配管経路によっては一定の制約もあるので注意が必要。
この記事では、マンションの間取り変更リノベーションについて解説します。当社で実際に間取り変更リノベーションをおこなった事例、リフォーム費用の目安、物件選びの注意点など、検討に役立つ情報をわかりやすく紹介します。
これからマンションリノベーションを検討中の方は、ぜひ参考になさってくださいね。
目次
マンション間取り変更リノベーション事例【家族構成別】
一人暮らし|壁で区切らないゆったりワンルーム

一人暮らし|壁で区切らないゆったりワンルーム(事例: https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0070/)
既存の間仕切り壁を撤去し、個室をあえて設けずにワンルーム構成としたことで、ゆったりとした開放感を実現。水廻りも、シャワー・洗面・トイレ空間を一体化した海外仕様のオープンバスを採用しました。内装の面でも、躯体現しとすることで天井高を最大限に確保しています。
二人暮らし|収納たっぷり・ゆとりある1LDK

二人暮らし|収納たっぷり・ゆとりある1LDK(事例:https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0107/)
細かく区切られた3LDKから、1LDKに間取り変更し、リビング・ダイニングを広々と確保。玄関からリビングまでを一直線の動線にし、採光・風通しを改善している点もポイントです。ワイドに拡張した玄関土間にオープン収納を、寝室向かいにファミリークローゼット空間を設け、収納力・収納動線もバッチリ。
三人暮らし|家事ラク動線と、可変的な子供部屋

三人暮らし|家事ラク動線と、可変的な子供部屋(事例:https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0106/)
間取りを抜本的に見直し、キッチンを中心とした回遊動線に。買い物から帰宅したら、玄関わきのファミリークローゼットで上着を脱いで、洗面コーナーで手洗いうがい、そしてキッチンへ。ランドリーがキッチン横にあり、お料理とお洗濯を同時並行できる点もポイント。明かりとりに室内窓を設えた子供部屋は、将来を見据えて部屋を二つに割ることもできるよう、梁下に下地補強を入れ、コンセントを部屋の四隅に用意しました。
在宅勤務|オンオフを切り替えるワークルーム

在宅勤務|オンオフを切り替えるワークルーム(事例:https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0092/)
4K以上を3LDKに変更。特徴的なのは、ゆったりとした玄関土間を間に挟むことで、居住空間からゾーニングしたワークルーム。リモート会議の音の問題や、オン・オフの切り替えの問題を、間取りで解消するプランニングです。リモートワークが日常になり、仕事時間とプライベートを切り替えにお悩みの方へおすすめのプラン。リビング側は、キッチンを中心にした回遊式レイアウトで家事動線も快適に。
マンションは「リノベーション」で間取り変更ができる
戸建の注文住宅だけでなく、マンションでもリノベーションで間取り変更が可能です。
マンションの場合は専有面積が決まっていますが、住戸の中で新たに壁を立て部屋数を増やしたり、間仕切り壁を取り払って二室を一室にしたり、間仕切り壁の位置を変えて一室の広さを最適化したりと、家族構成や家事動線に合わせ、より暮らしやすい住空間に変えることができます。
居室だけでなく、浴室を広くしたり、壁付キッチンを対面に変えたりといった、水廻りの拡張や移動も可能。
ただし、建物構造や配管経路といった技術的な制約や、管理規約による禁止事項もあるので、注意が必要です。
間取り変更しやすい物件、しにくい物件
間取り変更ができない場合もあるのでしょうか?
マンションの建物構造によっては、住戸の中に壊せない壁があり、希望の間取りを実現できないケースがあります。水廻りの移動も検討している場合は、配管経路による制約を受けることもあります。
ここでは、リノベーションの妨げとなりやすいポイントについて解説します。
壁式構造とラーメン構造
マンションの構造には、「壁式構造」と「ラーメン構造」という種類があります。
「壁式構造」は、建物を支える「構造壁」を壊すことができないので、間取りの変更に制約があります。築古物件に多いので、中古マンションを買ってリノベーションする場合は、希望どおりの間取りにできるかどうか確認して物件選びをする必要があります。

