おいしい生活を彩る、キッチンリノベーションパターン別実例集


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おいしいご飯は心地よい暮らしの基本です。
毎日の食事を用意するキッチンは、いわば「お家の心臓」。最近はLDK一体型の間取りが主流のため、便利さだけでなく、オシャレな空間づくりも大切になってきました。
お気に入りのデザインでまとめたキッチンなら、日々のお料理もグッと楽しくなりますよね。

何気ない日常にも心ときめく住まいづくりは、キッチンから。

この記事では、キッチンの間取りや設備の選び方、こまごました食材や調味料・かさばるお鍋やフライパンといったキッチンツールをスッキリ収納するアイデアなどなど、キッチン空間のデザインを考えるためのヒントを、実際のリノベーション事例をもとに解説します。
これからキッチンをリフォーム・リノベーションする方のアイデア集として、ぜひご活用ください!

※こちらの記事はデザインアイデアに特化した内容となっています。工事にかかる費用や工期、リノベーションで出来ること・出来ないことといった内容はキッチンリノベーション・工事編をご覧ください。

1.キッチンレイアウトを考える

必要な食材をとって来たり、野菜を洗って刻んだり、お鍋でスープを煮ている間にサラダを盛り付けて、とお料理中は忙しく動き回るもの。ご家族いっしょにお料理を楽しみたい場合も、すれ違うたびに「そこどいて!」なんて言いながらではストレスになってしまいますよね。

快適に・楽しくお料理するためには、「動きやすい空間レイアウト」がとても重要です。そのためには、実際にキッチンに立っているところをイメージして、ベストな配置や形を考えていきましょう。

クローズ型とオープン型

まずは、キッチン空間全体の間取りについて見ていきましょう。

かつては「台所」「厨房」として独立した間取りが一般的でした(クローズキッチン
近年は、リビング・ダイニング・キッチンが一体となったLDKが増えてきています(オープンキッチン

独立したキッチン~クローズ型

クローズキッチンは、片付きにくい調理空間がリビングから見えないメリットがあります。シンクの水音や調理中のにおいも気になりません。リビングの生活感を抑えて、スッキリと見せたい方にオススメの間取りです。

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▲参照:feve casa

しかし、ほかのお部屋と区切られているということは、お料理中は家族から引き離されてしまうデメリットにもつながります。
また、広さや日当たりを確保することが難しく、とくにマンションでは閉鎖的な間取りになりやすいことも注意しなくてはいけません。

一体化したLDK~オープン型

オープンキッチンは、お料理しながら家族と会話が楽しめる、小さなお子さんがいるご家庭では目を離さずにいられるので安心、といったメリットがあります。
また、お部屋を区切らない分、開放的で、空間を広くつかえます。キッチンのデザインにこだわって、カフェやレストランのようなムードのLDKにしたいという方にもオススメです。

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一方、つねにキレイに片付けていないとリビングも雑然とした印象になりがちなデメリットがあります。そこで、シンク周りや手元に目隠しの壁をつくるケースもあります(セミオープンキッチン

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家事動線で選ぶキッチンタイプ

独立したキッチンの場合は、動き回るスペースを広く取るために壁付けタイプが一般的です。
一方、一体化したLDKでは、オープンなスペースをどのように使うかによって、より自由度が高くなっています。近年は、お料理中もリビングが見渡せる対面のレイアウトが人気です。

壁付け型

壁付けのメリットは、空間を広くつかえること。

クローズキッチンは、他の居室を広く取るために小さな間取りになりがちです。そのため、シンクやコンロ・作業台などの設備は一方の壁に寄せて、通路を確保する必要があります。

オープンキッチンの場合、部屋の端に寄せるためLDKが広くなります。
キッチン設備のすぐ後ろにダイニングテーブルを置けるので、調理スペースと食事スペースがコンパクトにまとまります。お料理ができたら振り返るだけでスグ配膳できるし、ダイニングテーブルを作業台代わりにすることもできるので、家事動線もバッチリです。
また、正面が壁になりますから、リビングの床に油跳ね・水撥ねする心配もありません。

