2017/7/6
【小金井市、国分寺市エリア T様邸リノベーションレポート②】中間検査をご紹介
皆さんこんにちは。設計の高橋です。
今回は、「中間検査」のご紹介をいたします。
1.中間検査とは
リノベーション工事がスタートして、工期のちょうど中間時期に施主様に現場にお越しいただきます。
現場ごとに設定するタイミングは異なりますが、工事途中の現場を直接ご覧いただき、ここまでの工事進捗を確認いただく貴重な機会です。
設計図書通りに工事が進んでいるか、設計変更箇所はどうするかなどの確認検査を行います。
これを、中間検査といいます。
また、決定していない建材の検討なども中間検査を利用して行っています。
続いて、検査後に行ったタイルなどの建材決めの様子をご紹介します。
2.現場でサンプルを並べてイメージをつかむ
今回は、タイル、フロアタイル、珪藻土の建材を中間検査にて決定しました。
現場にサンプルを置いたり貼ったりして、空間に合う建材を選びます。
ここは洗面室です。
取寄せておいたフロアタイルのサンプル材を床下地の上に並べて比較しています。
ここはダイニングカウンターが設置される場所です。
カウンターを造作する腰壁(キッチン周りを囲む壁)はタイル施工する予定です。実際に施工する壁に設計アシスタントがサンプル材を貼っています。
どのタイルが空間に合うかを検討します。
ここは珪藻土を施す壁です。
珪藻土のカラー、塗り方の違いの分かるサンプル材を実際に壁に張っています。
結果、扇仕上げのブルーの珪藻土塗りに決定しました。
ちなみに、扇仕上げとは、扇形がたくさん重なっているような模様です。
トイレの壁には、湿度調整や消臭機能のある、エコカラットというタイルを施します。
エコカラットとクロスとフロアタイルを近づけて、全体のイメージに合うエコカラットを選んでいます。
カタログだけでは空間に合うかどうかイメージしにくいこともあります。
実際に現場に足を運ぶとイメージも湧いてきます。
工事進捗状況は随時報告していますが、中間検査で工事途中の現場を確認することで、施主様もご安心いただけます。
また、決めかねていた建材も現場で決めることができますね。
今後も施工事例を通して、色々な情報をお伝えします。