リノベーションで絶対後悔したくないアナタへ送る失敗経験談

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中古マンションのリノベーション例(和室とモダン和室)

これから永い時を過ごす、大切な住まい。それだけに「絶対に失敗したくない!」ですよね。
リノベーションやリフォームを成功に導くコツを知るためには、経験者のナマの声を聴くのが一番です。
「こんなはずじゃなかった」を避け、理想のお家を完成するために。また打ち合わせや工事をストレスなく進めるために。
この記事ではよくある失敗談から、間取りの考え方・キッチンやシステムバスといった住宅設備の選び方・業者選びのポイント・予算を抑えるコツ……工事の前に本当に知っておきたかった知識を、ケーススタディでまとめました!

2017/7/18初出→2018/2/6更新→2018/11/23更新

1.先輩たちのリノベ失敗談

まずは実際にリノベーションを経験した方から、後悔しているというポイントを聞いてみましょう。
SNSやBBS、テレビのニュース番組等でもよく「こんなはずじゃなかった!」という例が取り上げられています。
その中から、とくによく挙げられている内容を独自に調査し、8つのケーススタディにまとめました。

ケース1

case1 年齢(性別) 30代(女性)
家族構成 夫婦
区分 マンション
面積 75㎡
間取り 3LDK→2LDK
デザイナーの方となんだかセンスが合わないみたい。
いろいろ提案してくれるけど、
こちらのイメージと微妙にずれているんです。
修正を重ねてなんとか着工にこぎつけたけれど、
やっぱり仕上がりもイメージどおりにいきませんでした……。

ケース2

case2 年齢(性別) 30代(男性)
家族 夫婦
区分 マンション
面積 65㎡
間取り 2LDK→2LDK
工事が終わり、完成した家に住みはじめたのですが、
2週間ほどで配管から水漏れ!
工事したばかりで漏水なんて、欠陥工事ですよね?
修理は工務店の方で負担してもらえるんでしょうか?
対応してもらえなかったら、どこに相談したらいいんだろう……。

ケース3

case5 年齢(性別) 30代(男性)
家族 夫婦
区分 マンション
面積 62㎡
間取り 2LDK→1LDK+SR
中古を買って、好みのデザインにリノベーションしたい!
と思ったんですが、工事に大体いくらかかるのか、わからなくて。
買う前にある程度わかってたら、もっと安い物件にしてましたよ。
リノベーションも我慢しなきゃいけないところが多かったですし、
住宅ローンとリフォームローンの二重払いも、正直キツイですよね。

ケース4

Case8 年齢(性別) 30代(男性)
家族 夫婦+子1人
区分 戸建て
面積 121㎡
間取り 4LDK→3LDK
予算を抑えるために、中古物件を選びました。
内装はリフォームでキレイになるし、と思って。
ところが既存の部屋を解体みたら配管も下地もボロボロ!
間取りを一部だけ変えて、水回りをキレイにするだけのつもりが、
当初は想像してなかった工事がどんどん追加になって……。
思ったよりも節約できませんでした。

ケース5

case4 年齢(性別) 40代(女性)
家族 夫婦+子2人
区分 戸建て
面積 102㎡
間取り 4LDK→3LDK+SR
プランを詰めていくうちにテンションが上がってきて、
キッチンもグレードアップしたい! お風呂も広くしたい!
どんどん欲が出てきてしまったんです。
改めて見積もりを出してもらったら予算を大幅にオーバー!
仕方なく全体的にグレードを落としたんですが、
「やっぱり妥協するんじゃなかった」と今になって後悔してます。

ケース6

case3 年齢(性別) 40代(女性)
家族 夫婦+子1人
区分 マンション
面積 71㎡
間取り 3LDK→2LDK+WIC
先に物件を買ってから、デザイン会社に設計をお願いしました。
そしたら動かせない配管があるから水回りを異動できないとか、
規約で決まっているから床をフローリングに変更できないとか……。
残念ですが、けっきょく思い通りの工事はできませんでした。

ケース7

case6 年齢(性別) 20代(女性)
家族 夫婦
区分 マンション
面積 59㎡
間取り 2LDK→1LDK
何でも自由と言われると、逆に決められないタイプなんです。
給湯器をどれにするとか、電気のスイッチはどうするとか、
そういう細々した住宅設備っていうんですか? どう決めたらいいのか。
何となく勧められるまま決めてしまったんですが、
やっぱりお風呂に追い焚きも付ければよかったなあ。
キッチンの収納も使いづらいし……。

