万一の事故や病気に備える!住宅ローン≪疾病保障≫の選び方

はてなブックマーク - 万一の事故や病気に備える!住宅ローン≪疾病保障≫の選び方
Pocket
LINEで送る

この記事のまとめを サクっと 読む
insurance

住宅ローンの返済中にもしも病気やけがをして、支払いを続けられなくなったら?

住宅ローンを組むときは通常、団体信用生命保険(団信)に加入しますが、実は団信でカバーされるのは死亡や高度障害の場合だけ。
「病気で働けなくなった」という場合は保障の対象外なのです。

しかし近年、がんや脳卒中・心筋梗塞といった病気が原因で収入が途絶えてしまった方のために、ローンの残債がゼロになる「がん保障」「三大疾病保障」「八大疾病保障」などの保険が付いた住宅ローンが注目を集めています。

「銀行で三大疾病保険付住宅ローンをすすめられたけど、やっぱり付けた方が良い? それとも別の医療保険などに加入した方がいいのかな?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では『住宅ローン返済中の病気に備える保険』について解説!
保障内容や支払条件といったポイントを比較して、「ベストな保険の選び方」をお答えします!

1.もし、返済中に病気になったら?

「病気になって住宅ローンが払えなくなったらどうしよう?」

人生で一番高い買いものといわれるマイホーム。
住まいの購入に当たっては多くの方が住宅ローンを利用しますが、何千万円ものお金を最長35年かけて返していくのですから、もし途中で病気になって働けなくなり、収入が途絶えてしまったら、心配ですよね。
そこで近年注目を集めているのが、疾病保険が付いた住宅ローンです。

広がる疾病保障付住宅ローン

「疾病保障付住宅ローン」とは、がんや生活習慣病などで働けなくなった場合に、保険金で残りのローンが完済できるというもの。

選べる保障の範囲は銀行によって特色があり、がんに備える「がん保障」。
がん・脳卒中・心筋梗塞が対象の「三大疾病保障」。
糖尿病・慢性腎不全・肝硬変などもカバーした「八大疾病保障」。
さらに女性特有の婦人病の備えもプラスした女性向けローンも登場し、広がりを見せています。

選べる保障 保障の範囲
がん保障 がん
三大疾病保障 がん・脳卒中・心筋梗塞
八大疾病保障 がん・脳卒中・心筋梗塞・
糖尿病・高血圧症・肝硬変・
慢性腎不全・慢性膵炎
+α 婦人科疾患(女性向け)
要介護2以上(介護保障)
全ての病気・けが(全疾病保障)

ここで「アレ? 今までも住宅ローンを組むとき、保険がセットになっていなかったっけ?」と疑問に思われた方。
そのとおり! 従来も、住宅ローンを組む際は「団信」と呼ばれる生命保険に加入するのが一般的でした。

しかし、従来の団信は「死亡・又は高度障害になった場合に、保険金でローンが完済できる」というもの。
先ほど挙げたような病気になって働けなくなった場合までは、カバーできないのです。

2.従来の団信は死亡・高度障害保障のみ!

従来の団体信用生命保険(団信)は、「ローンの返済中に死亡・または高度障害になった場合」を想定したものでした。
つまり、亡くなってしまうか、寝たきりになるか、失明、四肢の切断や麻痺といった重い障害を負った場合でなければ、保険金支払いの対象とはならないのです。

団体信用生命保険の仕組み

従来の団信は、「住宅ローンの返済中に死亡・または高度障害になると、保険金で残債を一括返済できる」というものでした。
あなたに万が一のことがあっても、残されたご家族はローンの負担なく、購入したお家に住み続けることができます。
銀行としても、貸したお金を確実に回収できるので安心です。
そのため、ほとんどの民間銀行は融資の条件として「団信に加入すること」を義務付けているのです。

通常の生命保険と同様、団信にも告知・審査があり、健康状態に問題があると保険会社から加入を断られてしまう場合もあります。
もし団信に加入できないと、民間の住宅ローンは借りられないということになりますね。

ちなみに、団信の保険料はローンの金利に含まれているため、月々いくらといった料金は掛かりません。
(住宅金融支援機構のフラット35は団信に加入しなくても借りることができ、保険料は別途現金払いとしていましたが、2017年10月から民間の住宅ローン同様、金利に含まれることになりました)

高度障害ってどんな状態?

