タワーマンション?低層マンション?貴方に合うマンションは
マンションと一口に言っても、タワーマンションもあれば低層のマンションもありますし、メゾネットタイプのマンションも忘れてはいけません。 では、それぞれのマンション暮らしに向いている人はどのような人なのでしょうか。
タワーマンション向きの人
タワーマンション向きの人は、とにかく利便性を最大限に重視する人です。
最近のタワーマンション建設の傾向を見てみますと、再開発に伴ってタワーマンションを建設するケースが多いようです。
わざわざ更地にしてからその跡地にタワーマンションを建設するのは、その地域にはそれなりの価値がある証明でもあるのです。
駅前再開発とタワーマンション
再開発で特に多いケースが、駅前の再開発です。 特に地方都市に行けば、駅のすぐ近くにタワーマンションが建設されていることは珍しくありません。
地方都市は、モータリゼーションの発達によって中心部が衰退する傾向にあり、その流れを変えるためにも再開発が行われ、その一環としてタワーマンション建設がなされるのです。
駅周辺には飲食店やそのほかのお店、銀行などもすでに集中して立地していますので、利便性はきわめて高いです。
一方でタワーマンションは賑やかなところに立地している傾向が多いので、賑やかな所が好きな人向けでもあります。
タワーマンション本体の利便性
周辺環境の利便性だけでなく、タワーマンションそのものの利便性も忘れてはいけません。
タワーマンションには、住人にとって利便性の高い設備が揃っています。
不在時でも宅配の荷物を受け取れる宅配ボックスや、不審者の侵入を許さない各種セキュリティ、タワーマンションの住人がシェアして利用できるフィットネスセンターやラウンジを備えているところもあります。
タワーマンションですので当然ながらエレベーターは設置されていますが、1基のみならず複数設置されているところも少なくありません。
ただ、設備が充実しているということは、その分管理費がかかるのを覚悟しなければなりません。
駅前再開発では高層マンションが建てられる
先ほど、再開発の影響で駅前にはタワーマンションが建っていると申しましたが、再開発で低層マンションを建築することは多くありません。
限られた駅前の有効な土地利用を考えたとき、高層マンションのほうが効率が良いためです。
地に足のついた暮らしを
タワーマンションの中には総戸数が200を越えるところも珍しくなく、それだけの世帯が同じ建物の下で暮らすのは不安な人もいます。
その点、低層マンションならば多くても10戸から20戸程度ですので、住人の顔も知ることができます。
メゾネッマンショントに向いている人
絶対数は多くありませんが、メゾネットマンションもあります。
メゾネットとは、部屋の中に階段があって1階部分と2階部分を両方とも同じ住人で使える部屋のこと。
ロフトつきのマンションもありますが、ロフトはあくまでも収納スペースであるのに対して、メゾネットの2階部分も居住用スペースとして設計されている点が異なります。
ファミリー向けのメゾネット
メゾネットに向いている人は、まずはファミリーでしょう。
普通のマンションの2階に住んでいて、お子さんが部屋の中を走り回って下の階の住人に注意される、そんなことは珍しくありません。
しかしメゾネットは1階も2階も自分たちのスペースですから、2階で走り回っても1階にいるのは家族ですので、他から注意されることもあまりないのです。
いいとこ取りのメゾネット
1階と2階、両方のメリットを味わいたい人にもメゾネットはおすすめです。
1階のメリットはすぐに外に出られること、テラスがあればそこでちょっとしたガーデニングもできるなどが挙げられます。
2階のメリットは、その開放感です。
1階でじめじめした空気を感じる人にとって、2階の開放感はたまりません。
いかがでしょうか。
それぞれのマンションにはメリットもあればデメリットもあります。
それぞれの物件を見学して、物件のメリットを自分は生かせるかを考えてみましょう。