夢は庭付き一戸建て!?一軒家のメリットデメリット教えます

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戸建て

「一戸建てに住んでみたい」と思っている方はいらっしゃいませんか?

「いやいや、生まれた時からずっと一戸建てに住んでいるよ」という方もいらっしゃるでしょうが、ずっとマンションや集合住宅に住んでいる方にとっては、憧れがありますよね。

この記事では、一戸建てのメリットやデメリットについてお話しします。

一戸建てといっても注文住宅や建売住宅、平屋、2階建て3階建てなど、いろいろありますから、それぞれのメリットやデメリットを挙げていきます。

これを読めば一戸建ての長所・短所が良く分かりますから、賃貸でも購入でも、一戸建てにこれから住みたいと考えている方は、ぜひお読みください。

1.一戸建ての基本知識

そもそも一戸建てとは、マンションやアパートといった集合住宅に対して使われる言葉で、一戸で一棟の住宅を指します。戸建て、一軒家も同じ意味として使われます。

「一戸建てを購入したい」と考えた方は、最初に注文住宅と建売住宅という言葉にぶつかると思います。

建売住宅とは「不動産会社が家を建築して、土地と合わせて販売する住宅」という意味です。基本的に新築の住宅を指します。(新築とは「完成から1年以内で、未入居の物件」ということです)

ちなみに似た言葉として、売建住宅というものがありますが、不動産業者が土地を売ってから建築請負契約を結び、一戸建てを建設して引き渡す住宅のことです。漢字の通り、売ってから建てるわけです。

それに対し、注文住宅は土地を購入し、購入者が設計・施工業者を探し、建築する住宅です。売建住宅と異なるのは、建築業者が決まっているかどうかということです。

<一軒家のこれから>

国土交通省のデータによると、2015年の新設住宅は90万9,299戸で2年ぶりに増加しました。

2013年は消費税増税前の駆け込み需要で98万25戸にまで増加しましたが、2014年はその反動で、88万470戸に落ち込みました。それを取り戻したのが、2015年というわけです。

野村総合研究所の「2025年の住宅市場」というデータによると、新設住宅は2025年には60万戸にまで減少するということです。

「新設住宅市場の縮小は避けられない。住生活の質的向上に向けて、リフォーム・中古住宅流通の活性化が必須となる」とまとめられていますが、量より質、そして、質の良い住宅を長く使っていく時代になっていきそうです。

2025年の住宅市場 ~新設住宅着工戸数、60万戸台の時代に~
▲バブルを境に徐々に下がっていってます。(参照元:2025年の住宅市場)

2.一戸建ての住まいとしての魅力と弱点

戸建ての魅力は、何と言っても「自由さ」にあります。

集合住宅にある管理規約みたいな決まりに縛られたくない、防犯や災害対策なども全部自分でやってみたいというような自立心や好奇心がある人に向いています。

では、一戸建ての具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。

2-1.一戸建て全般のメリット・デメリット

一戸建ての5つのメリット
  • 庭など自分の敷地内のスペースを活用することができる
  • 築年数が経過しても土地部分の価値があるため、資産価値はそれなりに残る
  • 自由に増築や建て替えができる
  • 独立性が高いので、プライバシー面に優れている
  • 隣家と離れているほど、騒音面で神経質になる必要がない

最初に挙げられる一戸建ての魅力は、自分の思い通りに土地を使用できることです。もちろん、法律的な制限がありますが、ガーデニングをしたり、駐車場を作ったりと、思いのままに使うことができます。

住むにあたっても、隣の家と離れていればあまり音に気にする必要はありません。一戸建てに住んで「パーティーで気兼ねなく騒げるようになった」という体験談を聞いたことがあります。

それに、プライバシーの面でも優れています。もちろん、柵やブラインドなど工夫が必要な場合もありますが、集合住宅よりか他人の目が気になることはありません。

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▲太陽光パネルを大胆に取り入れられるのも戸建ての魅力ですね。(出典元:ネクサスアールホーム)

一戸建ての4つのデメリット
  • 最寄り駅から離れている場合が多い
  • 高齢になると暮らしにくくなる場合がある
  • 空き巣や放火などの防犯(セキュリティ)面を意識する必要がある
  • 災害、害虫対策などに気をつかわなければならない

