後悔しない!自分の家族に合ったマンションの間取りの選び方

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間取り

マンション購入を検討する際に、一番気になるのが間取りではないでしょうか?

「寝室はこっち、子供部屋はあっち、この小部屋は書斎にしよう」

マンション選びで一番ワクワクするのが、間取りとにらめっこしながら、住まい計画を立てる時かもしれません。

しかし、間取り選びには注意が必要です。

間取りが家族に合っていないと、生活の不満として引越しを考える大きな要因となります。

「帰ってきた子供の顔が見えない」
「朝に、洗面所で渋滞が起きる」

家族の不満も噴出しやすく、家族間の円滑なコミュニケーションにも悪影響を及ぼしかねません。

この記事では、マンションの間取りの見方や、あなたにおススメの間取りをご紹介します。

これを読んでマンション選びをすれば、マンションの間取りで失敗するということはなくなりますので、マンション購入・賃貸を考えている方、間取り変更を考えている方は、ぜひご一読ください。

1. マンションの間取りの重要性

国土交通省の「平成25年後 住生活総合調査」によると、住宅の安全性に続き、間取りを重要視している人が多いという結果が出ています。

まずは誰しもが大事に思う間取りについて、間取りとは何か、それに間取りを選ぶ際のポイントについて考えます。

1-1. 間取りとは

間取りとは部屋の区画の配置のことで、リビングルーム(L)、ダイニングルーム(D)、キッチン(K)など、部屋数とともに数字とアルファベットで表記します。

下の例で考えてみましょう。

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リビング・ダイニング・キッチン(LDK)の他に、洋室1、和室1がありますよね。

間取りは2LDKとなります。部屋が2つにLDKがあるという意味です。

<ダイニングキッチン(DK)とリビングダイニングキッチン(LDK)の違い>

DKとLDKは部屋の大きさによって異なり、広ければLDK、狭ければDKになります。

何畳以上でLDKになるかという基準は、居室(住む部屋のこと。納戸や書斎は数に入りません)の数によって異なります。

居室数 DK LDK
1部屋 4.5~8畳未満 8畳以上
2部屋以上 6~10畳未満 10畳以上

▲公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会が、DKとLDKの違いを定めています。(1畳 = 約1.62平米) 

ダイニングキッチンの他に居室が1部屋しかない場合は、8畳以上でLDKになります。

ちなみに、1Kは1部屋+キッチン、1Rはキッチン付きの1部屋ということです。

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▲2DKの間取り例(出典:suumo)

上記のように部屋が2つある場合、Dining Kitchenが10畳以上あるとLDKになります。

1-2. 間取り選びの7つのポイント

間取り選びは、次の7点について、しっかり検討してください。

①ベランダの向き
②部屋の独立性
③収納スペース
④家族数
⑤ライフスタイル
⑥ゾーニング(使い分け)
⑦生活動線

①~③は間取りの基本知識、④~⑦は家族に合った間取りの選び方です。

どちらも大事なので、しっかりおさえていきましょう。

<①ベランダの向き>

ベランダが東西南北、どちらの方角に向いているかによって大きな違いがあります。

北向き ・・・ 日が当らず、湿気がこもりやすいです。
                    日中に家にいない人、値段を安く抑えたい人に向いています。

南向き ・・・ 一番日の当りが良いです。冬は暖かいので、寒がりな人にお勧めです。
                    賃料が他の方角より高めなこと、日当たりで本や家具を傷めないように注意しましょう。

東向き ・・・ 午前中に日があたります。午後は日が当らず、洗濯物を干すには若干不向きです。
                    午前中に家事を済ませて外出する人に向いています。

