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一人暮らしとリノベーション 築古2LDKのマンションが…

シングル人口の増加と変わる「一人暮らし」

ここ数年、東京では単身世帯が急増。総世帯数の45%以上となっており、今後も増え続ける見込みです。
その理由として考えられるのが、高齢化や晩婚化。幅広い年齢層でシングル人口が増え、一人暮らしの期間も長くなっています。

人は年齢によってライフスタイルも変化します。したがって、一口に単身者やシングルと言っても、さまざまな年齢層やライフスタイルがあり、住環境へのニーズも多様化しているはずです。

これに対し、一人暮らしの住宅事情はどうでしょうか?
シングル人口が大幅に増加しているのにもかかわらず、シングル向けの物件数はさほど増えていません。
そして、シングル向けの住宅といえば、全国どこでもワンルームマンションやアパートが主流です。こうした物件は面積・間取りともに似たり寄ったりで、画一的な印象なのは否めません。

案外少ない!満足できるシングル向け物件

シングル向け住居として、全国的に多いのが、約20㎡の面積にミニキッチンとユニットバスがついたワンルームマンション。
学生や新卒の頃にこうした部屋で一人暮らしを始めたとして、5年10年経てば、仕事のしかたやライフスタイルは変わり、家具や持ち物も増えるもの。当然ながら、住み替えをしたくなります。

とはいえ、やはりシングル向けといえば、賃貸・分譲とも同じようなマンションやアパートばかり…。また、既存のシングル向け物件は賃貸が一般的で、入居者の回転を良くするため、くつろぎやすさや収納などについてあまり重要視されていないのが実情です。

そうしたことを考えると、既存の物件だけではシングル層の多様化するライフスタイルやニーズに応えるのはむずかしいといえます。いずれにしろ、住居費がかかるものなら、一日働いたあと寝に帰るだけの場所ではなく、快適でくつろげる「家」で暮らしたいところですが…。
実際に、住んでみて、また物件探しをして選択肢の少なさに不満を感じるシングルの方も少なくないのでは?

そこで注目したいのが、中古マンションを購入してのリノベーションです。
リノベーションとは既存の建物の性能や価値を向上させる大がかりな改修工事のこと。最近は、中古マンションの内装を全て撤去し、間取りや内装を自分好みにリノベーションする事例が増えています。

シングル向けのリノベーションとは

「家」は住む人にとって快適でくつろげる空間でなければいけません。家に求める快適さや安らぎは人によって異なりますが、自分でマンションを購入しリノベーションすれば、希望通りの住空間が手に入ります。

そうはいっても、分譲でもシングル向けマンションは面積30㎡以下の小さなものがほとんど。それで、自由に間取りが変えられる?と思われるかもしれません。新築の場合はそうですが、リノベーションを前提に中古物件を探すと、いわゆるワンルームマンションだけでなく選択肢は大幅に広がります。

特に、少し以前に建てられた2DKなどがねらい目です。こうした面積40㎡前後の物件は、今ではファミリー向けとしては狭く、いわば中途半端。築年数にもよりますが、結構な掘り出し物がみつかることがあるのです。
ライフスタイルに合わせて1LDKにしてもいいですし、同じ2LDKでもリビングを広めにしたり、収納を大き目にしたり逆に収納をなくして、お気に入りの家具を置くスペースをつくったり。お好みの間取りにできます。

気になる費用ですが、都内の新築ワンルームマンションの平均価格が約2,300万円に対し、中古の平均価格は約1,000万円。リノベーション費用は工事内容により違ってきますが、物件とあわせても新築価格よりも2、3割は低く抑えられます。
また意外と障害になるのが、リノベーションは物件探しやデザイン、施工、ローンと考えることが多い点。
こういう場合、物件探しからサポートしてくれる業者であれば、手間なく安心して任せることができます。

シングルだからこそ重要なこだわりの住空間

リノベーションは注文建築に近いものです。例えば、料理好きならキッチン設備を充実させたい、広めの浴室でリラックスしたい、といったことが一人暮らしでも可能になるのです。

また、一人暮らしは当然ながら、掃除や洗濯などの家事をするのは基本的に全て自分。家にいる時間を充実させるためにも、動きやすく家事のしやすい住空間を作ることも大切です。リノベーションで掃除しやすい間取りにすることや、自分の持ち物やコレクションに合わせた収納を作ることができればいいですね。自宅が便利で快適な空間になれば、プライベートライフは充実します。仕事にも良い影響がありそうですね。

充実したシングルライフへの投資としてマンションのリノベーションを考えてみてはいかがでしょう。