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デメリットは、食器棚や冷蔵庫・電子レンジといったキッチン家電をどこに置くかが難しいこと。
一般的にはキッチン設備の端になりますが、横に長いI型の場合は動線が遠くなる心配があります。ムダな動きを減らすためには、L型にして横の移動を短くする、家電のビルトインといった工夫が必要です。

また、オープンキッチンの場合、内側がリビングから丸見えになってしまいます。マメで片付け上手な人でないと、急な来客にあたふたしてしまうことがあるかもしれません。

ペニンシュラ型

ペニンシュラ(半島)型は、キッチン設備の一部を壁に寄せた対面のレイアウト。
コンロとレンジフードを壁側に配置したペニンシュラ型は、対面キッチンでもっともよく見る形です。
リビングの家族と顔を合わせながらお料理できる、オープンマインドなキッチンです。

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リビング側にカウンターを付ければ、そこで配膳やちょっとした食事もできます。広いカウンターにして、ダイニングテーブルとして活用してもいいですね。
また、キッチンの内側がリビングから見えないので、生活感が抑えられることもメリットです。ワークトップやシンクが汚れていると目に入りやすいですが、背の低い壁をつくって目隠しすることもできます。

デメリットは、収納スペースが不足しがちなことです。背後に家電ボードや食器棚を置く、隣接したパントリーをつくるといった工夫が必要になります。
また、対面キッチンはシンクの水音やにおいがリビングに流れやすいことも注意が必要です。静音のシンクを選ぶ、コンロ前に壁をつくるなどの対策をしましょう。

アイランド型

アイランド(島)型は、海に浮かぶ島のように、四方を壁から離した対面のレイアウトです。
両サイドから回り込めるので、家族や友人同士でいっしょにお料理するとき便利!
シンクやコンロと作業台を分けて二列にするなど、自由な空間設計ができます。

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しかし、こうしたメリットを生かすためには広い空間が必要です。
一般的に、キッチンの通路幅は90cm程度(小柄な方は80cm)ご家族でキッチンに立つことが多い場合、大人2人がスムーズにすれ違うためには、120cm必要です。LDKを圧迫せずに動きやすいスペースを確保するためには、カウンターをダイニングテーブルと兼用にする、収納はパントリーを利用するなどの工夫が必要になります。

また、周囲に壁がないので、水や油が跳ねやすいことも要注意。コンロやシンクを分けて壁付けにする、コンロ周りに衝立を付けるなどの対策をしましょう。

2.システムキッチンどう選ぶ?

キッチン空間の間取りやレイアウトが決まったら、つづいてキッチン設備の選び方について見ていきましょう。
システムキッチンを選ぶポイントは、扱いやすいサイズ・丈夫でオシャレなワークトップ・必要十分なオプション機能が柱になります。

使いやすさのカギはサイズにあり

お料理のしやすさは、キッチンのサイズにかかっているといっても過言ではありません。
よく聞かれるお悩みは、「作業スペースが小さい」「高さが合わないので疲れる」「収納が足りない」。
ここではワークトップの大きさ・高さ・収納の3つの視点から、扱いやすいサイズの測り方をまとめていきます

間口は作業スペースが決め手

システムキッチンの幅のことを「間口」といいます。

キッチンのワークトップにはシンク・コンロ・作業スペースが並びます。
シンク・コンロは規格が決まっていて、標準サイズはシンク幅80cm、コンロ幅60cm(3口)です。
コンパクトサイズならシンク幅60cm、コンロ幅45cm(2口)。
ワイドサイズならシンク幅90cm、コンロ幅75cm(4口)となります。

ご家族が多い、来客が多いなどで大きなお鍋をよくつかうご家庭は、ワイドサイズのシンクが便利。
一方、ご夫婦やお子さんがお1人といったご家庭では標準サイズで充分という方が多いです。とくに食洗機をオプションで付ける場合は、さほどシンクの大きさは必要ありません。
コンロは口数によって大きさが変わりますから、「何口必要か」で決めることになります。