西向き ・・・ 午後に日が当り始めますので、午後から活動する方に向いています。
        夏の西日はかなり大変で、すだれなどで対策すると良いでしょう。

<②部屋の独立性>

部屋の独立性は、各部屋の距離感や壁の厚さをチェックします。

例えば、寝室なら静かな部屋を選びたいですし、すぐ隣の部屋の物音が聞こえてしまうようでは、家族間のプライバシーも保たれませんよね。

遮音性のある材料を使っているか、あるいは、壁の厚さは十分かなどをチェックしましょう。
壁の厚さは、最低15センチ、できれば20センチ位ほしいところです。

もちろん、素人目では分からないので、物音は聞こえないようになっているか、不動産会社に確認しましょう。

<③収納スペース>

収納スペースは部屋全体の7~8%が目安とされていますが、家族ごとのニーズによって大きく変わります。

近年話題になっている持ち物を減らすミニマリストのような方には、余分なスペースになってしまうかもしれませんし、ファッションに気を使う家庭では、スペースが足りなくなってしまうかもしれません。

夫婦の衣類はどこに置くか、子供用の物置スペースは十分かなど、家族のライフスタイルに合った収納を検討してみてください。

<④家族数から考える間取り>

間取りの前に、そもそも、どれくらいの部屋の広さが必要か見ていきましょう。

国土交通省が、世帯人数に応じて必要な面積を発表しています。

居住面積水準

▲国土交通省「平成23年度住生活基本計画(全国計画)」より。

赤枠を見てください。単身者で、最低限必要な面積は25㎡、余裕を持った生活をしたいなら都市で40㎡、郊外で55㎡とあります。

4人家族以上の場合は、赤枠左の算定式を参考にしてみてください。
都市部に住んでいる5人家族の場合、20㎡×5+15㎡ = 115㎡となります。

少し広めに設定されていますが、目安にはなると思います。この広さに届かない場合は、間取りでカバーします。

それでは、ディンクス、子供がいる夫婦、二世帯家族の3パターンについて取り上げます。

<<ディンクス>>

ディンクス(共働きで子供を持たない夫婦)の家族には、LDKと寝室のみのコンパクトな住まいがお勧めです。

もちろん、書斎や趣味の部屋が欲しいという場合は、部屋を増やしても良いですね。大事なのは自分たちが納得できるかどうかですから。

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▲間取り例。友人を呼びやすい大きなLDKも魅力です。

<<子供がいる夫婦>>

下のような間取りの場合、子供部屋をLDKの隣にすることで、帰ってきた子供の顔を欠かさず見ることができるのでお勧めです。

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▲夫婦の寝室の脇に、書斎があるのも良いですね。

<<二世帯家族>>

二世帯家族だと親家族との距離が大事になりますが、下の図面のようにLDKを挟んで部屋があると良いですね。介護が必要になっても、LDKの隣なのですぐに見に行くことができます。

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▲3LDKの間取り。(引用元:HOME’S)

<⑤家族のライフスタイルに合った間取り選び>

子供の成長や、家族の仕事、趣味など、ライフスタイルに合った間取り選びが大切です。

家族の団欒を大事にしたいなら、大きなLDKを選んでも良いでしょう。

サイクリングなどの趣味を大事にしたいなら、玄関横に自転車を置けるような広いスペースがあった方がいいかもしれません。奥様がガーデニングをしたいなら、広めのバルコニーがあるマンションを探しても良いでしょう。

このように、「家族でどんな暮らしをしたいか」を考えた間取り選びをする必要があります。

<⑥ゾーニング>

ゾーニングとは、空間の使い分けという意味で、部屋の使い分けだけではなく、「テレビはココ」「キッチンテーブルはソコ」という感じで家の使い方を考えるということです。

子供部屋、書斎、寝室など、家族に必要な部屋がいくつあり、それぞれどういう位置にあるのが理想か考えてみてください。

「帰ってきた子供の顔を見たいから、リビング脇の洋室を子供部屋にしよう」というような感じですね。

<⑦生活動線の検討>

生活動線とは、生活している中で自然に動く時に通る経路のことです。

家族のライフスタイルに合った間取りを選び、ゾーニングもしてみたら、実際に生活した場合どうなるかを想像してみましょう。

「ここで料理するなら、あっちに食器棚を置いて、そっちに冷蔵庫を置こう」
「リビングから遠い部屋を祖父母の部屋にすると、来るのが大変かもしれない」

というように、家族の動きに合っているか検討していきます。

もちろん住んでみないと分からないこともありますが、料理、洗濯から干す場所までの距離、ゴミ箱の位置などは、不便がないか良く想像してみてください。

この7点を良く検討すれば、家族に合った間取りが選べます。

1-3.間取り図にある分かりづらい用語表記

間取りを見ると、何のことか良く分からないアルファベット表記があったりしますので、下の一覧を参考にしてください。

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これ以外で、分からないものがあったら、ネットで調べるか、不動産会社に尋ねてみてくださいね。