死亡は分かりやすいですが、高度障害とは具体的にどんな状態をいうのでしょうか?
保険会社によって細かい違いはありますが、代表的なところをまとめてみましょう。

高度障害とは

  • 両目の視力を失った
  • 言語またはそしゃくの機能を失った
  • 肺や心臓・消火器などの臓器や、中枢神経、精神に障害が残り、常に介護を要する
  • 手足の切断・または麻痺で動かせない

つまり、病気やけがで非常に重い障害が残り、生活に重大な支障をきたす状態をいいます。
「障害等級の認定がある=高度障害」ではありませんのでご注意ください。

また、次の場合は高度障害であっても保険金支払いの対象外となりますから要チェック。

支払対象とならない場合

  • 団信に加入する前からの病気やけがが原因で高度障害に至った
  • 将来、回復の見込みがある
  • 故意に高度障害となった
  • 戦争・その他の変乱が原因である

さらに、病気やけがをしてからまだ日が浅く、症状が固定していない間は、保険金は下りません。症状が固定してから、改めて保険金支払申請が必要です。

このように、高度障害とみとめられるには厳しい条件があります。
「これらの条件には当てはまらないけれど、いままでどおりに働いて収入を得ることが困難だ」という場合は、先にお話した疾病保険のような備えが別途必要です。

3.疾病保障付住宅ローンでもっと安心!

厚労省の統計によると「日本人の2人に1人ががんになる」といいますから、万が一(とはいえない確率ですね)の備えはしっかりと考えておきたいものです。
「疾病保障付住宅ローン」ではがん保障の他、罹患リスクが高い脳卒中や心筋梗塞、生活習慣病、さらに女性の方は婦人科疾患の保障もプラスできます。

疾病保障特約付団信のしくみ

疾病保障付住宅ローンは、正しくいえば「疾病保障特約付団信」。通常の団信に特約をつけるというしくみになっています。

通常の団信は「死亡・又は高度障害になると住宅ローンの支払いがなくなる」というシンプルな保険でした。また保険料は金利に含まれているため、とくに支払いの必要はありませんでしたね。
疾病保障特約をつけると、保険内容や保険料はどのように変わるのでしょうか。

支払い条件にご注意!

実は、疾病保障特約付団信は「病気になった=住宅ローンの返済がなくなる」という単純なしくみではありません。
がんについては「医師に診断されたらすぐに給付が受けられる」としている保険会社がほとんどですが、三大疾病・八大疾病はたいてい「就業不能となってから60日が経過したら」といった条件が付いています。

そして支払われる保険金も、残債を一括返済するケース・一定期間の返済を保障するケースと段階があります。

こうした支払条件や保障内容は、保険会社や商品によっても違いがあります。
こちらの表では平均的な例をまとめてみましたので、商品を比較する際のご参考になさってみてくださいね。

病名 支払条件 保障内容
がん 診断を受けたら 住宅ローン残高がゼロになる
心筋梗塞
脳梗塞
症状が60日間続いたら
又は手術を受けたら
糖尿病
高血圧症
肝硬変
慢性腎不全
慢性膵炎
就業不能が1ヶ月間続いたら 毎月の支払いを肩代わり
(最長12カ月間)
就業不能が13ヶ月以上続いたら 住宅ローン残高がゼロになる

審査は通常より厳しめ

通常の団信の審査は、告知書の3つの質問に答えるだけのシンプルなものでした。

団信の告知事項

  • 最近3ヶ月以内に医師の治療や投薬を受けたことがあるか。
  • 過去3年以内にがんや心臓病といった所定の病気で手術を受けた、もしくは2週間にわたる治療・投薬を受けた
  • 手・足の欠損または機能に障害があるか。または、背骨(脊柱)、視力、聴力、言語、そしゃく機能に障がいがあるか。

疾病保障特約を付ける場合は、借入金額にもよりますが、健康診断結果の提出も求めてくる保険会社が多いです。
たとえばみずほ銀行の三大疾病保障付団信(引受保険会社は第一生命)では「借入金額が5,000万円を超える方は健康診断結果証明書を提出すること」としています。