シンク・コンロと異なり、作業スペースは規格がありません。ですから、「キッチン間口は作業スペース幅で決まる」といえるわけです。
作業スペース幅は多くのメーカーが15cm刻みで設定できますが、近年1cm刻みで調整できる商品も登場しています。
作業スペースは広いほどいいと考えがちですが、広くし過ぎるとシンク・コンロ間の動線が遠くなってしまいます。キッチンツールや食材を並べられて、手を伸ばせば取れるくらいがちょうどいい広さです。
一般的なサイズは60〜90cmですが、自分のジャストサイズを把握するためには、ショールームで実際の動きを真似してみましょう。

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このように考えていくと、キッチン全体の間口(ワークトップ端からシンク・コンロまでののりしろ部分を含めて)I型の場合で215〜255cm程度がめやすということになります。
作業スペースをもっと広くしたい、調理スペースと配膳スペースを別々に取りたいという方は、L型や二列型のキッチンレイアウトを採用して、直線の移動を短くすることをオススメします。
シンク(水回り)コンロ(火回り)冷蔵庫の配置が2、3歩で歩き回れるくらいの三角形を描くようにすると、ムダな動きがなくなります(ワークトライアングル

高さは家族の身長に合わせて

キッチンのワークトップが高すぎると腕が疲れますし、低すぎると腰が疲れます。
規格サイズは80〜95cm。しかし、ほとんどのメーカーがmm単位でちょうどいい高さに調整してくれます。キッチンをよくつかう方の身長に合わせて決めましょう。

ラクな姿勢で作業できる高さは、身長÷2+5cmがめやすです。
シンクの深さは、18.5〜20cmがラクに手が届き、水跳ねしにくいとされています。
ただし、個人差もあるので、ショールームで実際の動きを真似て、使用感を確かめることが大切です。

収納力は振り分けが重要

多くのシステムキッチンは、ワークトップ下が収納スペースになっています。さらに、セットの吊り戸棚やカップボードを買うこともできます。

必要な収納を考える際は、まず収納したい食器やキッチンツール・食品などをリストアップしてみましょう。

大小さまざまな食器やお鍋類を効率よく収納するには、引き出しの深さが仕舞いたいモノと合っているか、棚板を動かせるかといった「スペースの使い方」が重要です。
たとえば、よくつかうカトラリー類は、出し入れしやすい手前の引き出しに仕舞いたい。一方、夏場は出番がない土鍋は、踏み台が必要な吊り戸棚の中でも困らない。
このように、つかう頻度によって「どこに何を仕舞うか」をあらかじめ見当を付けておいてから、それに合ったスペースの振り分けをしているキッチンを選べば、「デッドスペースが多くて収納が足りない!」という心配がありません。

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▲参照:南海プライウッド

丈夫でオシャレなワークトップは?

包丁をつかったり、お料理を盛り付けたりといった作業をおこなうワークトップは、水や熱に強く、キズつきにくい丈夫な素材を選びたいですね。
もちろん、お料理を楽しむためにはデザインのカッコよさも外せません。

キッチンのワークトップでポピュラーなのは、ステンレス人工大理石です。
メーカーによっては、木・石・タイルといった天然素材も選べます。

ステンレス・人工大理石

システムキッチンのワークトップとして、まず選択肢に上がるのがステンレスと人工大理石でしょう(本物の大理石を混ぜているものは、とくに「人造大理石」と呼び分けることもあります)

ステンレスは水や熱に強く、汚れてもサッと拭き取ればキレイになります。さらに、薄いキズは自己修復してくれるので、お手入れ楽チン! 丈夫さ、扱いやすさがメリットです。
ただし、年数が経つとだんだん光沢がなくなる、水垢が目立ちやすくなるといったデメリットがあります。また、鉄の鍋やフライパンを置くことで、もらい錆びのおそれがありますからご注意ください。

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人工大理石は豊富なデザインが魅力。とくにオープンキッチンでは、LDKのインテリアとして高級感があるので人気です。
ただし、熱に弱いので、熱いお鍋をコンロから下ろすときなど鍋敷きが必要です。熱い鍋底に触れると変色してしまいます。もし焦げてしまうと、有害物質が発生するおそれも。また、汚れを放置するとシミになりやすいので、すぐに拭き取らなくてはいけません。
美しい分、その美しさを保つためには、こまめなお手入れが必要ということですね。

