洗練された雰囲気や清潔感、特別感を感じることができるホテル空間。
旅行先や出張先でホテルに宿泊した際に、「自分の家もこんな風にしたい!」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
その反面、実際にホテルのようにするのは無理……と思っていませんか?
実は、ちょっとしたコツを掴めば、自宅をホテルライクに変身させることが可能です。
家全体は難しいけれど、寝室だけ、リビングだけというのもひとつの方法です。
今回は、憧れのホテル住まいに近づけるヒントをご紹介します。
各部屋のインテリア術や、ホテルのイメージ別コーディネート例も、ぜひ参考になさって下さい!
目次
「ホテルライク」とはどんなインテリア?
ホテルライクとは、「ホテルのような」という意味。
清潔感が溢れ、全体的にすっきりとした印象のインテリアでまとめる事で、いまの住まいを、まるでホテルの一室のような空間へと変身させることも可能です。
具体的には、インテリア自体のカラーがシックで落ち着いた色味である、形や大きさが揃ったものが並んでいる、ファブリックはなるべく無地のものを選ぶ、といった方法を用いることで、生活感のない空間へと近づけていきます。
ホテルライクにするためのコーディネートポイント
まずは、実現したいホテルの雰囲気をイメージしましょう。
シティホテルなのか?リゾートホテルなのか?といった具合に、理想のイメージを絞っていきます。
それらが決まったら、次の3つのポイントも抑えていきましょう!
生活感のない部屋
ホテルのような空間にするためには、限りなく生活感をなくすことがポイントです。
収納スペースを上手く活用し、小物や生活用品は使う時以外、しまっておきましょう。
できれば、家電製品やゴミ箱なども、隠す収納で見えないようにすると、よりホテルライクに近づきます。
統一感のある色選び
シンプルな色合いでインテリアを揃えると、統一感が出てホテルらしくなります。
白・ベージュ・グレー・アイボリーといったベーシックな色合いは、ホテルライク初心者にも挑戦しやすいでしょう。
ホテルライクに近づけるためのベストな方法は、床・壁・天井といった部屋の大きい部分を、同じ色で統一してしまうことです。
それらのリフォームや、家具を買い替えるのが難しい場合は、ラグや寝具・カーテンの色に統一感を持たせるだけでも、ホテルっぽくさせることが可能ですよ。
間接照明でぐっとホテルライクな部屋に
ホテルといえば間接照明といっても良いほど、ホテルライクなお部屋には、ムードのある照明が欠かせません。
リラックスタイムには、シーリングライトなどの主照明を消し、間接照明だけで明るさを保つのもひとつのテクニックです。
今は、手頃な価格のテーブルランプやフロアランプもデザインの種類が豊富です。気に入ったランプを買い足すのもいいですね!
リノベーション・リフォームなど、大掛かりな模様替えをお考えの方は、床付近に取り付けるフットライトもオススメです。
ホテルライクに近づくインテリア術
壁紙や床など大きな部分をコーディネートできたら、今度はインテリアでホテルライクへ近づけていきましょう。
ベッドやソファを重厚感のある色味やデザインの物にするのも、グッとホテルっぽさが増しますよ。
シンメトリー(左右対称)を心がける
ホテルのインテリアやベッドなどを注意深く見てみると、シンメトリー(左右対称)に配置されていることが多いのに気づきます。
例えば、ソファーの上に並べたクッションを、色も形もシンメトリーに配置したりするのもいいですね!細かいところだけでなく、部屋全体の空間でシンメトリーを心掛けてみてください。
クッション・枕を多めに配置する
ホテルのベッドやソファーは、たくさんの枕やクッションで埋め尽くされているイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
これを自宅でも再現してしまいましょう。大きさや形の違うクッションで配置すると贅沢な空間になります。
個性を出すなら、観葉植物やアート作品で
いくらシンプル重視とはいえ、部屋に個性を出したい!という方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、観葉植物やアート作品で他との差をつけましょう。
家具やファブリック類はシンプルなものでまとめ、珍しい種類や身長と同じくらい大きめの観葉植物を置くと、リゾートホテルのような非日常感も演出できます。
さらに特別感を演出したいなら
おおよその空間が出来上がり、さらに特別感を演出したい場合は、1人がけ用のラウンジチェアやベッドサイドテーブルを買い足すのもオススメです。
読書やお茶だけのスペースを作ってみたり、ベッドと同じ色味のサイドテーブルを配置することで、非日常的な部屋の雰囲気になります。
ひかリノベの施工事例〜お部屋別〜
お部屋の区分別に、ホテルライクへと近づけるヒントをお伝えします!
