マンションの窓サッシは交換できる?管理組合への確認事項は?どんな工事方法があるの?

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築年数がある程度経過したマンションは、窓サッシの悩みが出てきやすくなります。
「経年と共に摩耗して開閉がしづらくなってきた」「窓枠の変形によって隙間風が入るようになった」などです。

窓サッシの不具合を放置していると、部屋の冷暖房効率に影響したり、窓ガラスの結露やカビの発生原因になったりする可能性もあります。

一方で、マンションのリフォームは、管理規約による制約があります。個人でリフォームできる範囲・できない範囲があるのです。

この記事では、マンションの窓サッシリフォームについての注意点や管理組合への確認事項、どんな工事方法があるのかをご紹介します。マンションの窓サッシにお悩みの方、窓サッシリフォームをお考えの方はぜひ参考になさってくださいね。

マンションの窓サッシは「共用部分」

マンションの窓サッシを交換またはリフォームするためには、管理組合の許可が必要です。

マンションは「専有部分」と「共用部分」とで構成されています。「専有部分(住居の内部。内装・間取り・水廻り設備など)」は自由にリフォームすることができますが、「共有部分」については勝手に手を加えることはできません。

窓サッシは「共有部分」に該当します。マンションの外観や構造に統一性を持たせるため、区分所有者が自由に変更することはできないのです。
(同じように、玄関ドアやバルコニー、建物の躯体も、共有部分に当てはまります)

国交省による標準管理規約の改訂

マンションの窓サッシは従来「アルミサッシ」が主流でした。

しかしアルミサッシは施工性が高い半面、外気の影響を受けやすく、断熱性能には課題がありました。そのため新築や築浅物件では、気密性の高い「樹脂サッシ」を採用しているケースが多いです。

既存物件についても、政府は断熱化・省エネ化を推進しています。2011年には、国交省の「マンション標準管理規約」が改訂。管理組合の承認をとれば、区分所有者の責任と費用負担のもと、窓廻りのリフォームが可能となりました。

現在では多くのマンション物件で、事前申請をすれば窓サッシリフォームが可能となっています。

マンションで可能なサッシのリフォーム方法

実際にマンションで可能な窓サッシリフォームの方法には、どんな種類があるのでしょうか。サッシごと交換することは、構造的に可能なのでしょうか。それとも何か別のリフォーム方法があるのでしょうか?

カバー工法

RC造(鉄筋コンクリート造)のマンションではサッシ枠がコンクリートと一体になっているため、サッシ枠を交換するには窓廻りのコンクリートを取り壊す必要があります。外壁面に触れるため、美観を損ねる・構造に影響する懸念があるといった理由から、サッシ枠の交換は許可がおりないケースが多いです。

そこで、マンションの窓サッシリフォームでよく採用されるのが「カバー工法」。カバー工法とは、既存の窓枠の上から新しく窓を被せる工法です。既存の窓枠を壊す必要がないため騒音も出にくく、工期も半日~日で完了するため、外部の人間が出入りする、周囲への騒音が気になるといった居住者の心理的負担も少なくて済みます。

ただしデメリットとして、元々あったサッシよりも一回り小さい窓を被せるため、以前より開口部が狭くなります

カバー工法

カバー工法

二重サッシ施工

「二重サッシ(二重窓)施工」は、既存の窓の内側に、もう一つ新しいサッシ窓を取り付ける工法です。内窓と外窓のあいだに空気の層ができることで熱や音が伝わりにくくなり、結果的に断熱性能や防音性能を高めることが可能になります。

メリットは、既存の外窓には触れないため、カバー工法よりも安価に施工できる点。
その反面、窓が二枚になるので開閉が面倒になり、掃除の手間も増えることがデメリットと言えるでしょう。また見た目に関しても、窓サッシが内側(部屋側)にせり出すため、人によっては部屋が狭くなったように感じたり、圧迫感が感じられたりする場合があります。

おすすめの工事方法は?

断熱性能向上を目指す場合、築年数が25年~30年以上経ったマンションであれば「カバー工法」がおすすめです。その理由は、築年数が経過するとサッシが歪んだり、隙間ができたりすることで、気密性が低くなりやすいから。

また、とくに築年数が古めのマンションは、アルミサッシが採用されていることが多いです。アルミサッシは熱伝導率が高く、外気の影響を受けやすいというデメリットがあり、断熱性能は高いとはいえません。

こうした外窓の不具合を解消しないまま二重窓(二重サッシ)にしても、断熱効果を十分に得ることができず、内窓とのあいだに結露が発生する可能性もあります。そのため築年数が経過したマンションは、二重窓(二重サッシ)ではなく、カバー工法をおすすめします。

逆に、比較的築浅の物件ではサッシの歪みが生じていることは少なく、二重窓(二重サッシ)施工でも充分な断熱性能を実感しやすいでしょう。

おわりに

窓サッシの断熱性能が不充分だと、冷暖房が効きにくかったり、結露の原因になったりします。築年数が経過したマンション物件ではこうした悩みを抱える方が多いですが、そんな方にぜひ検討していただきたいのが「アルミ樹脂カバー工法」です。

「アルミ樹脂カバー工法」とは、外側がアルミ、内側がアルミ樹脂製の「アルミ樹脂サッシ」を用いたカバー工法。従来のアルミサッシによるカバー工法と比べ、より断熱性能が高く、結露が発生しにくいのが特徴です。

当社ひかリノベでは、アルミ樹脂カバー工法のパイオニア・アドオフィス社を施工パートナーに迎え、マンションの窓断熱を含む断熱・省エネリフォーム提案を行っております。

アドオフィス社のアルミ樹脂カバー工法では、サッシ枠同士の結合に木材と金物を使用して隙間なく納め、従来のカバー工法よりも気密性を向上。また窓ガラスにはLOW-E複層ガラスを採用し、断熱性能をさらに高めています。

アルミ樹脂サッシカバー工法

アルミ樹脂サッシカバー工法

マンションリノベーションを検討中の方、これから中古マンションを購入予定の方は、「アルミ樹脂カバー工法」で窓リフォームができるひかリノベにぜひおまかせください。

ひかリノベでは、オーダーメイドのリノベーションと中古マンション・中古戸建の売買仲介サービスをご提供しています。
家探しからのリノベーションをご希望の方は、物件探しから設計・施工まで。
居住中のご自宅のリノベーションは、工事中の仮住まい探しから設計・施工まで、ワンストップでおまかせいただけます。まずはお見積りから、お気軽にお問合せください。

現在、ひかリノベのサービス概要をまとめたパンフレットと施工事例集のPDFデータを無料で配布中です。下記ダウンロードボタンより、どうぞお気軽にご覧ください。

記事監修

明官 徹(有限会社アドオフィス 代表)

(有)アドオフィス代表取締役。一級建築士、一級建築施工管理技士、宅建士、インテリアプランナー。独自の工法を用いて、窓サッシのリフォーム工事を手掛ける。アルミ樹脂複合サッシを用いたカバー工法で、マンションの外窓交換ができるのは、東日本圏内では(有)アドオフィスのみ。2021年よりひかリノベと提携。これにより、ひかリノベのリノベーションでもマンションの外窓交換が可能となりました。

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