2021/3/2
【プロ目線のDIY知識①】DIYで使うビスの種類
みなさん。こんにちは!
施工を担当してます、吉田です!!!
コロナ渦により、ご自宅にいる時間が長くなり、DIYを楽しむ方が増えてると昨今のニュースで取り上げられてます。
中にはプロ顔負けの作品を作成する方もいて、私どもも驚くばかりです。
そこで、DIYに特化した情報を何部作かで御紹介したいと思います。今回は第一弾のビス(ねじ)についてご紹介致します。
DIYで使うビスの用途
私ども建築業界で携わっている者は、ねじの事を『ビス』と言ってます。
このビスですが、頭が平たい物、丸いもの、全部溝が彫れているもの、木用、コンクリート用、など様々な用途や取り付ける相手によって、使用するビスをセレクトします。
そこで、簡単なDIYで使うビスの用途をまとめてみました。
木ビス
引用:ねじナビ
材木相手に付けるビス。
軸の一部(全長の2/3ぐらい)に溝が無いビスで、材木同士の接合締結させる力が強いです。ビス自体に熱処理加工されてなく、材種的に少し柔らかいので、インパクトドライバーなどを使用すると途中で切れてしまう場合があります。
コースレッド
引用:株式会社ダイトーハント
粗いビス山で、ビスの材料である鋼を熱処理加工したものを利用しているビスの為、木ビスよりも強度があり、高い締結力と保持力を兼ねそろえています。
全ねじタイプと半ねじタイプがあり、全ねじは強度、半ねじは締結力が高いです。また、外や水が当たりそうな場所で使用する場合はステンレス製、その他はユニクロがおすすめです。
一般的に大工さんが良く利用するビスになりますので、オススメのビスの一つです。
スリムビス
コースレッドよりも一回り程軸が細いビスで、材木が割れたりしにくいビスです。これも、大工さんが良く利用するビスで、オススメです。
タッピングビス
材木や樹脂など柔らかい部材が取り付ける相手の場合、直接ねじ込む事が可能で、薄い金属相手に取り付ける場合も下穴をあけてからねじ込んで固定も出来るビスです。
引用:株式会社ダイトーハント
ドリルビス
引用:株式会社ダイトーハント
先端がドリル状になっており、下穴をあけずにねじ込む事が出来るビスです。
ボードビス
引用:株式会社ダイトーハント
石膏ボードを止めるための専用ビスで、錆びにくい処理がされており上部の皿部分には、石膏ボードパテが付きやすいようにしてあるビスです。
以上のように色々なビスがありますが、DIYを行うのに必要と考えられるビスは、コースレッドとスリムビスになるかと思います。あとは、長さを大きさに合わせてセレクトしてみてください。
ちなみに、適度なビスのサイズは、ビスの径は取付る材料の厚み1/3以下ぐらいで長さは、取付材の2倍から3倍が適してます。
これで、DIYをするのに適してるビスのセレクトは大丈夫かと思います。次回の第二弾は工具の説明にしようと考えてます。お楽しみに!!