はじめてでも安心!リノベーションの見積もり方・徹底ガイド

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「リノベーションで思い通りのお家をつくってみたい! 新築よりお安く自分好みの家がつくれるっていうけど、実際いくらくらいかかるの?」

リノベーションに興味があるけど、費用がいくらかかるのかわからず、踏み出せない……
そんな方は少なくないのではないでしょうか。

自分がしたい工事にはいくらかかるのかを知るには、専門業者に「こんな家にしたいんです!」と希望を伝えて見積もりをとる必要があります。

「でも、家の設計や工事のことはわからないし、自分の希望をうまく伝えられるか不安。それに、見積書の見方もよくわからないし……」

家の工事なんて大きな買い物ですもの、しょっちゅう気軽にすることでもないし、不安があって当たりまえですよね。

そこで、今回のブログでは、リノベーションの見積もりを上手に取るためのポイントについてお話ししたいと思います。
ココを押さえれば、はじめての方でも自分の希望を上手に伝えて正しく見積もりを取り、「納得&大満足!」なリノベーションに踏み出せること間違いなし!

 1.リノベーションの見積もりって、具体的に何するの?

リノベーションの中でもフルリフォームとなると、相場は1㎡あたり10~15万円とされています。
とはいえ、自分のコダワリを好きなように詰め込めちゃうのがリノベーション。
「最新のシステムキッチン!」「床はぜったい無垢フローリング!」なんて言っていると、どんどん価格も上がっていきます。

では、「私のこの部屋、作るとしたらいくら?」を知るにはどうすればいいでしょう。
一番かんたんなのは、リノベーション業者さんに「こんな部屋にしたいんですけど、いくらくらいでできますか?」と聞いてしまう。いわゆる見積もりを取るということですね。

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でも、リノベーションの見積もりって具体的に何から始めればいいのか、業者さんにお願いしてから見積もりが出るまで何日くらいかかるのか、事前に準備しなきゃいけないものはあるのか?
いざ行動! となると細かい疑問がわいてきますよね。まずは、リノベーションの見積もりの「流れ」を確認していきましょう!

①リノベーションでやりたいことと、出せる予算を決める

リノベーション費用は工事の内容によって大きく変わってしまうので、見積もりを取るときは「いまの部屋のココを変えたい!」というビジョンをハッキリと持っておくことが大切です。
「和室を洋室に変えたい!」
「リビングと隣の部屋をつなげたい!」
「壁付のキッチンを対面式にしたい!」
というように予めやりたいことを箇条書きにしておくと、業者さんにも伝えやすくなっておススメです。

それと同時に、リノベーションにいくらお金をかけられるか、いくらまで出せるかを確認しておく必要があります。
ローンを組もうとお考えの方は、毎月の支払いが家計の負担にならないか、キャッシュフロー表をつくって完済までの計画を立てておくことをおススメします。

キャッシュフロー
画像をクリックするとダウンロードがはじまります

②2~3社に相見積もりを取る

やりたいことと予算が決まったら、さっそく業者さんに見積もりをお願いしてみましょう!

リノベーションに興味を惹かれる中で、雑誌やWeb上のリノベーション事例を見ながら「こんなお家、ステキだなぁ~」「カッコイイお部屋! マネしたい!」と考えていらっしゃる方は多いと思うのですが、そんな風にセンスが合うとか、自分がやりたいことに近い工事をしている業者さんをピックアップして、まずは資料を請求したり、相談会やセミナーなどのイベントに参加したりして情報を集めます。

そして「ココは」と思ったところに見積もりをお願いするわけですが、このとき1社に決めてしまわず、2~3社に「相見積もり」を取るのがポイントです!
というのは、1社だけでは出した見積もりが高いのか・安いのか判断がつきませんし、業者さんによって「ココをこうするともう少しお安く抑えられますよ」というように提案をしてくれるか、デザインのニュアンスは伝わっているか、といったことも比較できません。
適正な価格で工事を請けてもらうため、より信頼できる業者さんを選ぶために、相見積もりは非常に重要なんです。

「他の会社にも見積もりを取るのは、業者さんに失礼じゃない……?」と気になる方も中にはいらっしゃるでしょうが、そこは業界でも当たりまえになっているので、遠慮しなくて大丈夫ですよ!