ケース8

Case7 年齢(性別) 30代(女性)
家族 夫婦
区分 マンション
面積 63㎡
間取り 3LDK→2LDK+WTC
あこがれの対面キッチンに3口並列コンロ!
完成を楽しみにしてました。
でも実際に使ってみたら、無理に大きなキッチンを入れたせいか、
通路がすごく狭くて動きづらいんです!
作業台やシンクを広くしたせいか、逆に動線が遠くなっちゃったし。
大きいキッチンで逆にゆとりがなくなるなんて、盲点でした。

信頼できる業者・センスの合う業者がなかなか見極められないという悩みは、とくに多く聞かれます。
また「工事に不備があったときに保証があるのか」と不安に感じられる方も少なくありません。
さらに、予算感がつかめない・予想外に費用がかさむといったお金に関する問題。
物件によっては希望していた工事ができない・設備選びに失敗したといったプランニングの問題もよく挙がっていました。

これらの失敗例を整理してみると……

この3つのカテゴリーに分類できそうです。

先ほどの例でいうと、ケース1・2が業者選びの失敗。
3.・4・5が予算・資金計画の失敗。
6・7・8がプランニングの失敗、といえますね。

2.失敗しないリノベーション会社選びのポイント

ケース1は「センスが合わず、意図が伝わらない」。
ケース2は「工事が雑、不備がある」という相談でした。

リノベーションやリフォームは信頼できる請負先を探すことから始まります。
とはいえ、一般に大掛かりな改装・改築はそう何度も経験するものではありませんから、ここに頼めば安心、という会社を探し出すのはなかなか大変ですよね。
リフォーム雑誌や各社HPの施工事例を見たりして、センスの合う会社、経験豊富で技術が確かな会社、仕事が丁寧だと評判の良い会社――「あっ、いいな」と思う会社が見つかったら、資料請求をしたり、料金の見積もりを取ったりと、実際にコンタクトを取って判断することになります。

見積もりは一社だけでなく、数社から相見積もりをとってもOKです。
価格だけでなく、こちらの要望をきちんと理解してくれるか、提案されたプランの内容、過去の施工事例からデザインのセンスなどもチェックします。
たとえば現代的な大胆なデザインがお好みの方なら、そうした事例を多く手掛けている会社であればイメージが伝わりやすいですが、昔ながらの準日本風の家を得意にしている会社では、細かいニュアンスが伝わりにくい、という場合があります。ケース1はこのパターンですね。

設計事務所・工務店・リノベーション会社……何が違うの?

リノベーションやリフォームを請け負いる業者は設計事務所・工務店・リノベーション会社とさまざまですが、「どこに頼むのが正解なの?」と迷ってしまう方も少なくないようです。

設計事務所はその名のとおり設計を専門にしており、個性的でオシャレなデザインが得意。施工は外部の工務店に委託します。
工務店は大工さんや職人さんといった施工のプロ集団。設計は社内にデザイナーがいる場合もあれば、外部のデザイン事務所に委託する場合もあります。
リノベーション会社は改修・改築の専門業者で、設計から工事の手配・現場監理までを一手に引き受けます。そのため工事全体に目が届き、流れもスムーズなのがメリットです。

とくに中古住宅を購入してリノベーションを、とお考えの方は、家探しからリノベーションまでワンストップで請け負っている会社がおすすめです。
まず不動産会社にいって物件を探し、設計事務所にいってプランを決めて……という煩雑な手間がなく、家探しも、資金計画も、設計・施工も任せることができます。
(私達ひかリノベも、そんなワンストップサービスのリノベーション会社です!)

また「この会社は安心して任せられる!」と思っても、時には予想もしなかったアクシデントが起こるものです。
ようやく工事が完成して、実際に住みはじめてから配管の漏水が見つかったり、建具の建て付けが悪いことに気付いたり。
もしもの場合は修理や工事のやり直しに応じてくれるのか、保証の範囲もあらかじめ確認しておきましょう。

リノベーション工事の不具合の保証は、会社ごとの工事保証のほかに、適合リノベーション住宅リフォームかし保険といった第三者機関の保証システムがあります。
ただし、対応している会社とそうでない会社があるのでご注意を。
ひかリノベでは、自社保証・適合リノベーション住宅・リフォームかし保険の他、住宅設備機器の延長保証も対応しています。

