【2022年最新】住みたい街ランキングから読み取る、良い街の基準とは?

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どんな家に住むか、と同じぐらい大事なのが「どの街に住むか」。

もちろん、家族構成や仕事、ライフスタイルによって住みやすい街も人それぞれです。

今回は、リクルートの「SUUMO住みたい街ランキング2022首都圏版」の結果から、住みやすい街・良い街はどんなところなのかを探ってみましょう。

「住みたい街」上位はどこ?

「SUUMO住みたい街ランキング」は、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に住む20~49歳の男女1万人を対象に、“今後住んでみたいと思う街(駅)”を調査したアンケートです。

さっそく2022年の結果を見てみましょう。まずはトップ10から。

1位

横浜(JR京浜東北線) 1548点

2位

吉祥寺(JR中央線) 1046点

3位

大宮(JR京浜東北線) 1014点

4位

恵比寿(JR山手線) 991点

5位

浦和(JR京浜東北線) 677点

6位

目黒(JR山手線) 671点

7位

新宿(JR山手線) 661点

8位

品川(JR山手線) 658点

9位

池袋(JR山手線) 653点

10位

鎌倉(江ノ島電鉄線)589点

横浜は5年連続の1位。2位は、昨年までの恵比寿を抑えて吉祥寺(昨年は3位)がランクアップし、3位の大宮も順位を上げて埼玉県では初のトップ3入り。東京・埼玉・神奈川の3県が上位3位を占めたのは初めてです。

5位の浦和や10位の鎌倉など、比較的郊外の街(駅)の順位が上がっているようです。

続いて11~20位です。

11位

渋谷(JR山手線) 569点

12位

中目黒(東急東横線) 561点

13位

東京(JR山手線) 559点

14位

武蔵小杉(東急東横線) 486点

15位

船橋(JR総武線) 481点

16位

流山おおたかの森(つくばエクスプレス) 472点

17位

さいたま新都心(JR京浜東北線) 466点

18位

表参道(東京メトロ銀座線) 424点

19位

中野(JR中央線) 417点

20位

北千住(東京メトロ日比谷線) 408点

21位

柏(JR常磐線) 405点

 

15位に船橋、16位は流山おおたかの森と千葉県の街がランクイン。流山おおたかの森は、昨年の39位から大きく順位を上げました。船橋も過去最高位に。

「住みたい街」ランキング上位の理由

ひとくちに「住みたい街」といっても、みんなが同じ町を選んでいるわけではありません。年齢や性別、家族構成によって、選ぶ街には差が見られます。

トップ10の街について、年代別で見ると、恵比寿(4位)や新宿(7位)は20代の割合が高く、逆に品川(8位)は30代、吉祥寺(2位)や鎌倉(10位)は40代の割合が高めです。

出典:リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」 (https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220303_housing_01.pdf)

出典:リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220303_housing_01.pdf

また、ライフステージ別に見てみると、新宿、池袋(9位)はシングル男性、吉祥寺や目黒(6位)はシングル女性の割合が高い傾向が見られます。
対して夫婦+子ども世帯の割合が高いのは浦和(5位)や鎌倉。鎌倉では3割を共働きの夫婦・子ども世帯が占めています。

出典:リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」 (https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220303_housing_01.pdf

出典:リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220303_housing_01.pdf)

若い世代やシングル世帯には、都心部で利便性の高い街が人気。また、男性は賑やかな繁華街に近いエリアに、女性は少し離れた、落ち着いたエリアに住みたいと思う人が多いようです。

一方、ファミリー層は郊外志向が強めと言えそうです。上位の街は、郊外といっても都心へのアクセスは良い街が多いですが、それに加え環境や家の広さ重視の姿勢もうかがえます。

2022年は、埼玉県と千葉県の街(駅)への得票シェアが2018年以降最も高く、東京都は最小に。東京都内に住む人が東京都に投票した割合も最小になりました。

3位・大宮のあるさいたま市は、転入超過(引っ越してくる人が、引っ越していく人より多い)の数が全国トップ。
特に0~14歳の転出超過数は7年連続でトップとなっており、子育て世帯が首都圏近郊の、住みやすい街を選ぶ傾向が強まっています。

東京駅からの距離も遠くなっており、10km以内圏にある街の総得点シェアは2年連続で低下。

そのかわり、2021年は10~30km圏内、22年は30~50km以内圏のシェアが伸びました。50km以上も、20年比で1割以上伸びていますね。テレワークなど働き方の多様化が影響しているのでしょうか。

出典:リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」 (https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220303_housing_01.pdf)

出典:リクルート「SUUMO住みたい街ランキング2022 首都圏版」
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220303_housing_01.pdf


他のランキングではどこが選ばれている?