また千葉銀行静岡銀行の三大疾病団信付ローン(引受保険会社は明治安田生命)では「がんに罹患したことがある方は加入できない」としています。
保障の範囲が広い分、実際に病気になるリスクがより厳しく審査されるのですね。

保険料は金利に上乗せ

通常の団信では、保険料はローンの適用金利に含まれていましたが、特約を付ける場合は「(保障内容に応じて)金利を上乗せします」という銀行が多いです。
上乗せ金利は銀行によって差がありますが、がん保障は一般的に0.05~0.2%。三大疾病は0.2~0.3%。八大疾病は0.3~0.4%前後です。

▲りそな銀行の三大疾病保障付住宅ローンは、上乗せ金利0.25%。

▲三菱東京UFJ銀行の3大疾病保障特約付住宅ローンは、上乗せ金利0.3%

金額にして計算してみましょう。
住宅ローン金利1.40%(固定)で3,000万円の融資を受け、35年で返済する場合、総支払金額は3,797万円。
上乗せ金利0.24%の三大疾病保障を付けた場合、総支払金額は3.945万円になります。
したがって、三大疾病保障の保険料は、35年間の総額で148万円。月額にすると、約3,500円です。

借り換えの方にも対応!

疾病保障特約付団信は新規で住宅ローンを組まれる方だけでなく、借り換えの方もご利用いただけます。
「はじめにローンを組まれたときは現在のように保障内容が充実していなかった」とか、「上乗せ金利がいまより高かった」といった理由で特約を付けなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょうど低金利のいま、借り換えをお考えの方は、この機会に特約もつけるかどうか、改めて検討してみませんか。

金利がどれだけ変わるのかを確認して

借り換えを希望される方は、「金利がいまより安くなることを期待して」というケースがほとんどでしょう。

もし疾病保障特約を付ける場合、金利が「疾病保障の上乗せ分+0.1%」以上下がるようなら、月々の返済金額はいまよりも安くなります。
仮に上乗せ金利を0.3%とすると、0.3%+0.1%=0.4%以上下がるようなら、いまよりもお得になるということですね。
ここで0.1%を足すのは、借り換えに掛かる諸費用(事務手数料・登記費用など)を回収するためです。

金利がいまのように安くなったのは2016年頃ですから、それ以前にローンを組まれた方は、特約を付けてもいまよりお得になる可能性が高いです。

借り換えの場合も審査がある

借り換えの場合も、新規でローンを組む場合と同じように審査があります。
はじめにローンを組んでから幾年か過ぎ、その間に病気をしたり、健康診断で異常が見つかったりといったことはありませんか?
まして疾病保障特約を付けられる方は、はじめにローンを組んだときよりも審査が厳しくなりますから、注意が必要です。

4.団信以外の保険や公的保障もチェックして

ここまでは団信の保障について見てきましたが、団信の他にも病気やけがのために途絶えてしまった収入をカバーする方法はないのでしょうか?

会社員の方であれば、社会保険による公的保障が用意されています。
また民間の保険にも、病気やけがが原因で就労が困難になった方の収入を補てんしてくれる商品があります。

会社員が受けられる公的保障

会社員の方は協会けんぽや組合健保によって、病気やけがで就労できない間の収入を保障する制度があります。

2つの公的保障

  • 傷病手当金
  • 労災保険

休業中の収入を保障してくれる傷病手当金

傷病手当金とは、病気やけがによって仕事ができない状態が4日以上続いた場合に、最長1年半まで、毎月の給与の2/3が受け取れるという制度です。
もし会社から給与や手当が支払われている場合は、合わせて2/3になるよう支給されます。

傷病手当金を受け取るためには医師の診断書が必要です。とはいえ特定の病名や症状がなくてはいけないというわけではなく、「就業が困難である」ということがわかればOKです。

▲協会けんぽHP。給付の申請手続きなど。

1年半が過ぎても病気やけがが完治せず、障害が残った場合は障害年金を受給できます。
障害年金は、たとえ仕事に復帰しても障害等級の認定があれば受け取ることが可能です。