出典:(一社)マンションリフォーム推進協議会「中古購入+リフォーム チェックリスト」 (http://repco.gr.jp/knowhow/checklist/check4)
PS(パイプスペース)の位置
水回りの移動はPS(パイプスペース)の位置を考えなくてはなりません。
PSとは、上下階の給排水管をまとめて通しているスペースのことで、動かすことができません。
キッチンやバスルームなどの水回りを動かしたくても、PSからあまり遠くにすると配管の勾配がとれず、給排水がうまくできなくなってしまいます。水回りは移動できる範囲に限りがあることを覚えておきましょう。とくにマンションのリノベーションでは、PS位置が希望の間取りに影響しないか、よく検討する必要があります。
共用部分と専有部分
マンションには「専有部分」と「共用部分」があります。
リノベーションで変更できるのは専有部分(住戸内)に制限されます。共用部分(共同廊下や階段・エントランスなど)は手を加えることができず、増設も不可能です。
窓(ガラス・サッシ)や玄関ドア・バルコニーは、部屋についているものだから好きに変えてもいいのでは? と思われがちですが、じつは共用部分。戸建てとは違い、勝手に色を塗り替えたり、新しいものに交換したりすることはできません。
また、建物の構造体も共用部分にあたります。築年数や建物の丈夫さなどは関係なく、構造体を削って天井を高くしたり、前述の構造壁を壊したりといった工事もできません。
耐震補強工事も同様です。構造体に触れる工事は、マンション全体の構造耐力に関わるため、個人で自由に手を加えることはできません。
マンションを買ってリノベーションする場合は、これらの「変えられない部分」をよく確認する必要があります。
マンションの間取り変更リノベーションの費用の相場
間取り変更を伴うリノベーション工事の費用は、間取り変更に伴って行う工事の内容、採用する設備や内装建材のグレード、住戸の広さ、また物件の状態によって上下しますが、一般的に広さ60平米の住戸であれば、費用の目安は1,000万円~。
下記は、ひかリノベも加盟しているリノベーション会社ポータルサイト『SUVACO』調べのデータです。専有面積60平米のマンションの一室を例に、800万円~/1,000万円~/1,500万円~で「何ができるか」をまとめました。
| 工事内容 ※マンション 60㎡を想定 |
予算 | ||
| 800万円 | 1,000万円 | 1,500万円 | |
| 水まわり設備の取り換え | ◎ | ◎ | ◎ |
| 内装(床、壁、天井)の一新 | ◎ | ◎ | ◎ |
| 間取り変更 | △ | ◎ | ◎ |
| 造作家具や素材へのこだわり | △ | △ | ◎ |
| 断熱工事 | × | × | ◎ |
データ出典:SUVACO『予算別 リノベーションでできること』
上表のように、マンションの間取りを見直す場合は、1,000万円~が目安となります。
水廻りの大幅変更を含む場合や、内装や設備機能にこだわりがある場合、梁や段差など既存の物件状況によっては、費用もさらに嵩みやすくなります。
リノベーションはひかリノベ
マンションの間取り変更リノベーションについて、施工事例や事前に知っておきたい注意点、費用相場などについて解説しました。
マンションであっても、リノベーションによってご自身の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、住まいを自由にカスタマイズできます。たとえば、一人暮らしなら開放感のあるワンルームに、家族世帯なら回遊動線を活かした子ども部屋や収納たっぷりのLDKなど、暮らしに合わせたプランニングが可能です。
ただし、マンション特有の構造や配管経路、共用部分の制約があるため、一戸建てとは異なる専門的な知識が必要となります。後悔しないためには、フルリノベーションにも対応できる実績豊富なリノベーション会社に相談することが重要です。
当社ひかリノベは、オーダーメイドのリノベーションと中古マンション・中古戸建の売買仲介サービスをご提供しています。
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