木・石・タイル

メーカーによっては、木・石・タイルといった自然素材を選ぶことができます。

自然素材は年月が経っても劣化しにくく、キズも「味」として楽しめます。ただし、良い状態をキープするためには素材に合わせたお手入れが欠かせません。

木は、水濡れや汚れがシミになりやすいので、こまめな乾拭きが必要です。
石も、汚れをそのままにしておくとシミになってしまいます。お醤油やソース類をこぼしてしまったときは、かたく絞った布巾で水拭きしてください。
タイルは、目地に汚れが入り込みやすいのでご注意ください。汚れたときは、台所用洗剤を浸した布で拭き取りましょう。

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▲参照:SUVACO

目移りしちゃう! オプション選び

最近のシステムキッチンは、家事の手間や時間を節約してくれる便利な機能がイロイロ選べるようになっています。
選べるオプションは各メーカー特色がありますが、ここではとくに「付けようか、どうしようか」と悩まれる方が多い食洗機・ディスポーザー・多口コンロを取り上げます。

食洗機はいまやマスト!?

忙しい毎日をサポートしてくれる機能として、食器洗い乾燥機を取り入れる方が近年、多くなっています。

一昔前の食洗機は「キレイに洗えない」「一度にたくさんの食器が入らない」といった問題がありましたが、いまはお湯をつかったり、高圧洗浄でお皿の隅まで洗えたりと進化しています。手洗いではヌルヌルが残りやすい油汚れもスッキリ落として、除菌までしてくれます。
それに、乾燥までしてくれるタイプが主流になっているので、よくつかう食器はそのまま入れたままにしておいて、収納を兼ねた使い方もできます。
また、手洗いでは水道を流しっぱなしにしがちですが、食洗機は「ため洗い」のため、大幅な節水が可能です。

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▲参照:リンナイ

据え置き食洗機も販売されていますが、たくさんの食器を一度に洗えるサイズとなると場所をとります。キッチンをスッキリと見せるためには、やはりビルトインがオススメです。

ディスポーザーで三角コーナー要らず

野菜くずやお魚の骨などの生ゴミは、イヤなにおいや害虫の原因になりやすく、とくに暑い季節は悩みのタネ。それに、三角コーナーはシンクの中で洗いもののジャマになります。

ディスポーザーは、シンクの流しに生ゴミを投入すれば、粉砕して下水に流してくれます。生ゴミが溜まらず、キッチンを清潔に保てる、ゴミを減らせる便利な機能です。

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▲参照:ISEジャパン

ただし、一部流せないゴミもあります。玉ねぎやトウモロコシの皮のような繊維質、熱いスープなどを流すと、故障の原因になるのでご注意ください。
また、下水処理の負担が増えるため、自治体によっては「独自の下水処理設備つきのマンションでなければ禁止」と決まっている場合があります。

一方、ゴミ焼却が減らせるため設置を推奨している自治体もあります。助成金が出る自治体もあるので、お住まいの市町村・区のHPをご確認ください。

こだわりのガスコンロ配列

先ほどシステムキッチンのサイズについてお話しましたが、メーカーによっては規格とは異なるコンロの口数や配列を選ぶことができます。

お料理がお好きな方は、「標準の3口コンロでは足りない」という声がよく聞かれます。あるいは、標準の3口コンロは三角形に配置されているので、同時につかいにくいという問題もあります。
そこで、コンロの口を増やしたり、配列を変えたりといったオプションが選べる商品が登場しています。

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ただし、コンロのサイズが大きくなれば、その分キッチンの間口も大きくなります。レイアウトをL字型や二列型にするなど、動線を短くする工夫が必要です。
また、換気のパワーも必要になります。吸気にすぐれたシロッコファンはマスト! 最近はレンジフードがコンパクトでも強力で、お手入れもカンタンな商品が各メーカーから登場しています。
IHコンロの場合、レンジフードなしでキッチンに換気扇を組み込める商品も登場しています。コンロのごく近くから吸い込むので油気やにおいがお部屋に広がりにくく、頭上にレンジフードがないため、視界もオープンになります。