以下の事例はすべて、ひかリノベが実施に施工を行ったお部屋です。ぜひご覧ください。
リビング・ダイニング
- (事例:自由な暮らしは余白がつくる )より
ダイニングからリビングまで、壁と床は白で統一されており、フローロングとの調和も取れています。
家具の色にも統一感があり、ダウンライトでさらにスッキリとした印象に。
コの字型の大きなソファが、エグゼクティブルームのような高級感を与えつつ、家族全員がリラックスできるようになっています。
寝室
- (事例:家族でゆったり楽しむ週末高級レストラン )より
寝室は、家の中でもホテルライクに変身させやすいスペースです。
寝具を落ち着いた色味で統一し、枕とクッションを多めに配置することで、ホテルのベッドルームのようになります。
ベッドスプレッドと足元部分のフットスローを買い足すと、さらにホテルライクに近づきますよ!
洗面
- (事例:アパルトマンのように )より
まるで、海外ホテルのような洗面スペース。
脱衣所・洗面スペース・トイレがひとつながりの空間になっており、日本では珍しい配置の水回りスペースにリノベーションしました。
全面に貼ったブルーのタイル、床・天井を白にすることで、ホテルに欠かせない「清潔感」も演出しています。
キッチン
- (事例:家事動線の機能美 )より
360度真っ白な、清潔感漂うキッチンスペース。ケトルや調理器具なども白で統一されています。生活感をできるところまで排除した空間に仕上がりました。
蛇口の形も、海外を思わせるお洒落なデザインに。蛇口のデザイン交換をするだけなら、工事は30〜40分で完了します。
ひかリノベの施工事例〜イメージ別〜
2章でもお伝えした通り、ホテルライクなお部屋に近づけるためには、理想のイメージを持つことが大切。
ひかリノベが施工した事例の中で、テーマ別のイメージ例をご紹介します。ぜひ理想のお部屋を探してみてください!
クラシックホテルをイメージして
- (事例:マンション×スキップフロア×クラシックホテル )より
まるで洋館を思わせる重厚な色使いのインテリアを中心に、コーディネートされたお部屋。
落ち着いた部屋の雰囲気を壊さないよう、椅子やソファも同じ系統の色でまとめています。同じ系統の色でも、素材(布・レザー・木目の種類など)を変えると変化をつけることができます。
高級ホテル気分を味わえる空間
- (事例:至高のタワマンリノベは二度目で完成する )より
二面すべてが、ガラス張りになっているため、眺望は高級ホテル並みに抜群。
テーブル上部のスポットライトが、スイートルームのような雰囲気を醸し出しています。せっかくの夜景を楽しむなら、間接照明のみを利用して雰囲気を倍増させましょう!
ソファに多めのクッションを並べるテクニックも使われています。
デザイナーズホテルのように
- (事例:【シングル】主役はインテリア。部屋はキャンバス。 )より
「デザイナーズ」といえば、個性的なデザインやコンセプトが特徴です。
こちらの事例は、ひとつの空間にリビングダイニング・ベッドスペースが存在しており、空間別でファブリックに統一感を持たせています。
数種類の家具が視界に入っても、埋め込んであるダウンライトでごちゃごちゃした印象は全くなく、空間はスッキリ。
テーブルはワンポイントで自分の好きなデザインを!お気に入りのアート作品や、観葉植物をおいてポイントにするのもいいですね。
おわりに
今回は、ホテルライクなお部屋に近づけるポイントやインテリア術をご紹介しました。
家全体をホテルのようにするのは難しい……という方は、自分が一番リラックスできるお部屋から変えてみるのがオススメです。
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