2017/1/13
【東京都 墨田区・中央区エリア M様邸 リノベーションレポート④】部屋に川を取り入れる。リノベならではの工夫が詰まった部屋。
こんにちは!ひかリノベマーケティング担当の鈴木です。
今回、東京都中央区のM様邸にインタビューにまいりました。
そのインタビュー内容をご紹介致します!
今回インタビューさせて頂いたM様一家は旦那様、奥様と、小学生の男の子に4歳の女の子の4人家族。
その中で、今回のリノベーションプラン検討や弊社コーディネーターとの面談にメインとなって対応頂いた奥様に、お話を聞くことが出来ました。
1.住み替えるべきか?住み替えざるべきか?
それが問題!ご自宅リノベ
今回のリノベーションは、現在お住まいのご自宅をリノベーションしました。
しかし、インタビューさせて頂いたところ、「引っ越しと自宅のリノベーション、両方を並行して考えました」と、M様。
最終的にご自宅リノベを選択した決め手とは?それは今お住いのご自宅の住環境の良さにありました。
9階建ての5階に位置するお部屋は、「水天宮前」駅徒歩3分の好立地。
元・不動産営業マンの私ですが、そんな私から見ても「ここは良いマンションだ」とすぐに分かりました!
近くに首都高速道路(首都高)はあるものの、このマンションと道路の間に建物があるため騒音も届きません。
マンションの外観は、耐久性が高く見た目も豪華なタイル張り。とてもキレイにメンテナンスされていました。また、エントランスと部屋を繋ぐ廊下もカーペットが敷かれた内廊下でプライバシーも保たれています。
しかもベランダから隅田川を望むこともできるこのマンション。これと同様の住環境を他の場所に求めるとなると、中古物件といえどもそれだけでかなりの高額になってしまいます。コーディネーターの服部も、「この物件に代わるほどM様の条件に合った物件は他になかったし、資産価値を考えても手放すのはもったいなかった」との太鼓判。
そんな物件価格に加えてリノベーション費用となると、リノベーションの良さの一つである“物件+リノベ費用=新築の2/3という低価格”から離れていってしまう・・・
ひかリノベの自宅リノベーションの提案に「それならば、今住んでいる家のお悩みを解消させるリノベーションをしよう!」と方針を定め、それからはスムーズにプランニングのお話に進むことができたとのことです。
2.決め手はスピード! ひかリノベに決めた理由とは?
今回のインタビューはお引き渡し日当日に行わせて頂きました。
そのため、コーディネーターやデザイン設計、施工管理メンバーが勢揃いしている中でのインタビューです。
ひかリノベに対する率直な感想をお聞かせいただくため、M様と数か月間を共にしたスタッフには少しだけこの場を離れてもらい、回答し易い(?)環境を整えた上でのインタビュー。
ズバリ、「ひかリノベを選んだ決め手は?」
これは「スピード感」だったと奥様はお答えくださいました。
元々ファーストコンタクトはひかリノベが土日に開催しているオープンルームにご来場頂いた時。
前々よりリノベーションや住み替えをご検討されていたM様は、土日を使って色々な物件のオープンルームに足を運ばれていました。
そんな時見かけたひかリノベのオープンルームで、何気なく住み替えの話をしたところ、「是非、今のお住いを査定させてください」とのコーディネーター服部の申し出。
「どうせいつも通り社交辞令だろうな」と軽い気持ちでOKしたところ、次の服部の言葉は「では、査定の現地調査、何曜日にいたしましょうか?」。
それからあれよあれよと言う間に査定の日程組みから大まかな今後の方向性までが、あっという間に決まってしまった とのこと。
「急かすだけではなく、きちんとこちらの意図を汲み取った上での提案が凄く早くて頼もしかったです」と、奥様。
なんと、「ひかリノベじゃなかったら、他はもうない(頼まない)だろうなって。」と最上級のお褒めの言葉まで頂戴いたしました!
3.鏡メーカーからメールが来た!
「リノベーション」ならではの工夫が沢山詰まった部屋
何枚かご紹介したリノベーション後のお部屋の写真ですが、奥様の想いがギュッと詰まっているのがこのリビング。広々としたキッチンに、折りたたみ式のカウンター。可愛らしいガラスタイルがリビングを彩ります。
「本当は、キッチンの奥の壁を取り払って、もっともっと広いキッチンにしたかったんです」という奥様の想いは、築年数が1990年代までの物件に多く見られる「躯体壁」によって、残念ながら実現が困難と判明。躯体壁とは、マンションの構造の事です。構造部分はマンションの共有部分になるため、どうしても手を加えることが出来ないのです。
しかし、それで終わってはリノベーションではありません。
キッチンの取り除ける壁や柱は全て取り除き、キッチンを囲う壁も背を低くして視界の広さを確保。奥様の想いである「解放感のあるキッチン」をなんとか実現すべく、設計が工夫を凝らした箇所でした。
その結果、「キッチンが一番のお気に入りです。」と、奥さまの笑顔を頂けました。
また、インタビューの中でリビングの角にある柱についてもコメントをいただきました。
「実はあの中、すごいごちゃごちゃしてるんですよ」
なんのことだろう?とインタビュアが次の言葉を訪ねたところ、「本来の配置だと、エアコンの配管と通風口が上下逆なんです」。
エアコンを設置する天井付近にある穴は通風口で、エアコンを室外機に接続させるための穴は床近くにあったそうです。その配管を室内に通すと見栄えも掃除も大変!ということで、パイプスペースのように配管を囲って柱と同一にリノベーション。見た目もすっきりしたキレイなリビングとなりました。
そして、リビングに据え付けられた横にながーい鏡。ご覧ください。部屋の中から隅田川を楽しむことができるという工夫が!これはM様がリノベーション前からおこなっていた工夫でしたが、折角なら大きい鏡を、と導入した設計担当。「外の光を取り入れられて、部屋が明るくなった」と副次作用に自信アリ!
なにより、M様邸の事例を弊社Webサイトに掲載したところ、鏡メーカーの方より「こんな使い方ができるんですね」と問い合わせのメールが届きました。
M様の「この部屋から隅田川を眺めたい」という想いと、弊社設計の工夫、どちらかが欠けていては実現しなかったリノベーションかもしれません。
4.“自分感”こそがリノベーションの醍醐味
最後に、M様に「これからリノベーションを検討されている皆さまに一言」をいただきました。
「リノベ済み物件も何度か見てきましたが、確かにキレイなんだけどそれは全部ひっくるめて『一つの完成品』のように見えました。
でも、自分でリノベーションプランから考えて、こうして出来上がった部屋を見ると、例えば棚ひとつ、例えばカウンターひとつが自分の想いにマッチしていて、
『たくさんの完成品に囲まれた部屋』が出来上がるのがとても良いです」
弊社はリノベーション会社として、お客様の想いを実現させるべく努めておりますが、お客様の部屋全体ではなく、ほんの小さなひとつひとつに、沢山の想いが詰められている。この事を改めて思い出させる、とても素敵なアドバイスでした。
今回インタビューにあたって、突然の申し出にも関わらず、奥様はとても丁寧に対応頂けました。実は今回が初インタビューだったインタビュアでしたが、とても有意義なお話を聞くことができました!
M様、ありがとうございました!