適合リノベーション住宅

リノベーション住宅推進協議会の基準をクリアして、優良なリノベーション住宅(適合リノベーション住宅)と認められると、給排水管・ガス管・電気配線といった重要なインフラ設備に不具合が生じた場合、引き渡しから2年間にわたって無償で修理が受けられる。

リフォームかし保険

リノベーション工事の品質について保険会社が検査をおこない、合格した住宅は、リフォーム箇所に不具合が生じた場合、無償で修理が受けられる(保険会社が修理費用を保証する)
保証期間は、建物の構造上重要な柱・基礎部分の不具合や、雨漏りが生じた場合は引き渡しから5年間。その他のリフォーム箇所は1年間。

またトラブルになったときの相談先として、国交省指定の住宅リフォーム紛争処理支援センターがあります。
当事者間では解決が難しいと感じたときは、こちらの「住まいるダイヤル」に相談することができます。

3.予算オーバーしない資金計画のコツ

予算・資金計画の失敗は、ケース3・4・5と三つの例がありました。
3は「物件の購入前にリノベ費用がわからず、高価なマンションを買ってしまった」。
4は「思わぬ追加工事で、リノベ費用が予算を大幅に超えてしまった」。
5は「リノベ費用を抑えた結果、満足いく仕上がりにならなかった」という内容でした。

お持ちの物件をリフォームする場合は工事にかかるお金だけを考えればいいのですが、中古を買ってリノベーションの場合は、物件価格+リノベ費用の総額を考えなくてはいけません。
工事にいくらかかるか把握できないうちに物件を買ってしまうと、ケース3のような事態に陥ってしまいます。
「買ってからリノベ」は厳禁! 「まずはリノベの見積もりを取ってから物件探し」が正解です。

既存のお部屋を解体して、間取りも住宅設備も一新するスケルトンリフォーム工事の相場はおよそ10~15万円/㎡
しかしこれは飽くまで平均値で、内装や住設のグレードによって価格は変わってきます。
プランの概要が決まっていなければ、費用の目算も立ちません。

住宅ローンを利用される方は、物件購入の時点でリノベーション費用がわかっていれば、住宅ローンでまとめて借りることができる、という銀行が増えてきています。
リノベーションやリフォーム工事用のローンとして、リフォームローンという選択肢もありますが、住宅ローンに比べて金利が割高ですから、なるべく住宅ローンを利用したいですね。

また物件を決める前にプランを作っておくことは、物件の選び方にも役立ちます。
ケース4は「間取り変更は一部だけ、あとは内装と水回りを新しく」という計画でしたが、実際に購入した物件は築古で、配管や下地が劣化していたために想定よりリノベ費用が膨らんでしまいました。
こうした失敗も、はじめに設計者が決まっていれば、内覧に同行したり、図面を確認したりして、既存の配管や下地をそのまま活かせる物件を選ぶことができたでしょう。

ひかリノベでは、物件探しとリノベーションのプラン作成を並行して行うことで、こうした失敗を未然に防ぐ仕組みをとっています。
まずプランの概要を決めた上で、そのプランを実現できる物件を選ぶ、という仕組みです。
設計担当や施工管理担当も物件探しに参加して、リノベーションのご要望やご予算に合った物件をご提案いたします。

ひかリノベのワンストップサービスは、物件探しとプラン作成を同時並行で進めていきます

ひかリノベのワンストップサービスは、物件探しとプラン作成を同時並行で進めていきます

工事にかかる費用を抑えたい場合は、内装や住設のグレードを下げるか、工事の範囲を限定することになりますが、ケース5のように漠然と全体のグレードを下げてしまうと、あとから「やっぱり妥協しなければよかった」と後悔につながりやすいです。

「新しい住まいで絶対に実現したいことを一つだけ挙げてみて」と言われたら、あなたは何と答えますか?
誰しもお家の中でとくにお気に入りの場所、大切にしたいポイントがありますよね。
お料理がお好きな方ならキッチンにこだわりがあるでしょうし、ナチュラル志向の方なら無垢フローリングは欠かせない、というように……。
そこだけは絶対に妥協してはいけません。

コストダウンを考えるときに重要なのは、メリハリ。
「ビルトインオーブン付きのシステムキッチンは絶対に譲れないけど、お風呂の追い焚きは無くてもべつに困らない」というように、優先順位を決めましょう。
優先度順にメモをつけておくと、プランを詰めていく中で判断に迷ったときの指針になりますよ。

