リノベーションで“倉庫再生” 古びた倉庫が住宅やカフェに変身!

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使われなくなった倉庫をリノベーションすることで、住宅や店舗、オフィスへと再生する「倉庫リノベーション」。
近年では、個人経営者や企業、多方面のメディアから注目されているのをご存知でしょうか?

倉庫は、空間の広さや装飾のないシンプルなデザインという点から、リノベーションに向いている物件として人気が高まっています。
今回は、倉庫リノベーションのメリットや注意点をご紹介します!

2016年5月13日初出→2020年2月3日更新

1.リノベーションで生まれ変わる倉庫

倉庫をリノベーションすることで、独特な雰囲気をもった住まいや店舗、オフィスなどに変えることができます。
ここでは代表的な例として、住まい・店舗・オフィスのリノベーション例をご紹介します。

住宅に変える

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倉庫物件であっても、インフラ設備をきちんと整備すれば、家として住むことが可能です
倉庫特有のインダストリアルな内装を活かして、個性的なデザインにも。もともと居住用につくられた物件をリノベした場合とは、また違った味わいの住まいを手に入れることができます。

店舗に変える

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最近は倉庫を転用した、お洒落な外観・内装のカフェや飲食店が増えています。

広い空間・天井の高さ・倉庫特有の収納スペースの多さを生かした、開放的な雰囲気が魅力。元々が倉庫ということもあり、配管ダクトなどをあえて剥き出しにしたデザインなどを、低予算で楽しむことも可能です。

オフィスに変える

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倉庫は一般的なオフィス物件に比べると、安価な物件が多いです。

広い空間が手の届く価格で手に入る倉庫物件は、ベンチャー企業を中心に人気。他社との差別化は多くの会社の課題になっており、倉庫をオフィスにすることでハード面の差別化も可能に。倉庫をリノベーションすれば、普通のオフィスにはないユニークさを実現できます。

2.倉庫リノベの魅力・メリット

実際にリノベーションを行う際、通常の中古物件とは違った、倉庫ならではのメリットをご紹介します。

①空間の自由度が高い

倉庫物件は間仕切りが少なく、構造がシンプルなので、間取りを自由に決めることが可能。物件の利用目的に合わせて、部屋の数などを自由に決められるのは嬉しいポイントです。
一般的な住宅やオフィス物件に比べ、天井も高いため、開放的な空間づくりが容易にできる点も魅力。

②物件価格がリーズナブル

通常の住宅やオフィス物件に比べ、倉庫だった物件は安価な場合がほとんど。
また余計な壁・装飾が少ないため、解体費用も抑制しやすいというメリットがあります。
その結果、浮いたお金をリノベーション工事の予算に回すことができるため、理想の建物を再現できる可能性が広がります。

3.倉庫リノベの注意点

反対に、倉庫リノベーションをする際の注意点とはどのようなものなのでしょうか。考慮するべき内容など、詳しくご説明します。

①水道・ガスなどのインフラ工事が必要

もともと倉庫としての利用目的で作られているため、水道やガスなどの設備はついていない場合が多く、確認が必要です。
設備がない場合、水道やガスの引き込みのほか、住宅としてのリノベーションであれば、浴室やキッチンといった水廻り設備の新設工事が必要になります。

また電気は通っていても、生活するには容量が足りない・コンセントの数が少ない……など、水廻り以外でも、やはり工事が必要になるケースも多いでしょう。

②断熱・採光対策が必要

住宅としては断熱性能や気密性が不足している場合が多く、断熱リフォームや防音対策が必要です。

また倉庫内への直射日光を避けるため、もとから窓が少なく、一つの窓の大きさも小さい場合が多いため、その場合は窓の増設も考える必要があります。
窓の増設は、安易に行うと建物の耐震性を損なうリスクもあるため、リノベーションを依頼する会社は慎重に選ばなくてはいけません。具体的には、構造計算に対応できる建築士がいるかどうかがポイントになります。

③用途変更の手続きが必要

家として住む場合、住宅ローンを利用するためには用途変更をしなくてはいけません
また工業専用地域は、そもそも住宅への転用が認められないので注意が必要です。

オフィス・事務所への転用は基本的に手続き不要です。
店舗への転用は、床面積100㎡を超える場合には手続きが必要となります。

4.倉庫リノベにかかる費用は?

倉庫リノベにかかる費用は、目的や用途によって大きく異なります。
理由として、必要な設備(ガス・水廻り・窓の増設など)が変わってくるためです。

住宅は、インフラ工事や間取り変更のほか、断熱・防音リフォームが必要になります。基本的にはフルリノベーションとなる場合がほとんどです。
かかる費用は、おおよそ1㎡につき10~15万円くらいが目安と考えておきましょう。もちろん高価な設備や内装材を使用した場合、工事費用はさらに上がります。

オフィスは必要な設備が比較的少ないので、住宅や店舗に比べると、リノベーション費用は安く抑えられる傾向にあります。

店舗は業態によって費用が変動します。物販がメインの場合はオフィスとさほど変わらないですが、カフェなどの飲食店は水廻り設備にコストがかかりますので、あらかじめ予算や工事期間などを考慮しておきましょう。

 

倉庫リノベーションは自由なデザインが実現可能であったり、コストを抑えられるなど、メリットもたくさん。一方でもともと住居や店舗・オフィスとして利用することを想定していないため、必要な設備を整備したり、場合によっては用途変更の手続きが必要になります。
そのため、リノベーションを依頼する会社はしっかりと吟味しなくてはなりません。

ひかリノベは構造計算に精通した建築士が在籍しております。ぜひお気軽にご相談ください。

【監修】宇津木 和子(一級建築士)


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