SUUMO以外のランキングでは、どんな街がランクインしているのでしょうか。

LIFULL HOME’Sの2022年「住みたい街ランキング(買って住みたい街)」首都圏版では、次の街がトップ10にランクイン。

LIFULL HOME’S 2022年「住みたい街ランキング(買って住みたい街)」首都圏版

1位

勝どき(都営大江戸線)

2位

白金高輪(東京メトロ南北線ほか)

3位

横浜(JR東海道本線ほか)

4位

浅草(東京メトロ銀座線ほか)

5位

本厚木(小田急小田原線)

6位

平塚(JR東海道本線ほか)

7位

八街(JR総武本線)

8位

千葉(JR総武線ほか)

9位

東中野(JR総武線ほか)

10位

八王子(JR中央線ほか)

SUUMOのランキングに比べ、都心部にある街が多くランクインしていますね。最近では新型コロナの感染情報が落ち着き、都心回帰の傾向が目立ちつつあると言われますが、このランキングにもそれが反映されているようです。ただ千葉、神奈川などの郊外も、住宅価格の上昇もあってか、根強い人気です。

また、ARUHIの「本当に住みやすい街大賞2022」のトップ10も見てみましょう。

ARUHI 「本当に住みやすい街大賞2022」

1位

辻堂(JR東海道線)

2位

川口(JR京浜東北線)

3位

多摩境(京王相模原線)

4位

大泉学園(西武池袋線)

5位

海浜幕張(JR京葉線)

6位

たまプラーザ(東急田園都市線)

7位

花小金井(西武新宿線)

8位

月島(東京メトロ有楽町線)

9位

船堀(都営地下鉄新宿線)

10位

新秋津(JR武蔵野線)

このランキングでは、再開発が進み商業施設や公園などが多かったり、コストパフォーマンスの高い新築マンションの多いエリアが多く選ばれています。
SUUMO、HOME‘Sに比べ、郊外が多いのも特徴かもしれません。環境や、住宅価格を重視すると郊外は有力な選択肢になるでしょう。

住みやすい街の指標

住みやすい街を判断する指標としては「立地・交通の便」、「生活の利便性」、「安全性」、「周辺環境」などが考えられます。子育て中のファミリーなら「子育てしやすさ」も重要ですね。

立地・交通の便

毎日の通勤・通学が大変だと、日常生活にも支障が出かねません。都心部へのアクセスが良いことは、とても重要なポイントです。

職場や学校までの時間も大切ですが、快速や急行が止まる、乗り換え不要で行ける、始発駅なので座りやすい、複数路線が使える、などといった点も考慮したいところ。
立地の良い物件は、もし手放すことになっても売却しやすく、リセールバリューも高いので、資産価値という点からも優れています。

ただ、最近ではテレワークであまり出社しない、という方もいるでしょう。そういう方なら、電車1本で出勤できるけど、時間はちょっとかかる――そんな地域を選ぶのも手かもしれません。

生活の利便性

スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストア、病院や学校、公園など、日常生活において重要な施設の数や充実度も、住みやすさを大きく左右します。

家族構成やライフスタイルによって、重視する施設や内容は異なってくるでしょう。全てが揃う住まいを見つけるのはハードルも高いので、自分や家族にとって必要、あるいは重要な施設は何か、優先順位を考えて選ぶのがいいでしょう。

安全性

事件や事故の多いところでは、なかなか落ち着いて過ごせませんね。住む前に、街の治安は必ずチェックしておきたいところです。

警視庁が、都内区市町村の犯罪発生件数についての統計資料や、犯罪発生状況などを公開している「犯罪情報マップ」などを参考にするといいでしょう。

犯罪情報マップ

もし、事前に現地に行ける機会があれば、交番などで尋ねるのも手です。

また、交通量の多い大通りが近かったり、住宅密集地で狭い路地が多い地域は、当然ながら交通事故にあう可能性も高いです。通勤・通学路になる道がきちんと整備されているかも調べておきましょう(信号や歩道橋、ガードレールなど)。

周辺環境

自然の中で暮らしたい方や、静かな環境がいい、という方もいらっしゃるでしょう。

都市部だと環境の良さを手に入れるのは難しい、と思ってしまいがちですが、比較的都心に近いエリアでも、公園などが整備されていて緑が多い地域も少なくありません。
立地と環境は、必ずしも相反するものではないのです。

幹線道路や繁華街の近くは、夜遅くまでうるさいことが多いうえ、治安や交通事故リスクの観点からも難があります。環境重視のファミリー層なら避けたいところです。

子育てしやすさ

子育ては大変なことがたくさん。夫婦共働きで子育てとなれば、自分たち以外の手を借りなくてはならないでしょう。

近年、子育て支援が充実した自治体が増えています。経済的な支援だけではなく、医療や保育、教育の質も向上しているので、積極的に活用したいところです。

共働きなら、保育園に入りやすいかもチェックを。待機児童数は全国的に減少傾向にありますが、コロナ禍で一時的に保育園の利用を控えた人もいたため、今後の動向には注意が必要です。

参考記事

あなたにとって住みたい街は?

この記事を読んでいるみなさんにも、それぞれ住みたい街があることでしょう。

もちろん、その街があなたにとって住みやすいこともあれば、実はもっと他にいい街があるかもしれません。

ただ「住みやすさ」は、一概に決まるものでもありません。同じ年代・家族構成であっても、ちょっとしたライフスタイルや価値観の違いで、何を重視すべきかは変わってくるはずです。まずはどんな街の、どんな住まいが合っているのかを考えることから始めましょう。

ひかリノベでは、あなたの住みたい街での物件探しから、資金計画、リノベーションまで、ワンストップでサポート。マンション、一戸建て、どちらもOK。住みたい街が見つかったら、ぜひ一度ご相談ください。

【記事監修】荒井 隆大(不動産ライター)

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