中古マンションの購入で住宅ローンは組める? 控除は使える?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
shutterstock_1270454605 (1)-min

中古マンションを購入するとき、新築マンションと同じように「住宅ローン」は利用できるのでしょうか?
また、住宅ローン控除は利用できるのでしょうか。

新築マンションの価格が高騰している現在、中古マンションの人気が高まっています。一方で「中古マンションは住宅ローンが組めないのでは…」と不安を感じている方も少なくないようです。

今回は、中古マンションを購入する際の、住宅ローンについて解説いたします!

2015/12/27初出→2019/12/3更新

1.中古マンションでも住宅ローンは組める

結論からお伝えすると、中古マンションも新築と同様、住宅ローンを借りることが可能です!
どの金融機関でも、中古と新築の区別は設けていません。
中古・新築を問わず、同じ方法でローンを組むことができます。

また諸費用や、リフォームやリノベーションの工事費用もまとめて借りられる金融機関も増えてきました。
これらも新築と同様に利用可能ですが、中古の場合は少々注意が必要です。

2.借入金額や返済期間に制限がつく場合も

住宅ローンの審査基準の一つに、物件の担保評価があります。
中古マンション、とくに築年数の古いマンションは担保評価額が低いと見做され、借入可能額が低く抑えられる場合があります。

また返済期間も、築年数によっては建物の耐久性が考慮され、新築の場合より短く設定されることがあります。
とくに諸費用やリフォーム費用もまとめて借りたいと考えている人にとっては、注意が必要です。

しかし、上記2点は個人の返済能力(年収や、住宅ローン以外の借入状況)によっても変わってきます。
また、審査基準は金融機関ごとに違いがありますので、自分の状況にあった銀行を選ぶことが大切です。

フラット35は耐震評価基準を満たす必要あり

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)のフラット35は、融資の条件として技術基準が設けられています。
中古マンションの場合に問題となりやすいのが、耐震評価基準です。

現行の新耐震基準がスタートしたのは、1981年6月1日。
したがって、建築確認日が1981年6月1日以降であれば、耐震性要件は問題ありません。

しかし、1981年5月31日以前の旧耐震基準で建築された物件は、機構が定める耐震評価基準に適合していなくては、融資が認められません。

※これらはあくまでフラット35の要件です。条件から外れてしまっても、民間金融機関の住宅ローンを利用すればOK。

3.築25年以内は住宅ローン控除も使える

「中古マンションは住宅ローン控除が使えない」と思っている人が多いかもしれません。しかし、下記のような一定の要件を満たせば、適用することが可能です。

  1. 床面積50㎡以上で、そのうちの1/2以上が居住用である。
  2. 築25年以内である。
  3. (2を満たせない場合)耐震基準適合証明を受けている。

よく問題となるのが、2と3の項目です。

たとえ新耐震基準に適合している物件でも、築25年以上なら耐震基準適合証明が必要になります。
新耐震基準の物件であれば、証明は所定の手続きによって受けることができます。

ひかリノベでは、お客さま一人ひとりの働き方や収支の状況に合わせ、最適な金融機関やローン商品をご案内しています。
控除のご利用についても、要件を満たしているかや、証明手続きのサポートも行っていますので、どうぞ安心してご相談ください。


【Web相談】お問い合わせ・中古リノベのご相談をオンラインで!

Web相談

記事内容についてのお問い合わせはもちろん、住宅購入のご相談やリノベーションのお見積りなど、便利な【Web相談】をご利用ください。スマホやPCをつかって、自宅にいながら、ひかリノベコーディネーターとお話いただけます。

  • コロナウイルス感染症対策に、外出せずに相談したい。
  • 子どもが小さいので目が離せない。
  • ショールームで子どもが泣いたり騒いだりしてしまったらと心配。
  • 仕事が忙しく、ショールームに行く時間がとれない。
  • ……などなどお悩みの皆様、ぜひ便利な【Web相談】をご利用ください。


    相談申込みはこちら >


    【記事監修】櫨元宏(宅地建物取引士)

    00-100

    宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザーの有資格者。中古リノベから注文住宅まで、13年間におよぶ建築業界での営業経験をもつ。プライベートでは料理をこよなく愛する一面も(クックパッドにてレシピ公開中!)「食と住は生活の“根っこ”だと思います。キッチンへのこだわりを口にされるお客様は非常に多いです。一方で水廻りのリフォームは、物件によって制約も生じやすい部分。知識と経験をもとに『リノベ向き物件』をご紹介します」

     

    おすすめの関連記事

    • 住宅購入はあえての増税後がお得?支援策を総ざらい住宅購入はあえての増税後がお得?支援策を総ざらい 消費税の10%への増税が、いよいよ10月1日に迫ってきました。 まさに今、住宅購入を検討している方の中には、増税前に思い切って買うか、増税後まで待つかのどちらにするか、迷っている方も多いでしょう。 住宅は非常に高額 […]
    • 頭金なし・自己資金0円でもOK!?中古マンション購入の新常識頭金なし・自己資金0円でもOK!?中古マンション購入の新常識 かつてマイホームを買うときは、物件価格の2割程度の頭金を用意するのが常識でした。 しかしいまや銀行の規約も変わり、頭金ゼロ円でも住宅ローンが組める時代です。 […]
    • 中古マンションの「火災保険」最適な選び方教えます中古マンションの「火災保険」最適な選び方教えます 中古マンションを購入する際、たいていの場合、不動産会社や銀行から火災保険の加入をすすめられます。でも、「保険料も安くないし、こんなにいろいろ補償が必要なの?」と契約に悩まれている方も多いのではないでしょうか? 「万が […]
    • 老後の住まいのベストチョイスは持家?賃貸?老後の住まいのベストチョイスは持家?賃貸? 日本人の平均寿命は80歳を超え、今や「人生100年」とも言われる時代。“老後”の期間もどんどん長くなっています。 どんな年齢でも住まいは生活の大きな基盤ですが、お金が絡むものだけに、老後の住まいをどうするかは大きな問 […]
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • LINEで送る