マンションリノベーション「ひかリノベ」従業員ブログ

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2017/9/12

【中央区・港区エリアH様邸リノベーションレポート③】キッチンレイアウトあれこれ

【中央区・港区エリアH様邸リノベーションレポート③】キッチンレイアウトあれこれ

こんにちは。設計担当の目黒です。

リノベーション後の間取りを考えるときにまず第一に優先されたい空間は多くの方がLDKなのですが、なかでもキッチンにこだわりを持っていらっしゃる方が多いように感じます。

料理などの作業をする人にとってキッチンは日々の仕事場のようなもの。
毎日使うものならば使い勝手良く機能的で見た目もお気に入りのキッチンを選びたいですよね。

前回ご紹介したH様もこだわりを持ってキッチンを選ばれたお客様。
今回はさまざまなキッチンレイアウトを交えながらプラン決定までを紹介します。

 

排水経路から間取りを考える

マンションのリノベーションにおいて必ず注意しなければならないのが水廻りの排水経路と換気経路。
(詳しくは以前のブログ 物件選びのヒント~キッチン編~ をご参照ください!)

H様が購入されたマンションは既存のキッチンが特殊な形状をしていて、かつ現地調査で床上排水であることが想定できたので、キッチンの位置移動に注意を要する物件でした。

こちらが施工前の間取り。▼
施工前

キッチンを移動させると、よほど床の高さを上げない限りは排水管が床上にはみ出してしまいます。
そこで最初に提案したキッチンはこちらのI型のタイプ。▼
P1

シンク前にカウンターを設けることで閉鎖的だった壁付けのI型キッチンが対面キッチンへと変わりましたが、じつはこのカウンター下(とコンロ左横)の壁内に排水管を隠して通す計画です。
こうすることによって余分に床の高さを上げる必要がありません。
できるだけ段差の無いバリアフリーがご希望なので、キッチンだけ床の高さを上げるというのも避けたいところです。

 

ご希望のキッチンからレイアウトを計画

その後、H様よりGRAFTEKT(グラフテクト)のキッチンを使いたいとの相談がありました。

グラフテクトはKitchenhouse(キッチンハウス)と同じ会社の取り扱いブランドです。フルオーダーのキッチンハウスと違って、形状とサイズを何パターンかに規格化することで、ワンプライス(厳密にはツープライス)に設定した価格がわかりやすくてお求めやすいシステムキッチンです。

graftekt
http://graftekt.jp/

無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインがH様のお好みにまさにぴったり!

規格化されているグラフテクトのキッチンは特注サイズ等の変更も一切対応できないため、逆にグラフテクトのキッチンが納まるようにプラン内容を変更しなければなりません。

幸い、H様邸はマンション専有部の空間に余裕があるので、排水経路さえ確保できれば大きな問題はありませんでした。
(その排水経路が私にとって一番大きな悩みどころではありましたが……)

 

グラフテクトを採用するにあたり、H様よりI型の対面キッチンのレイアウト以外にもⅡ型やL型のレイアウトも検討してみたいとの要望をいただきました。

また、グラフテクトにはキッチン本体とお揃いでコーディネートできる、食器や家電を収納するバックセットや、ダイニングテーブルも用意されているので、それらの規格品もあわせたキッチンレイアウトを考えることになりました。

そして、排水経路に配慮して計画したキッチンレイアウトがこちらです。

 

Ⅱ型(二列型)レイアウト

P2

以前に他のお客様のブログでも紹介した、シンクとコンロを分けて二列に並べたキッチン。

背中合わせに配置されているのでカウンターの作業スペースが広いにもかかわらず、動線は短いので、効率的に作業が可能です。

 

L型レイアウト

P3

シンクとコンロをL字に配置したキッチン。

こちらも作業動線は短く効率的です。
ただし、ご夫婦二人で同時に作業する場合には、若干狭く感じられるかもしれませんね。

 

ペニンシュラ型レイアウト

P4

片一方を壁にくっつけた奥行のあるフラット対面キッチン。

対面側をダイニングカウンターとしても利用できるので、ダイニングテーブルの配置にアクセントを加えました。

 

最初のI型対面キッチンレイアウトと合わせると、その他箇所を大きく変更することなく合計4つのレイアウトプランができました!

キッチン本体の作業効率だけでなく、作業動線に影響する冷蔵庫やバックセットの配置、その他の収納スペースなどさまざまな点を加味していただき、最終的にH様が選ばれたのは……

 

Ⅱ型レイアウトのキッチン!

2型キッチン

二列に並んだキッチンの間で振り返っての作業が可能なので、移動距離が短く効率的なキッチンレイアウトです。

二列に分割しているので片方ずつはコンパクトなサイズでも、合計すればカウンターは長く、作業スペースが広く、下部の収納スペースも多くなります。

ただしあえて欠点を挙げるとするならば、コンロやシンク・水栓などの設備機器を除けば小さなキッチンが2つあるのと同じようなサイズなので、標準的サイズのI型キッチンと比較すれば価格はどうしてもUPします。

しかし!

H様邸で使用しているグラフテクトキッチンはワンプライス!
規格品なので選べるサイズに制約はあるものの、同スペースに設置できる他のレイアウトと作業効率や収納スペースを比較するとⅠ型とは大きく異なるにもかかわらず、同価格なので、大変お値打ちにできました。

 

H様邸はいよいよ完成間近!
完成後をぜひお楽しみになさってくださいね。

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執筆担当者

服部 正仁

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高橋 冬

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設計

広報部