▲日本年金機構HP。給付金額の計算方法など。

勤務中の事故によるけがや病気は労災保険で

勤務中(出勤途中も含む)に起きた事故が原因で就労できない状態が4日以上続いた場合は、労災保険によって毎月の給与の8割を受け取ることができます。
給付期間の上限は決まっていません。病気やけがが治っておらず、就業できない状態が続いている限り受け取ることが可能です。

労災の給付を受け取るためには、勤務時間中に行なっていた業務が原因であるという労働基準監督署の認定が必要です。
この認定には早くて1ヶ月、中には半年〜1年間待つ場合もあります。
給付金額は傷病手当金より多いのですが、認定に時間がかかると当座の生活が心配であることがネックですね。

▲厚労省HP。「休業(補償)給付 給付の内容・手続き」をご覧ください。

なお、労災保険と傷病手当金は併用することができません。労災が認められる場合は、労災の方が優先されることになります。

保険も合わせて見直しを

いまお話した傷病手当金や労災保険は社会保険による保障ですから、自営業の方は利用することができません。
(自営業の方は通常、社会保険ではなく国民健康保険に加入しているため)
したがって自営業の方は、民間の保険でもしもの場合に備えておくことをおすすめします。

また会社員の方でも、たとえば「住宅ローン団信に疾病保障特約を付けるよりも、民間の保険に入る方がメリットが大きいかもしれない」と迷われている方もいらっしゃるでしょう。
保障内容や保険料を比較して、あなたにとってどちらがベターか、いっしょに考えてみましょう。

所得補償保険(就業不能保険)で一定の収入をキープ

病気やけがに備える保険といえば医療保険がまず浮かびますが、こちらは入院や手術といった治療費の補てんを目的としたものですから、毎月の住宅ローンの返済を賄うには、ふつう保険金額が足りません。

減ってしまった収入を補う商品としては、損害保険会社が販売している所得補償保険か、あるいは生命保険会社が販売している就業不能保険があります。
どちらも病気やけがで就業不能となった方の生活費を補てんするものですが、給付のしくみに違いがあり、所得補償保険は給与の60%程度・就業不能保険は契約時に決めた一定の金額が支払われます。

▲ライフネット生命の就業不能保険。

疾病保障付団信VS所得補償保険(就業不能保険)

公的保障を利用できる会社員の方でも、傷病手当金の場合は収入の1/3・労災が認められた場合でも2割も減ってしまうのですから、毎月のローンの返済や生活費はやはり苦しくなりますね。
そこで団信に疾病保障特約を付けるか、あるいは所得補償保険や就業不能保険に加入するか、保険をプラスしたいけれど「さて、どちらがよりメリットが大きいか」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

所得補償保険や就業不能保険のメリットは、現金支給なので住宅ローン以外の生活費にも充てられること。
そして保険料が安いことです。
たとえば先ほどリンクしたライフネット生命の「働く人への保険2」は月額15万円の保障で、保険料は約2,300円/月となっています(30歳男性の場合)

デメリットは支払条件が厳しいことです。
就業不能とは「仕事を休んでいる・いまの仕事を続けられない」ということではなく、「どんな業務にもまったく従事できない」状態をいいます。
たとえば脳梗塞で身体に麻痺が残ったとか、若年性アルツハイマーによる行動障害がみられるといった、非常に重篤な状態でなければ、給付の対象とならないのです。

▲チューリッヒ生命の就業不能保険。「就業不能状態とは」の欄にご注目ください。

一方、疾病保障付団信のメリットは保障の大きさです。がんの診断を受けたら、または心筋梗塞や脳卒中で手術を受けるか、症状が60日以上続いたら、ローンの残債が何千万円であっても一括返済されます。
八大疾病については「就業不能」が支払条件となっているので所得補償保険と変わりませんが、三大疾病については所得補償保険に比べて貰いやすくなっているのですね。

2章でもお話しましたが、三大疾病の特約の上乗せ金利は0.2~0.3%。
月々の保険料に直すと、3,000万円のローンを組んだ場合で3,500円/月となります。
先ほど毎月15万円が給付される所得補償保険で2,300円/月という例がありましたから、その差額は1,200円/月。
しかし、月々1,200円でより手厚い保障が受けられると考えれば、三大疾病保障付団信の方がより好バランスだといえるのではないでしょうか。

