小上がりに腰掛け、キッチンを囲んで
エリア | 神奈川エリア |
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家族構成 | 二人暮らし |
面積 | 78.32㎡ |
間取り | 4K以上 → 2LDK |
テイスト | 和風,ナチュラル,北欧,ヴィンテージ |
特徴 | コの字型造作キッチン,小上がり畳,回遊動線,オープン洗面,WIC,SIC |
小上がりに腰掛け、キッチンを囲んで
マンションのフルリノベーション事例です。
コの字型キッチンと小上がり畳を大きく据えたLDK。ダイニングテーブルは置かず、小上がりに腰掛け、広いワークトップがダイニングカウンターを兼ねるスタイルとしました。キッチンと小上がりはどちらも造作品。メラミン素材のキッチンは、マットな黒灰色がインダストリアルなルックス。小上がりは台突き出しの形状がスタイリッシュな印象で、「インダストリアル」と「和」異なるテイストが違和感なく調和しています。
このキッチン廻りの空間には、小上がりの他にはキャビネット等の家具は置いていません。「収納はできるだけ隠して、スッキリ暮らしたい」というお施主さま。ワークトップ下の収納スペースがたっぷりのコの字型キッチンは、そんなお施主さまに最適の選択でした。さらにキッチン脇の壁で目隠しされる場所に家電コーナーを設け、リビングからは生活感が見えにくく。小上がりの中も、季節家電など嵩張る荷物の収納空間となっています。
ソファを置いたリビングスペース側は、窓辺の床を一段下げてインナーテラスに。気分を変えてコーヒータイムを楽しんだり、スポーツウェアの予洗いや家具の組み立てなどの作業スペースとしても活躍しているそう。庭のないマンションでも、こうした土間空間があると暮らしがちょっと便利に、豊かになります。
間取りは、構造上動かせない壁がある中、水廻りと収納のレイアウト変更で使い勝手が大きく向上しました。キッチン/洗濯機置場/洗面コーナーが回遊できるよう計画し、家事動線を合理化。玄関横にSIC、玄関前にWICを配し、お出かけの動線もシンプルに。洗面コーナーはオープンスタイルで廊下に配置しました。