2. ニーズごとのお勧めの間取り

ここでは、マンションの代表的な間取りを見ていくとともに、ニーズごとの間取りについて見ていきます。

2-1. 代表的な4つの間取りのメリット・デメリット

代表的な間取りには、田の字型、センターイン型、ワイドスパン型、角住戸型があります。

田の字型の間取りが圧倒的に多く、そして、その他に3つのタイプがあると考えておいて間違いありません。

それぞれのメリットとデメリットをおさえ、自分に合ったマンションを選んでください。

<田の字型>

田の字型は、文字通り、田の字を書いたような部屋の配置になっています。玄関から伸びた廊下が中央を走っているのが特徴です。

メリット:  風通しが良い。居室ごとの独立性が高い。
               水周りが中央にあり、上下左右の住まいからの騒音問題が出にくい。

デメリット:  玄関側の廊下の人通りがあり、プライバシーの点で懸念がある。

一番多い形で、住まいの費用にこだわりたいという方にお勧めです。

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▲田の字型の間取り例。

<センターイン型>

玄関が、LDKと居室を分けています。

メリット バルコニーが両面にある。プライベートが守られやすい。
     玄関からLDKまでが近い。

デメリット田の字型と比べて、値段が高い。

田の字型のように、廊下からの視点が気になる方にお勧めです。

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▲センターイン型の間取り例。

<ワイドスパン型>

バルコニーに面する位置にリビングと居室が1~2部屋あるタイプです。

メリット 窓が広く、採光が良い。
     リビング中心の家族のだんらんがしやすい。

デメリット田の字型と比べて、値段が高い。

採光や家族のだんらんを大事にしたい方にお勧めです。

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▲ワイドスパン型の間取り例。テラスにLDKの他に和室と洋室が面しています。

<角住戸型>

名前の通り、角部屋タイプです。

メリット 採光、通風が良い。
     廊下の人通りが気にならない。

デメリット外の気温に影響を受けやすい。
       人気があるため、値段が高め。

物音や人の目を避けたい方にお勧めです。

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▲角戸型の間取り例。(出典:suumo)

2-2.ニーズごとのお勧め間取り

ここでは、「部屋の明るさにこだわりたい」「家事を楽にしたい」「家族の込み乳ケーションを大事にしたい」というニーズに合ったお勧めの間取りを見ていきます。

<部屋の明るさにこだわりたい>

各部屋の窓からの採光について、チェックしましょう。午前、午後など、時間を変えて内覧すると、陽の入り方が分かります。(ワイドスパン型がお勧めです。)

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▲大きなLDKがバルコニーに面しています。 さらに、どの部屋にも窓が付いています。

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ひかリノベ施工例より。三面採光で、LDKの明るさが良く分かります。

<家事を楽にしたい>

家事を楽にしたいのなら、キッチンの位置や冷蔵の置き場所など、動線をよく意識して選ばなければなりません。

それに、掃除や洗濯など、奥様が実際に家事をするとしたら、どうなるか考えてみてください。

他人が不便でも自分は便利ということもありますので、自分が満足できるかが一番重要です。

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▲キッチン、洗面室が部屋の中央にあります。

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ひかリノベ施工例より。対面型のキッチンで、料理するスペースをゆったりとってあります。

