ハワイアンインテリアのコツとは?自宅で楽しむリゾート気分

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ハワイアンインテリアは、その名のとおりハワイの南国感を内装に取り入れたもの。
白い砂浜や青い海、鮮やかな花々など、常夏の開放感を満喫できるのが何よりの特徴です。
室内のインテリアで再現すれば、爽やかさとゆったりとした雰囲気が混ざり合い、リゾートホテルのような非日常感が際立ちます。
この記事ではハワイアンインテリアを日本の住まいに取り入れるコツを紹介します。

色選び:鮮やかカラーで南国のムードを

ハワイアンインテリアでは海を思わせるブルー、ハワイの豊かな自然を連想させるグリーン、明るい日差しのイエローなど、鮮やかな色を大胆に用います。
とはいえ「日本の住まいには大胆すぎる」と思うときは、ダークブラウン系の色をベースにすれば、シックな「オールドハワイアン」風に。南国らしい濃密な色遣いと、馴染みやすさを両立でき、日常の生活空間としてはこちらが取り入れやすいかもしれません。

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また、家具や小物は淡い色のものでそろえると、空間にメリハリが生まれます。
とくにブルー系のカラーは、ハワイ島の美しい海や空を連想させます。砂浜をイメージしてホワイトを取り入れるのもよいでしょう。

家具選び:木とラタンのハワイアン家具

テーブルやチェアなどは、伝統的なハワイの住宅建材である“木”や“ラタン(藤)”を取り入れるのがおすすめ。
ブラウンの濃淡がきれいな「アカシアウッド」や、深みのある赤褐色の「マホガニー」などの素材は、ハワイアン家具の定番です。

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また、ヤシ科の植物である「ラタン(籐)」で編まれた家具はハワイアンインテリアに欠かせないもののひとつ。軽くて柔らかい材質が特徴で、部屋を柔らかく涼し気な印象にしてくれます。
見た目以上にしなやかなため、ソファやイスなどの素材としても座り心地が良いです。

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藤の他にも、ハワイには竹(現地では“オヘ”)で編まれた家具や、燻したバナナの葉で編まれた“バナナリーフ”の家具など、さまざまな自然素材を編んだ家具があります。
これらの家具はハンドクラフトでつくるため、手仕事のぬくもりが感じられるのも魅力です。

ファブリック:南国を思わせる植物モチーフ

ファブリック製品には、ヤシの木やハイビスカス、プルメリアといった、南国の植物のモチーフを取り入れると、明るく華やいだ雰囲気に。
ハワイアンファブリックの定番として親しまれているキルトも、こうした植物をモチーフにしたものが多いです。

フラガールのレイでお馴染みのハイビスカスやプルメリア、ハートの形が印象的なアンスリウム、ハワイ島の児湯植物で、ハワイ伝承の神話にもたびたび登場する、ハワイを象徴する花・オヒアレフアなど、いずれも南国らしい鮮やかなカラーと、大振りの花が特徴的。
木や藤の家具と組み合わせれば、ハワイの豊かな自然をインテリアで表現できます。

また、生地は“ハワイアンバーククロス”と呼ばれる内装生地が、ハワイの住宅ではよくソファやカーテンに使用されます。
バーククロスは、伝統的には植物の樹皮でつくられたものだそうですが、現在はコットン(綿)でその風合いを再現しています。厚手でざっくりとした生地なので、秋~冬でも取り入れても大丈夫です。
冬場では寒々しい雰囲気になりがちな室内を、南国植物が編まれたファブリックアイテムであたたかいイメージに彩りましょう。

インテリア小物:海をイメージさせるモチーフ

最も気軽にハワイアンインテリアを演出する方法は、海岸沿いをイメージさせるようなインテリア小物で部屋を飾ること。
貝殻やヒトデ、流木などを棚の上にディスプレイするだけで、海辺のムードを取り入れることができます。
またインテリア用のサーフボードや、ハワイの美しい海を描いた絵画やアート作品を壁に飾るのもよし。民芸調の人形も、オールドハワイの素朴な魅力があります。

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シーリングファン:日本の気候にもマッチ

常夏のハワイでは、暑い季節を涼しく過ごすための工夫が住宅にも取り入れられています。
高い天井にシーリングファンは、部屋全体の開放感と涼やかさを演出するための工夫です。

日本の高温多湿な夏の気候にも、シーリングファンは相性が良いものです。エアコンと併用することで、冷暖房の効率もアップします。

シーリングファンといってもデザインはさまざまですが、ハワイアンインテリアとマッチしやすいのは木製のファンです。
木製家具と色のトーンを合わせると、空間全体に統一感が出ます。

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観葉植物:豊かな島の自然を表現

トロピカルな観葉植物は、ハワイアンインテリアに欠かせないアイテムの一つです。
実は、ヤシの木やモンステラなど、現在のハワイ島に自生している植物の多くは、熱帯や亜熱帯地域から持ち込まれた外来種。日本でも手に入りやすい品種が多いです。

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リゾート感を演出するなら、ヤシやモンステラ、パキラ、クワズイモ、コーヒーの木といった比較的大型のものを部屋のコーナーに置いて、室内のフォーカルポイントに。
大型のものを配置するのがレイアウト的に難しい場合は、テーブルヤシやガジュマルといった小型の品種を、テーブルや棚に飾っても。
ハイビスカスやプルメリアなど、色鮮やかな南国の花と組み合わせて飾ると、より華やかな印象になります。

おわりに

ハワイアンインテリアは、部屋の色合いや家具の素材にこだわるほど本格的なものになります。
海を思わせるブルーや、明るい太陽のイエロー、ウッディなブラウンを基調とした、濃密なカラーコーディネート。アカシアウッド・マホガニーといった現地でも使用されている木や、ラタンの家具を取り入れて、リゾートの開放的なムードを演出しましょう。

ひかリノベでは、リノベーション・リフォームに際して、住まいのインテリアに関する相談も受け付けています。どうぞお気軽にお声がけください!

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記事監修

藤井 奈緒美(インテリアコーディネーター)

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