便利な場所には、商業施設や集合住宅が建てられるので、一戸建ては駅などから離れている傾向があります。もちろん、立地が良い一戸建てもありますが、その分、土地の値段は高くなってしまいます。

それに、立地も関係しますが、戸建ては高齢になると暮らしにくくなると言われています。若い時は苦もなく階段を上り下りできても、年を取れば大変になってしまいます。それに、病院やスーパーから遠い一軒家だと行くのが大変ですよね。

次に、一軒家は防犯に気をつけなくてはなりません。集合住宅では、オートロック、防犯カメラなどを入り口に設置すれば各戸に恩恵がありますが、一軒家では家主が自分の家のためだけに、防犯設備を入れる必要があるのです。

それに、災害・害虫対策も必要になってきます。集合住宅は鉄骨鉄筋コンクリートで頑丈な建物が多いですが、木造が主流の一軒家では、洪水やシロアリなどの害虫が発生した場合どうするかなども考えておくべきなのです。

やはり、自分で何でもやりたいという方には戸建てが向いているのでしょうね。

2-2. 平屋のメリット・デメリット

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平屋とは、一階建ての家です、日本の伝統家屋に多いですが、メリットとデメリットを見ていきます。

平屋の4つのメリット
  • 移動が簡単
  • 家族間コミュニケーションが円滑になる
  • メンテナンスが容易
  • 構造的に強い

平屋のメリットは、移動のしやすさです。特に歳をとってからの階段の上り下りは大変になってきますが、平屋ではそんなことはありません。バリアフリーにしやすいというのもメリットとして挙げられます。

また、ワンフロアになっている分、家族間の距離が近く、コミュニケーションが弾みます。

それに、平屋は2~3階建てに比べてメンテナンスがしやすく、構造的に強いです。高いところに上って修理するのは大変だし、危険ですよね。

平屋の2つのデメリット
  • 土地の広さが必要
  • プライベートスペースの確保が大変

平屋は敷地面積が広くなり、その分、土地の取得や固定資産税にお金がかかります。

平屋は田舎に多いですが、やはり、土地が高くないところに向いているのが平屋というわけですね。

また、これはメリットの裏返しですが、ワンフロアな分、家族との距離が近く、プライベート空間が確保しづらいということも挙げられます。

2-3. 2階建て以上のメリット・デメリット

2階建て以上の3つのメリット
  • 土地を有効活用できる
  • 2世帯で暮らすのに適している
  • 防犯や採光に優れている

平屋との比較になりますが、空間を上に伸ばす分、土地を有効活用できると言えるでしょう。60坪の家を建てる場合、平屋の場合は60坪分の基礎と屋根が必要ですが、2階建てなら、30坪分の基礎と屋根で済みます。(建築費の中で高いのは屋根と基礎ですが、同じ面積の場合、2階建ての方が安くおさまるのです。)

また、平屋がプライバシーを確保するのが大変ということを書きましたが、2階建ては、2世帯でも暮らしやすいです。

それに、平屋に比べて防犯面でも優れています。2階なら平屋ほどに鍵の戸締りや洗濯物に気を遣う必要はありません。(もちろん、マンション程でもありませんが)

2階建て以上のデメリット

  • 生活動線が複雑になる
  • シニア層には移動が大変

2階建てなら、1階は家族共有のスペースにするということができますが、3階建てになると、1階で風呂、2階で食事というように、生活動線が複雑になりがちです。

平屋と比べて、高齢者の方には移動という点で大きなデメリットと言えるでしょう。(間取りをうまく利用してカバーする必要があります。)