4.上手なプランニングの秘訣

ケース6・7・8は、プランニングの失敗から満足いくリノベーションができなかった例です。
6は「プランに合わない物件を買ってしまった」。
7は「プランニングが甘く、あとから不満が出てきた」。
8は逆に「こだわりが強すぎて、無理のあるプランになってしまった」というケースでした。

リノベーションは既存の枠組みを利用して中の部屋を新しくするため、建物の構造によっては出来ない工事もあるのです。
よく問題になるのは、ケース6にもありますが、水回りの間取り変更。
給水・排水がスムーズに流れなくなるため、既存の位置から大きく移動できない場合があるのです。
また、建物の耐震性に影響があるため、壁が壊せないこともあります。

さらに、マンションの場合は規約があるので、「玄関ドアを勝手に交換してはいけない」「バルコニーを他の色に塗り替えてはいけない」といった制約があります。
防音のために床材が指定されていたり、中には「既存のカーペットからフローリングへの変更は禁止!」 という場合も。

こうした失敗を防ぐためにも、やはり物件の購入前にリノベーションで実現したいことやプランを決めておくことが重要です。
「リビングと隣の居室をつなげてワンフロアにしたいが、この壁は壊せるか?」
「ナチュラルな無垢フローリングの床にしたいが、規約で禁じられてはいないか?」
このように、デザイナーと一緒に確認して物件を決めましょう。

プランニングは決めることがたくさんありますね。キッチンやお風呂まわりの設備選び、照明の位置、電気コンセントの数などなど……。
ケース7のように、自分ではなかなか決められない・あとから不満が出てきそうで不安、という方もいらっしゃるでしょう。

考え方のコツは、家族の生活スタイルに合わせること。
たとえば共働きのご家庭で家族の生活時間が異なる場合は、お風呂は追い焚き機能が付いていると便利。
ご夫婦や親子でキッチンに立つ機会が多いなら、作業スペースは広めにとりたいですね。

とくにあとから不満が出てきやすいのは、収納です。
しかし現在のお住いを基準に、不足している分を増やしたり、使い勝手が悪いところを直していくと、失敗が少ないですよ。
たとえば「ベビーカーを仕舞うところがなく、玄関を占領してしまっている」という場合は、シューズインクローゼットがあると重宝します。
「季節が変わるたびにクローゼットと衣装ケースの中身を衣替えするのが面倒」という場合は、ウォークインクローゼットに衣類をまとめて収納できるとラクになりますね。
買い置きの食料や季節もののお鍋類は、キッチンわきにパントリー空間をつくって、出し入れしやすく。
単にたくさん仕舞えるというだけでなく、家事動線も考えて配置したいですね。

ケース8のように、新しい設備を取り入れたり、間取りを大きく変える方は、いま一度家事動線を見直してみてください。
あこがれのイメージがはっきりしている方は、迷うことが少ない反面、デメリットが見えにくかったり、つい「無理をしてでも」と考えてしまいがちです。

とくに対面のオープンキッチンを配したLDKはリクエストが多いプランですが、実は従来のクローズタイプに比べて広いスペースが必要です。
最近は作業台やシンクも大きく、コンロも三口以上が主流になっていますから、単純にキッチンの壁を壊せば良いだろうと考えていると、思った以上に狭くなってしまうことも。
通路幅は90cm以上、ご家族でキッチンに立ちたい場合は120cm以上を目安になさると良いでしょう。

また、間取りや設備の使い勝手は「いまが良ければ」というのではなく、先々のことまで考えてプランニングしたいものです。
たとえば、いまはお子さまが生まれて間もないので子供部屋は要らないとしても、10年後には状況が違ってくるはずです。
そこで主寝室を広めにとっておいて将来は部屋を分割したり、現在は客室として使用している部屋を子供部屋に変えたりといった、先々の変化を見込んだプランにすることで、あとで「こうしておけば良かった」と後悔する心配がなくなります。

もちろん、こうした心配ごとや、その解決策は、お打ち合わせの中でデザイナーがお伝えします。
お施主さまの方でもご不安なことがあれば、どうぞ遠慮なくご相談くださいね。

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リノベーションのイメージを考えるご参考に、ぜひご覧くださいませ。

またひかリノベのサービスや、中古を買ってリノベーションの流れをくわしく知りたいという方は、パンフレットとスタイルブック(施工事例集)をお送りしております。
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【執筆】高橋 千晶(ひかリノベ 広報)
【監修】坂田 皓基 (宅地建物取引士)

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