デメリットは、住宅ローンを完済するまで中途解約できないこと。「上乗せ金利を支払うのがきついから、来月から特約を外したい」ということはできないのです。
ただし、他の銀行のローン(特約なし)に借り換えることは可能です。

また、団信は住宅ローンの返済にのみ掛かる保険ですから、生活費や治療費は保障されません。
そこで出番となるのが医療保険。先ほど「住宅ローンの返済を賄うには適さない」と申しましたが、「ローンの保障は団信。治療費等の保障は医療保険」と適材適所の活用で真価を発揮します。
もしもの備えは一つの保険で全てカバーしようとするのではなく、目的別に組み合わせて考えましょう。

insurance2

 

以上のように、「もし住宅ローンの返済中に病気になってしまった場合の保険はどんなものがあるか。どの保険を選んだらいいか」についてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

住宅ローン金利がほぼ底値となったいま、銀行間の競争は金利の引き下げから保障の充実へと移ってきています。
中でも「三大疾病保障付き住宅ローン」はコストパフォーマンス良好
さらに住宅金融支援機構のフラット35は介護保険もセットで付いてきたり、りそな銀行の「凛next」は女性の方だと上乗せ金利が0.15%と割安になったりと、プラスαの特典が付いた商品も多くなってきました。
特色ある商品を選べるようになった反面、保障内容や支払条件がフクザツで、専門家でないと分かりにくいところがありますね。

自分のライフスタイルに合わせて、ベストな保障を選びたい。
この機会に生命保険や医療保険も見直したい。

そんな皆さまに向けて、私たちひかリノベでは『住まいのファイナンシャルプラン』に関するご相談会を行っております。

FP

ひかリノベは物件購入からリノベーションまでワンストップでご提供しているリノベーション会社。
不動産取引のプロ・リノベーション設計のプロ・施工管理のプロがチーム体制で、あなたの理想のマイホーム作りをトータルでサポートいたします!

こちらの相談会では『住まいとお金』のスペシャリストであるファイナンシャルプランナーが、住宅ローン選びや資金計画の疑問・不安にお答えします。
ご相談料はいただきません! 完全無料のご相談会です。

ご予約・お問合せは上の画像から! まずは入力フォームより、あなたのお悩みをお聞かせください。

この記事のまとめ

「住宅ローンの返済中に、もしも病気になって働けなくなったら?」
そんな不安に応える保険として、近年「疾病保障付住宅ローン」が注目されています。

住宅ローンを組むときは通常、団信に加入しますが、その保障範囲は死亡と高度障害のみ。病気やけがの備えとしては充分とはいえませんでした。
そこで団信に特約を付けて「がんなどの病気に罹ったら住宅ローンの残債がゼロになる」という商品が登場。がん・三大疾病・八大疾病・さらに婦人科疾患や介護保障が付いものまで広がりを見せています。

こうした保険付住宅ローンを検討する際に注目したいのが、保障の条件と金利コストです。
保障条件は多くの銀行が「がんは診断を受けたら。三大疾病は手術を受けるか、症状が60日以上続いたら。八大疾病は就業不能状態が1ヶ月続いたら」としています。さらに八大疾病は「就業不能1ヶ月で、月々の支払いを保障。13ヶ月で残債がゼロに」と保障に段階を設けているケースが多いです。
上乗せ金利は、三大疾病は0.2~0.3%・八大疾病は0.3~0.4%前後が一般的です。

保障とコストのバランスが良いのは三大疾病保障でしょう。
八大疾病の保障条件である「就業不能状態」とは、どんな業務にもまったく従事できないこと。保障を受けられるケースが限定的で、コストパフォーマンスが良いとはいえません。

団信以外の就業不能保険・所得補償保険についても同じことがいえます。保険料は多少お安くなりますが保障のハードルが高く、比べるとやはり三大疾病保障付住宅ローンの方が好バランスです。

さらに銀行によっては金利が割引になる等の特典もあります。
比べられない・迷ってしまうという方は、ぜひ私たちひかリノベにご相談ください。

  • Pocket
  • LINEで送る