2-4. 借地権付き建物のメリット・デメリット

借地権は「土地を借りる権利」のことで、借地権付き建物とは、建物は自分所有にできるが、土地は借りることになるという物件のこと。

借地権には、旧借地権、普通借地権、定期借地権の3つあります。

旧借地権と普通借地権は、借地期間が終わっても、貸主側に正当な理由がなければ、更新されるものです。

普通借地権は地上権と賃借権に分かれています。

地上権なら建物を貸すことも売ることも可能ですが、賃借権の場合は売買や賃貸に出す際に、地主の許可が必要です。

戸建ては、賃借権が一般的です。

最後に定期借地権ですが、期間満了時に土地を更地に戻して地主に返還するというものです。契約に更新はなく、50年間の期間があります。

借地権付き建物の2つのメリット
  • 60~80%程度の値段で購入可能
  • 不動産取得税、登録免許税、固定資産税が不要

借地権付き建物の魅力は何といっても値段の安さです。都心部などの土地が高い場所にこだわりたい方には、借地権付き建物も選択肢に入れても良いでしょう。

借地権付き建物の3つのデメリット
  • 地代を払わなくてはならない
  • 住宅ローンを借りづらい
  • 定期借地権の場合、土地を返還しなくてはらならない

地代は、固定資産税の3倍程度が目安と言われています。地主が固定資産税を払うわけで、差額が地主の報酬になるわけです。

それと、借地権付き建物は、住宅ローン貸出限度額が低かったり、火災保険や連帯保証人が必要な場合もあります。

 

3.購入と賃貸、どっちを選ぶべきか

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購入と賃貸はどちらがお得かという議論は、いろいろなサイトで行われていますが、結論は曖昧です。

長いスパンで見ると購入に軍配が上がるという感じですが、選ぶ決定打にはなりえません。

「一か所にとどまりたくない」「家を買うことは災害の多い日本ではリスクになる」と考える方は賃貸、「好きな街で永く住みたい」と考えるなら購入を選択するべきです。

それ以外の購入の魅力、賃貸の魅力を見ていきます。

購入の3つの魅力
  • 自分の資産になる
  • リノベーションが自由にできる
  • 賃貸よりグレードが高い

住宅ローンを完済すれば自分の資産になり、支払いは固定資産税を払うだけになります。(築古になったら、修繕費用も想定しておく必要がありますが)

それに、リノベーションが自由にできることも魅力です。子供が自立して部屋が広くなった場合は、間取りを変えて大きなリビングにしたり、バリアフリーにしたりと、自分の資産なので思い通りにできます。

また、同じ費用なら賃貸よりもグレードが高くなります。家賃10万円と、ローン返済額が10万円なら、後者の方が住まいのグレードが高いということです。

賃貸の3つの魅力
  • 初期費用など、大きな費用がかからない
  • 固定資産税・都市計画税などの税金がかからない
  • メンテナンス費用がかからない

賃貸は、敷金礼金はありますが、購入と比べて大きな費用が一気にかかるということはありません。

それに、固定資産税、都市計画税などを払う必要がないこと、リフォーム費用などを考慮に入れる必要がないことは賃貸の大きな魅力です。

古くなったり、何か不満があったりすれば、引っ越せば良いわけですからね。

 

4.注文住宅、建売住宅、中古戸建てのメリット・デメリット

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お金にこだわるか、新築にこだわるかというのがポイントになります。

費用をおさえたいなら中古戸建てという選択肢があります。それをリノベーションすれば、自分で好きなように変えることができます。もちろん、リノベーション費用はかかってしまいますが、それでも注文住宅や建売住宅よりも、値段をおさえることができるはずです。

では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

4-1.注文住宅のメリット・デメリット

注文住宅は、お値段がかかる分、一番自由がききます。外観から間取り、内装まであらゆることが自由です。(もちろん、法律の範囲内で)

注文住宅の3つのメリット
  • 間取りやデザインにこだわり、理想に近い家を建てることができる
  • よく考えて設計してもらえば、将来的に増改築をしやすい
  • 施工過程を見ることができる

注文住宅のメリットは、施工過程を見ることができるので、その都度に第三者機関にチェックをしてもらえば、質の確かな住宅を作ることができます。

注文住宅の3つのデメリット
  • 打ち合わせや工事など、入居までの期間が必要
  • ゼロから造るため、費用が高くなりやすい
  • 実物がイメージしづらい

注文住宅のデメリットとして挙げられるのが、住むまでにかかる時間です。どんな家にするかを良く打ち合わせする必要があります。スーモによると、注文住宅の場合、情報収集から契約まで13.5ヶ月、契約から入居まで8.8ヶ月、平均でかかっているということです。

また、ゼロから造るため、費用が多くかかるのも当然ですね。ただし、注文住宅は「キッチンのグレードを上げる代わりに、バスルームは安価なユニットバスにしよう」というように、費用調整ができます。

