2016/8/1
【台東区,墨田区,江戸川区エリアF様邸リノベーションレポート②】管理人さんも分からない謎の配管が出現
こんにちは、ひかリノベ施工管理・毛利です。
今日は私が担当させていただいるF様邸についてご紹介いたします。
1.解体して初めて分かることがあります
F様邸はスケルトンリノベーションなので、既存の部屋はすべて解体する必要がありました。
現地調査の後、業者と打ち合わせをして、さっそく部屋の解体工事に。
解体すると初めて分かることはたくさんあります。
例えば、既存配管の位置。
F様邸の場合は、移動不可能な配管がなんと2本もユニットバスの裏にありました。
こちらの写真をご覧下さい。
右の配管は、キッチンや洗面等の排水管です。
左の配管は、管理人さんに当時の図面を見てもらっても何の配管か分からないようでした。
ひとまず図面の位置を修正し、設計と打ち合わせをしてから、F様にも打ち合わせに参加していただきました。
図面の修正は、F様のご希望と夢を第一に考えて慎重に行います。
出現した配管のため、新しく入れるユニットバスを15cm廊下側に出さなければならなくなりましたが、F様は廊下は広く取りたいというご希望をお持ちでした。
そこで、洗濯機置き場の防水パンを10cm小さくし、廊下の幅を90cmから85cmに縮めることで反対側の洋室はそのままにするというご提案をしました。
F様にご相談すると、そのプランで進めることを承認いただけました!
2.大変だけど楽しい仕様決め
リノベーションで大変なところは、細かなプランニングや仕様決めです。
たとえば、多くのお客様が導入するシステムバス。バスルーム一つとっても、色や仕様など選ぶことは盛りだくさんです。
まずは壁の色です。4面一緒にするか、ベース3面でアクセントパネルとして1面色を変えるか。
次に浴槽の形。手摺の有り無し。照明の形。
選び出したらたくさんありますが、予算もありますので慎重に選んでいただきます。
選んだものから下記のようなイメージを作成してお見せすると、とても喜んでいただけました。
次に、F様が一番楽しみにしているキッチンです。
キッチンの形はもう決まっていて、対面フラット式でした。
対面フラットはひかリノベ本社ショールームにありましたので、それを見てイメージしていただきました。
対面フラットは吊戸棚がない分、キッチンカウンター下の収納がとても充実しているので、気に入ったとのことです。
F様邸のプランニングと仕様決めについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
スケルトンリノベーションをすれば何でもできると思われる方もいらっしゃりますが、実はパイプスペースなど、変えることができない部分も中にはあります。
それを受け入れつつ、お客様のご希望に最大限沿ったものを造っていくのが設計と施工管理の仕事です。大変やりがいのある仕事です!
これからもリノベーションをするお客様の夢の実現に向けて、溶けてしまいそうな夏の暑さと戦っていきます。