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業者さんに見積もりをお願いしたら、まずは「どんな家をつくりたいか」「予算はいくらか」のヒアリングです。家族の生活スタイルや、いまの家のどこが不満かといったことも相談し、プランの方向性を決めていきます。

その後、デザイナーさん(設計者・プランナー)に実際に家を見てもらいます。時間はだいたい1~2時間程度。もしお住まい中の家の場合でも、家具等はそのままでOKです。
このとき、家の図面も用意しておくと、デザイナーさんはより具体的にプランを考えることができます。事前に「用意しておいた方がいい図面はありますか?」というように確認しておくと安心ですね。
また、業者さんは必ず別々に呼ぶようにしてください! 他社のスタッフもいっしょでは、今の家の状態やリノベーションで変えたいところをじっくりしっかり確認できないおそれがあります!

③どの業者に工事を頼むか決める

実際に家を見てもらってから1~2週間ほどで、いよいよプラン提案・見積書が出来上がります。

同じ条件でプランをつくってもらっても、工事のやり方や、設備や材料の価格によって、工事費用には差が出ます。
たとえば「ビルトインオーブンの対面型キッチン」という条件は同じでも、メーカーによって価格が違ったり、「ウチではA社よりB社の商品の方がお安くできますよ」という場合もあります(よく取引しているメーカーだと安く仕入れられることがあるんです!)
それに、工事をおこなう職人さんの人数や、工事にかける期間、作業内容によっても価格は変わってきます(このあたりは職人さんの技術力や、現場監督の監理能力も関わってきますね)

こんな風に、見積もり価格はプランの細かい内容によって違ってくるので、単純に「安い!」「高い……」ということよりも、内容をよく見てどこに頼むか決める方が、あとで後悔がありません。
中には、「一社だけ飛びぬけて安いところに工事を依頼したら、安いのは見積もりが甘かったからで、あとからどんどん追加工事になり、けっきょく倍近い金額に……」というケースも聞きますから……

リノベーション会社・設計事務所・工務店は何が違うの?

リノベーションを請け負っている業者は、リノベーション会社・設計事務所・工務店と大きく3つに分けられます。

リノベーション会社(リフォーム会社)は、リノベーション(リフォーム)を専門にしている会社です。
自社でプランニング(設計)・工事の手配・監理をおこないます。「壁のクロス貼り替えは内装屋さんに、下地組みは大工さんに」というように、作業内容に応じて専門業者に工事を依頼し、それをマネージメントするというスタイルの業者です。
設計から施工まで自社で取り仕切るので工事全体に目が届き、流れもスムーズなのがメリットです。

設計事務所は、名前のとおり設計に特化した業者です。施工は工務店に依頼します。
リノベーション会社や工務店に比べて、設計料はやや割高になりますが、その分オシャレなデザインには自信あり!

工務店は、リノベーションやリフォームに限らず、家を建てたり、住宅に関する工事全般をおこないます。自社で大工さん・職人さんを抱えていて、社長も大工さん出身という場合が多いです(ただ全国規模の大手の場合、名前は「工務店」でも実態はハウスメーカーやリノベーション会社と同じ……という会社が多いです)
その工務店のカラーにもよりますが、デザインよりも丈夫さや住みやすさ重視というところが多い印象。設計は外部の建築士に依頼するスタイルの工務店もあります。

自分がどんなリノベーションをしたいか、家づくりで何を重視するかによって、どの業者を選ぶのが一番いいか、決まってくるかと思います。「この設計事務所のデザインがとにかく好きだ!」とか、「やっぱり地元の○○工務店さんが安心よね」とか。
「絶対ココでなくちゃ!」という強いこだわりがない方なら、リノベーション・リフォームの経験が豊富で、設計~施工をトータルで管理できるリノベーション会社が、一番メリットが大きいといえますね。

 2.見積もりが出たら、業者さんにココを確認!