3.キッチンまわりの収納アイデア

ズドンと大きいお鍋からこまごました調味料の小瓶まで、大小さまざまな食品やキッチンツールを収納するには工夫が必要です。
この頃はオープンキッチンが多くなっているので、省スペースで見た目もスッキリ収納するアイデアが従来以上に重要になってきています。

キッチンに隣接してパントリーをつくり、そこにかさばる家電やお鍋類もまとめて収納する間取りがいま、人気を集めています。
一方、お気に入りの食器や、おそろいのケースのスパイス類はインテリアとして「見せる」方法もあります。

ここでは、そうした「見せない収納」「見せる収納」のアイデアを、実例でご紹介していきます。

大容量! 注目のパントリー収納

とくにオープンキッチンはリビングから見えるので、「隠す」アイデアが重要です。
しかし、限られたスペースにたくさんのモノを収納しようとすると、「お皿はシンクの下、スープのお椀は食器棚、マグカップは吊戸棚の中」というように、動線がバラバラになりがち。
そこで、キッチン周りの収納を一ヶ所にまとめるパントリーがいま、人気を集めています。

パントリー室で「見せない収納」

パントリーは、もともと食品をストックしておく保管庫という意味ですが、食品以外の食器やキッチンツール、冷蔵庫、ワインセラーなど、何を入れるか決まりはありません。

キッチンの隣にウォークインクローゼットのような収納部屋をつくり、そこにキッチンツールや食材をまとめて仕舞っておけば、リビングから丸見えになってしまうキッチンまわりにはモノを置かずに済みます。
それに、一ヶ所にまとまっていれば、必要なものを取り出すのにあちこち歩き回らずに済みますし、「お客さん用の高級グラスを久しぶりに出そうと思ったら、どこに仕舞ったかわからない!」という心配もありません。

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▲参照:SUVACO

パントリーの大きさは、収納するモノの種類と量から考えると失敗しません。家電やキッチンツールを買い足したり、食材のストックが増えたりといったことも考えられるので、ピッタリではなく空きをつくっておくことがポイントです。
空間をムダなくつかうためには、収納したいモノに合わせて壁に棚を造作する方法がオススメ。可動式なら、ストック食材や食器の買い足しにも柔軟に対応できます。
冷蔵庫やワインセラーなど、充電が必要な家電を収納する場合は、コンセントの設置も忘れずに。

また、食べものを仕舞っておくので、湿気がこもらないように注意しましょう。窓がない小部屋でも、室内窓をつくる、入口は引き戸にする・もしくは扉をつけないといった工夫で、風通しがよくできます。

便利な動線の背面パントリー

お部屋を区切ることが難しい、あるいは動線が遠くなってしまう場合は、キッチンの背面や側面の壁に棚を造作して、壁面パントリーにする方法もあります。
あるいは、システムキッチンのオプションで、キッチン家電や食器・ストック食材まで収納できる大容量キャビネットや、組み合わせ可能な収納ユニットを選べるメーカーもあります。サイズが合えば、据え置きのパントリーとして代用できます。

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壁面にピッタリと収納する形は、湿気がこもりやすいので、扉は通気性のいい引き戸がオススメです。
また、冷蔵庫や電子レンジを収納する場合、排熱のため奥行に余裕をもたせる必要があります。

電気ポットや炊飯器のような蒸気が出る家電は、つかうときは棚から取り出すことになります。ワゴンや引き出しを付けるなど、重い家電を持ち上げることなくサッと取り出せるようにしておくと便利です。

生活感を隠す! キッチン家電・設備収納

最近はオシャレな家電も増えてきたとはいえ、「中身が見えるのがイヤ」「大きな家電は圧迫感がある」といった声は少なくありません。
かさばる家電をリビングから見えないようにするためには、配置に工夫が必要です。

中身を見せない家電置き場

パントリーや扉付きの壁面収納に収納すれは、リビングから目隠しできます。
しかし、キッチンのすぐ隣に独立したパントリー室をつくるのが難しい場合もありますね。
また、壁面パントリーは「パントリーの扉を開けて、また冷蔵庫の扉を開けるのがめんどくさい!」という方もいらっしゃるでしょう。それに、この方法では冷蔵庫や電子レンジをつかうとき、リビングから中身が見えてしまいます。

