2020/6/16
オープンエア・バルコニーをもっと魅力的な空間に
こんにちは、五反田ショールームの水谷です。
新緑の季節が過ぎて、そろそろ梅雨の時期がやってきますね。春から初夏にかけては、外をお散歩したり、オープンエアのカフェなどが気持ちの良い季節です。
つい外に出かけたくなりますが、バルコニーではお家で過ごすときも、外の空気を感じることができます。
一戸建ての住宅の場合はお庭があったり、緑を植えるスペースが少しあったりするものですが、マンションですとなかなかそうはいきませんよね。
そこで今回はバルコニーをもっと魅力的な空間にして、活用するご提案をしたいと思います。
1・バルコニータイル
ほとんどのマンションの間取りは、リビングダイニングにバルコニーがあり、掃き出し窓からバルコニーに出られるようになっています。
バルコニーの床面はコンクリートのようなグレー系のカラーが多いのですが、ここに明るめのバルコニータイルを敷きつめますと、ぐっと印象が変わります。
さらにリビングダイニングのフローリングなどの床材カラーと色調を合わせますと、床面が延長されたような錯覚で、空間が広く感じられる効果も期待できるでしょう。
ぬくもりのあるテラコッタ調のタイルですと、植木などのグリーンを置いてもさらに映えそうですね。ウッドデッキのような木製のタイプもお勧めです。
2・テラスファニチャー
出典:LIXIL
バルコニーのスペースにゆとりがある場合には、小ぶりなテラスファニチャーもお勧めです。
小さなテーブルとスツールを置いて、朝食やお茶を飲んだり、読書をしたりしてお気に入りの空間に。(小さなお子様がいらっしゃる場合は、バルコニーの手すり近くでお子様の手がかりや足掛かりにならないよう、配置に十分ご注意ください。)
アウトドア商品ではカジュアルなデザインのイメージのものが多いのですが、最近では北欧系のスタイリッシュなデザインのものも多くあります。ルーフバルコニーほどスペースが広くない場合は、見た目に重厚なものではなく軽めのデザインのものがよいかもしれません。
3・夏はハーブで虫よけ
これからの時期外に出ると、いろいろな虫がおおくて、ちょっとやっかい。
せっかく外の空気や自然にふれるのに、ケミカルなものはあまり使いたくありませんよね。
そこでお勧めなのが、ハーブを植えることです。虫の種類によって、それぞれ苦手な香りがあるようです。
ミントやハッカ系のメントールが苦手な虫もいれば、ラベンダーやローズマリーなどの香りの成分が苦手な虫など様々。
ハーブは土に寄せ植えをするだけでなく、ドライハーブでサッシェ(匂い袋のようなもの)を作って身につけたり、ハーブの虫よけスプレーをつかってみても良いかもしれませんね。
4・夜はライティングでリラックス
マンションによっては、もともとスポットライトなどの照明が設置されていることもありますが、夜リラックス効果があるライティングは低い位置にあるライトです。
足元やテーブルの上にアロマキャンドルやランタンを置いてみるのも素敵です。
いかがでしたでしょうか? 今回はバルコニーについて、お話しをさせていただきました。
マンションにバルコニーがあるといっても、隣地が開けていたり、目の前に公園などがあり、借景を楽しめるところばかりではありませんよね。
でも、バルコニータイルやグリーンを少し置くだけでも、少し気分がかわるかもしれません。
バルコニーは物干しだけのスペースになっている。または物置になってしまっていたら、ぜひインテリアの一部として有効活用をしてみてはいかがでしょうか。