<家族のコミュニケーションを大事にしたい>

家族のコミュニケーションを大事にしたいなら、やはり、大きめなLDKをお勧めします。

それに、部屋割りにしても家族の顔が見えるような配置が望ましいですね。

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▲LDKが部屋の半分を占める間取りになっています。

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ひかリノベ施工例より。玄関まで見えるので、家族が帰ってくるのがすぐに分かります。

3. 間取り変更の仕方

新しいマンションに引っ越すことができない場合は、間取り変更リフォーム・リノベーションをすることができますので、相談先や、費用、期間について見ていきます。

3-1.間取り変更 リフォームの相談場所

リノベーションで相談する場所をご紹介しておきます。

家族ごとに間取りのニーズが異なる以上、全部のニーズを挙げることはできませんし、インターネットで良く分からないこともあるでしょうから、不安な方は相談してみてくださいね。

<地方公共団体>

公益財団法人リフォーム・紛争処理支援センターのサイトが、地方公共団体のリフォーム相談窓口を紹介していますので、参考にしてみてください。

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リフォネットHP。地方公共団体以外でも相談先を紹介しています。

<リノベーション会社・リフォーム会社>

リノベーション会社・リフォーム会社に相談することも全く問題ありません。

「まだするか分からないけど、相談だけしたい」という方も歓迎してくれるはずです。費用見積もりも応じてくれるでしょうから、一石二鳥かもしれません。

もし、対応が悪ければ別の所に相談すれば良いのです。

業者選びについては、別の記事「別の記事「【総まとめ】プロが教えるリフォーム費用と業者探しのコツ」を参考にしてください。

3-2.リフォーム・ リノベーション会社に依頼する

間取りを変更したい場合は、リフォーム会社やリノベーション会社に依頼します。

間取り変更だけならリフォーム会社、間取りだけではなくデザインも変えたいなら、リノベーション会社に依頼するのが良いでしょう。

とは言っても、間取り変更だけでも、リノベーション会社は快く対応してくれるはずです。リフォーム会社とリノベーション会社を無理に分ける必要は全くありません。

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ひかリノベHP。マンションのリノベーションなら、何でも相談できます。

3-3. 間取り変更費用

間取り変更費用は、使用する内装材や工法によって異なりますので、一概に言うことはできません。

家仲間コムというサイトで、間取り変更リフォームの費用について出ていますが、10万円~数十万円が相場です。

ただし、ダイニング、キッチン、リビングの間取りを全て撤去するというような大規模な間取り変更は、300万円近くかかるケースもありますので注意が必要です。

1社だけに見積もりを依頼しても適正な値段か分かりませんので、2~3社に見積もりを取るのがお勧めです。見積もりについては、別の記事「【総まとめ】プロが教えるリフォーム費用と業者探しのコツ」を参考にしてください。

3-4. 間取り変更にかかる日数

日数についても、費用と同様で規模次第で大きく変わります。

簡単な変更で10日、大規模なもので1ヶ月半程度かかると考えておくと良いでしょう。

3-5. 間取り変更しやすいマンションのポイント

間取り変更ができるかどうかは、マンションの構造と管理規約によります。

ラーメン構造なら間取り変更は容易ですが、壁式構造だと思い通りの間取りにできない場合があります。

ラーメン構造壁式構造
▲枠組みで支えるのがラーメン構造、壁で支えるのが壁式構造です。

排水管の位置次第では、間取りを変えることができませんので、リノベーション会社に確認するのをお勧めします。

また、管理規約でリノベーションが制限されている場合がありますので確認が必要です。

もっと詳しく知りたい方は、別の記事「最適なリノベーション向きマンションを見極めるポイント4つ」を参考にしてみてください。

4. 最後に

マンションの間取りについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

一番重要なことは、家族のライフスタイルに合った間取りを選ぶことです。そして、部屋の使い分け、生活動線など、住んでから問題はないか考えてください。

間取りを見ながら新しい生活を想像することはとてもワクワクしますが、間違えると後悔につながりかねません。

家族と良く相談し、家族に合ったピッタリの間取りのマンションを選んでください。

この記事が、皆様の理想の住まい選び、住まい造りにお役に立てば幸いです。

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