そういう場合は、向かい側に壁をつくって目隠しする方法がオススメです。ペニンシュラ型キッチンが人気なのは、キッチンの端に壁をつくってレンジフードや冷蔵庫などが隠しやすいから。

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ただし、アレもコレも壁で囲おうとすると、オープンキッチンの開放感が失われてしまいます。
「背の高い冷蔵庫は壁で目隠しすることにして、電子レンジや炊飯器はカウンターで隠れるカップボードに収納する」というように、なるべく壁を小さくできるように工夫しましょう。

ビルトインで省スペース

オーブンや電子レンジ、食洗機をシステムキッチンの中にビルトインすれば、目隠しに苦心することはありません。
それに、ワークトップのすぐ下にオーブンや食洗機があれば、背後のカップボードを振り向いたり、パントリーまで歩いて行ったりといった一手間が省略できます。
また、ビルトイン対応のキッチン家電は据え置きタイプに比べて容量が大きいので、食べ盛りのお子さんがいるご家庭や、ランチやディナーにお友だちを招く機会が多いお宅は、とくにオススメです。

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ただし、システムキッチンの中が埋まってしまう分、キッチンツールや食器を仕舞うところを増やす必要があります。背後や側面にカップボードを設置する、吊戸棚を取付するなど、なるべくキッチンからワンアクションで出し入れできるように配置しましょう。

小物をインテリアに!オシャレ収納

お気に入りの食器や、お揃いのケースのスパイス類などはインテリアとしてもオシャレ。扉の中にしまい込むのではなく、あえてリビングから見えるようにディスプレイする方法もあります。

オープン収納でカフェ風に

たとえば、天井から戸のない吊り棚を下げて、お気に入りのグラスをディスプレイ。外国のカフェバーのようなムードです。

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あるいは、壁にオープンなディスプレイ棚を造作。自慢のホーロー鍋や、色違いで揃えたカップを飾れば、雑貨店のようなかわいらしいキッチンに。
可動式の棚なら、収納力もバッチリです。

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以上のように、キッチンデザインのアイデアをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

お家のリノベーションやリフォームをお考えの方が、もっともこだわりたい箇所として挙げられるのがキッチンです。動きやすいレイアウト、たっぷりの収納、便利さもオシャレさも妥協したくない! という皆さま、リノベーション・リフォームのご相談はぜひ私たちひかリノベまで!

この記事のまとめ

リノベーションをお考えの方が、もっともこだわりたい箇所として挙げられる≪キッチン≫。

以前は「台所」として独立したクローズキッチンが一般的でしたが、お料理の間は家族と離れ離れになってしまうという悩みから、リビングと一体のオープンキッチンにしたいという方が多くなっています。
そのため、便利さに加えて、スマートなレイアウトや収納といったデザイン性が重要になってきました。

キッチンのレイアウトは、大きく壁付け型・ペニンシュラ型・アイランド型に分けられます。
スペースを広くつかうなら壁付け型、家族と会話を楽しむなら対面のペニンシュラ型・アイランド型がオススメです。

キッチンの使いやすさを左右するのは、サイズです。シンクやコンロは規格がある程度決まっていますが、調理は配膳のためのスペースは自由に設定できます。ショールームで実際の動きを真似てみて、必要なサイズ感を掴みましょう。
また、ワークトップの高さも重要です。ラクな姿勢で作業できる高さは、身長÷2+5cmが目安ですが、個人差もありますから、こちらもショールームでご確認下さい。

キッチンまわりの収納は、どうすればスッキリ見えるだろうと多くの方が頭を悩ませています。
必要なときにサッと取り出せて、見た目もスマートな収納のアイデアとして近年、人気のパントリー。キッチンの隣に小さな部屋を作り、食品や家電・キッチングッズをまとめて収納します。LDKの生活感が抑えられ、動線もシンプルです。

お料理が楽しくなるような、便利でオシャレなキッチンにリノベーションしたい! とお考えの方は、ぜひひかリノベにご相談ください! こだわりを詰め込んだプランときめ細かい現場管理で、理想のキッチンを実現します!

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