業者さんに見積もりを出してもらったあと、皆さん悩まれるのが「見積書の見方がよくわからない!」
何しろ業者さんによってフォーマットが違いますし、中には「工事一式○○円」というように、ザックリした書き方の業者さんも。これでは、高いのか・安いのか、どんなやり方で工事するのか、比べようにも比べられません。

そこで、見積もりが出たら「どんな工事をするのか」「それにいくらかかるのか」を確認する必要があります。
「見積書を読む」というより、それを手掛かりに「内容を聞き出す」ことが重要なんです。

「何をして、いくらかかるのか?」を明確にする

見積もりが出たら、まずは「この業者さんの工事はどんな作業をして、それにいくらかかるのか」をハッキリさせなくてはいけません!
たとえば「壁の断熱工事」一つとっても、断熱材の厚みとか、石膏ボードの継ぎ目の処理とか、実作業では業者さんによって違いがあります。どのメーカーのどの断熱材を使うかによって価格も変わってくるし、同じ製品でも業者さんによって仕入れ値が違うことも。
「どの材料を使って、どんな作業をして、それには何人の職人さんが必要で、何日くらいかかるのか? そして、値段はいくらになるか?」
工事ごとにココを明らかにして、ノートにまとめておくと、あとで比較しやすいです。

ノート

こういう形で「何をして、いくらかかるのか?」が工事ごとに確認できると、「ココをこうすればもっと安くできるんじゃない?」というように、プランを見直す手がかりにもなるんです。

見積もりを出してもらったら「思ったより高い……」ということはよくあって、そういうときはただ「まけてくださいよ~!」といっても、業者さんからは往々にして「いやぁウチもギリギリなんで……」と返されてしまう……
そうなるとコストダウンを図るにはプランを見直すしかないわけで、こんな風に工事内容を書き出しておけば、「お風呂の床は普通でいいや。いまも別に困ってないし」というように、要らないところ・省いていいところが見えてきやすいです。

諸経費ってナニ?

見積書を見ると、解体工事・木工事……というような工事費用の他に、「諸経費」という項目があるかと思います(たいてい最後の方)
これは業者さんの利益分だったり、工事保険料だったり、交通費・運搬費だったり、工事につかう材料と職人さんの人件費(工事原価)以外のもろもろの費用全般のこと。

ただ、この諸経費、内訳は業者によってさまざまで、「利益は工事費用に含んで計算しています」というケースもあれば、「設計料は別に載せてあります」というケースも。
そのため、諸経費が他の業者に比べて高いからといって「利益をぼったくっているんだな!」というわけではないのです。

ですから、これは他の工事費用も同じですが、「この項目に○○円……」と見積もり書を「読む」のではなく、「A社とB社で価格がこんなに違うのはなぜか?」ということを明らかにするのが大切です。
先ほどのノートの例でいえば、「諸経費○○円(備考:利益は工事費用に含む)」と書いておけば、「A社とB社で価格がこんなに違うのはなぜか?」ということが一目でわかりますね。

 希望の工事内容になっているか

そもそも、提示されえた工事内容に、自分の希望が漏れなく盛り込まれているか? というのも、必ず確認しておきたいポイントです。

たとえば「ユニットバス交換」という条件は同じでも、浴槽を大きくする、追い炊き機能をつける、速乾タイプの床にする、というように内容によって価格は大きく変わってきます。見積もりを依頼したとき・家を見てもらったときにしっかり伝えたはず! と思っても、うまく伝わっていない可能性もありますし、家の仕様や状態によっては希望どおりに工事できない場合もあります。たとえば、マンションで給湯器の容量に制限があるために、追い炊き機能をつけられないケースとか。このあたりは業者さんの技術力や提案力も関わってくるところですね。

もし見積もり内容が希望と違っているのに気付かないで工事を依頼してしまったら、あとから追加工事が発生して、価格が大幅に変わってしまうかもしれません。
ですから、「本当に自分の希望と合っているか?」を最初に確認しておくことは非常に大切なんです。

3.これだけはやっちゃダメ! 見積もりの「タブー」

ここまでは、見積もりで「やっておくべきこと」について見てきました。
それでは、逆に「やってはいけないこと」は何か? それは、「うまく比較できないような見積もりの取り方をしてしまうこと」です。
価格と工事内容の両面を充分に比較検討するために、「これだけは避けたい」タブーは3つ!