それと、完成後がイメージしづらいのも難点として挙げられます。モデルハウスや住宅展示場に足を運んだり、図面や予想完成図を利用して、イメージと現実にギャップが生まれないようにすることが必要です。

4-2.建売住宅のメリット・デメリット

建売住宅の3つのメリット
  • 注文住宅と比べ、安価に新築を手に入れることができる
  • 土地と建物をまとめて住宅ローンの申請ができる
  • 気に入れば即購入・即入居

建売住宅は、オーダーメイドの注文住宅と異なり、似たような住宅を多く作るため、材料費、設計費用をおさえることができます。(一品物と大量生産品との違いですね)

また、建売住宅はすでに完成しているので、住宅ローンの申請が比較的簡単に行えます。(住宅が完成するまで融資が払われない住宅ローンもあり、その場合は、割高なつなぎ融資をりようしなければなりません。)

それに、建売住宅のメリットはすぐに住めることですね。スーモによると、建売住宅の場合、情報収集から契約まで8.8ヶ月、契約から入居まで2.6ヶ月、平均でかかっているということです。(注文住宅に比べ、入居までに約1年の差があります!)

建売住宅の3つのデメリット
  • 間取りやデザインを変更できない
  • 品質チェックが難しい
  • 増改築が難しいケースがあり確認必要

建売住宅はすでに出来てしまっているから、リノベーションでもしない限り、間取り変更はできません。また、品質チェックが難しいのも特徴です。

それに、安価に供給するため、増改築などを想定していない構造の場合があります。プレハブ工法、2×4工法などは間取り変更が難しいので、いずれ永く住んでリノベーションしたいと思っている方は注意が必要です。

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ホームインスペクションHP。5~10万円程度で第三者機関のチェックを受けることができます。

<新築住宅の魅力=瑕疵担保期間が10年間もある>

新築の住宅(注文住宅、建売住宅)に、瑕疵担保期間が10年間あるというのは、中古戸建てと比較した時の大きな魅力です。

瑕疵担保期間とは、瑕疵担保責任が及ぶ期間ということです。瑕疵担保責任とは、買主が気づかない欠陥が住宅にあった場合、売主が責任をもって保証・修理するというものです。

中古の場合は、売主が業者の場合は2年、個人の場合は3ヶ月、もしくはついていない時もあります。

4-3.中古戸建てのメリット・デメリット

中古戸建ての4つのメリット
  • 費用をおさえられる
  • 土地と建物をまとめて住宅ローンの申請ができる
  • 気に入れば即購入・即入居
  • リフォーム・リノベーションで自分の好みに変えやすい

中古住宅のメリットは何といっても費用が抑えられることです。築20年を超えると、建物の評価価値がなくなってくるので、リノベーションをしても、新築よりも半額から3分の2の費用で購入できるのです。

また、リノベーションすればすぐに住むということはできませんが、そのままで良いならすぐに住むこともできます。これは建売住宅と同じですね。

中古戸建ての3つのデメリット
  • 耐久性に不安
  • 設備が古い
  • 住宅ローンがおりづらい

中古戸建てのデメリットは、やはり、古いので耐久性に不安があることです。建売住宅のところでも紹介しましたが、ホームインスペクションなどをして、欠陥住宅をつかまないようにしましょう。

また、建物の値段が低い以上、担保価値も下がるので、住宅ローンの借入可能額が、新築よりも低くなるでしょう。(もちろん、そんなに借りたくない人には、メリットとも言えますが)

 

5.最後に

一戸建てのメリット・デメリットについて見てきましたが、いかがでしたか?

高度経済成長以降、一戸建てのマイホームとは日本人の憧れでした。新築着工件数は徐々に減りつつありますが、自分の所有する土地で、自分だけの建物に住むというのは、これからも魅力的であることには変わりないはずです。

途中で書きましたが、一戸建てに向いているのは「何でも自分でやる」というような独立心や好奇心を持っている人です。集合住宅にとらわれない自由さを大事にしたい人は、ぜひ、一戸建てを選びましょう!

また、一戸建てを選ぶにしても、新築か、中古か、建売か、注文か、様々な選択肢がありますが、この記事を読んで、メリット・デメリットを把握して自分に合ったものを選んでください。

この記事が皆様の理想の住まい選びに役立てば幸いです。

 

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