    • たくさんの業者に見積もりを頼んでしまう
    • バラバラの条件で見積もりをしてしまう
    • 他社の見積書を見せてしまう

 NG①たくさんの業者に見積もりを頼んでしまう

業者さんに見積もりを頼んで、希望を伝えて、家を見てもらって、出してもらった見積もりが予算オーバーだったら、安くする方法はないか考えて……
見積もりを取るのってけっこう手間です。平行して出来るのは、3社くらいが限界じゃないでしょうか。

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3社に依頼すれば相場感はだいたい掴めますし、価格や工事内容を比べるにも、あんまり多いとかえってどこが良いのか判断できなくなったり、一つ一つの打ち合わせをじっくりおこなう余裕がなくなってしまったり。キャパオーバーが原因で「もう何でもいいや……」なんて投げやりな気分になってしまっては本末転倒です!
そこまでじゃなくても、せっかく「理想のお家をつくりたい!」と前向きな気持ちだったのに、負担の方が大きくなってしまうのは残念ですものね。

NG②バラバラの条件で見積もりをしてしまう

A社では「リビングと隣の部屋を一つにして、広いLDKにしたい!」といっていたのに、B社では「間取りはこのままで、内装のデザインだけ変更したい」というように、まったく違う依頼をしていたのでは、価格も工事のやり方も比較できません!
まずは「どんな部屋にしたいか」のイメージを明確にして、全ての業者さんに同じ条件で見積もりを依頼する必要があります。

メモ

「打ち合わせの中で、上手に希望を伝えられるか不安……」という方は、「リノベーションでしたいことリスト」を箇条書きにして書き出し、それを業者さんに渡す方法がオススメです。そうすれば伝え忘れの心配もないですし、記録にもなりますしね。

NG③他社の見積書を見せてしまう

見積書やプランの図案などは、その業者さん独自のノウハウや企業秘密の詰まった大切な情報です。そのため、他社に見積書を見せてしまうのは業界ではマナー違反とされています。とくに「A社さんでは〇〇円でやってくれるって言ってるんだけど、安くできないの?」といって値引き交渉にもっていくのは、信頼関係を損なう恐れがありますから、絶対やらない方がいいです。
それに、よその見積書や図案を見せてしまうことで、その業者さんのノウハウを生かした提案を受けられなくなってしまうおそれもあります。それぞれ自社の強みを生かしたプランを練ってもらい、それを比較するという方が、それぞれの業者さんの実力や相性が見極められるのではないでしょうか。

 

以上のように、リノベーションの見積もりのコツについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
価格の相場感を知り、安心して工事を任せられる業者さんを選ぶためには、同じ条件で2~3社に相見積もりを取るのがコツです。
「和室を洋室にしたい!」「リビングと隣の部屋を一つにしたい!」というように条件は同じでも、工事のやり方は業者さんによってさまざま。どの業者さんに工事を頼むか決めるにあたっては、価格だけでなく、工事内容や工期などを総合的に判断することが大切です。

とはいえ、専門家にアレコレ質問したり、「もうちょっと費用を抑えるにはどうしたらいい?」と注文したりするのは、なんだか気後れしちゃいますよね。話しやすくて、親身な業者さんがいいなって、皆さん思っていらっしゃるんじゃないでしょうか。
「見積もりを取りたいけど、どこにお願いしよう?」「はじめてのリノベーションで、わからないことばかりで不安……」そんな風にお悩みの方は、ぜひひかリノベにご相談ください!

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この記事のまとめ

リノベーションで思い通りの家をつくるには、費用はいくらかかるの?
一番早く・確実にそれを知る方法は、専門業者に直接「こんな部屋にしたいんだけど、いくらかかる?」と聞いてしまうこと! いわゆる見積もりです。

このとき注意したいのは、第一に相見積もりは2~3社にすること。1社だけでは価格が高いのか・安いのか、どんなやり方で工事をするのか、デザインのセンスはどうかなど、比べることができませんが、たくさん頼みすぎても手間と時間がかかって疲れてしまう・決めきれないといったデメリットがあるからです。
第二に、同じ条件で見積もりを取ること。A社には「間取りを変えたい」・B社には「内装だけ新しくしたい」というように条件がバラバラだと、価格も工事の進め方も比べることができません。あらかじめ「リノベーションでやりたいことリスト」を作っておいて、見積もりを頼むときに渡すようにすると、伝え漏れもなく、記録にもなるのでオススメです。
第三に、他社の見積もりを見せないこと。見積書やプランの図案は各社のノウハウが詰まった大切な情報ですから、他社に見せることは業界ではマナー違反と言われています。それに、他社のプランを見せてしまっては、その業者さん独自のノウハウを生かした提案をしてもらえなくなるおそれもあります。

見積もりは価格だけでなく、各社の技術力や提案力・デザインセンスを見極めるチャンスでもあります。プランの内容や工法・作業人数・工期などをよく聞いて、「ここなら安心して任せられる」という業者さんはどこか、じっくり考えてみてください。

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