2022/9/30
湘南移住のメリット・デメリット~「いつか海の近くに」とお考えの方に伝えたいポイント
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こんにちは。湘南ショールームの春永です。
台風が去った後、やっと秋めいた季節になってきましたね。
湘南エリアの海の色もすっかり広がる景色が秋の装いに……。
暑かった夏も過ぎ去り、これから物件探しをされる方には気候もよく、とてもよい季節になりましたね。
ここ近年つづく、都内近郊にお住まいの方が、湘南エリアに魅力を感じて頂き、豊かな暮らしを叶えるため、永住用のお家探しやセカンドハウスを求めるお客様からお問い合わせを頂いております。
今回は、「いつか海の近くに住みたい!」「湘南エリアに引越したい!」と考えていらっしゃる方に、その魅力についてお話させて頂きたいと思います。
自然と暮らす。海と空と。
湘南エリアの人気の理由としては、自然豊かで開放感ある土地柄にあります。
空が大きく海風を感じながらゆったり暮らせる……。
いつまでも飽きのこない空気感が何よりの魅力です。
都内近郊との違いをはっきりと感じることができるのは、朝・夜の空気感が、まったく違います。
私自身、横浜市中区育ちですが、実家付近では感じられない空気感に魅力を感じ、
大磯へ引越してまもなく15年目ですが、日々この暮らしを送れる毎日にとても感謝しています。
人間には「嗅覚・触覚・味覚・視覚・聴覚」の五感が備わっていますが、
このエリアでは日々暮らしているだけで、自然に五感を刺激されて、体が浄化されるような、
そんな空気感が漂っています。
嗅覚では四季の匂い・潮風・緑の香りを感じ、
触覚では季節の植物・花々に触れることができ、
味覚では採れたての旬の魚や地場野菜を食すことができます。
視覚では澄んだ空気の中で見る景色・海・富士山・朝焼け・夕焼け・夜空の美しさ。
聴覚では波の音・鳥の鳴き声などが聞こえてきます。
海の近くに住むメリット・デメリット
メリット
- 自然豊かで美しい景色
- 新鮮な食材が食卓に並べる
- 休日をストレスフリーで過ごせる
このエリアでは、海だけでなく、空や山・緑など自然と寄り添い、暮らしていくことができます。
ここ数年、物件をお探しの方にお話をうかがうと、
コロナ禍で家で長く過ごした経験がきっかけとなり、窮屈な今の場所から広い場所に引越したい。
子供の成長過程において生活環境を見直すようになった。
というように、住まう場所を選ぶ優先順位を、利便性から環境重視に変わってきたような、そんな印象を受けます。
また、海が近いということもあり、漁港で新鮮な海の恵みを手に入れたり、
農家や養鶏場もあるので、新鮮な野菜や卵が手に入りやすく、
お子さんの成長期に新鮮なものを食べさせてあげられる環境が整っているところも魅力のひとつといえます。
魚や野菜などがどのように生まれて、やがて生産され、私達の食卓に届く過程を実際に見せて学ばせてあげるという住環境もよいのではないでしょうか。
私も幼き頃、お魚をスーパーなどで並んでいるものしかあまり見たことがなく、
あじの干物が遠足で行った水族館のエイのイメージのように平たくてそのままエイのようにヒラヒラと泳いでいるものと考えてしまって、
母親にそのことを伝えたらガッカリと反省させてしまった苦い思い出があります……。
幼少期の成長過程において環境は非常に重要なので、自然と触れ合えるような環境で毎日を生活させてあげられたら幸せですね。
休日は、アクティブ派の方は、マリンスポーツをはじめ、釣り・ヨガ・山登り・サイクリングなど、
海や山や緑などの自然と触れ合いながら楽しめる環境がすぐ身近にあります。
ゆったり派の方は、SPAを楽しんだり海の見えるカフェで過ごしたり。
いずれも広い空の下で、ストレスフリーな休日を過ごすことができます。
ちなみに最近、茅ヶ崎や海岸線でタイ・バンコクで親しまれているトゥクトゥクが走っているのを時々見かけます。
最初はビックリしましたが、こちらもコロナ禍以降をきっかけに、日本各地海岸線を中心としたエリアで広がっているようです。
トゥクトゥクはそのフォルムがオリエンタルな雰囲気で、海沿いをドライブするには非日常感を感じることができるので、
新しいレジャーとして湘南エリアでのさらなる発展に注目していきたいと思います。
デメリット
- 洗濯物を干せない~風が強い、乾かない、湿気・結露・カビが起きやすい
- 塩害~設備機器が壊れやすい、植物が枯れる、自転車等が錆びやすい
- 津波・災害が心配
海の近くの家では外干しが絶対にできないかというと、実はそういうわけではありません。
実際に風向きや気象条件・季節の変化によって塩害や湿気などの影響には差があるからです。
またお家のあるエリアやバルコニーの向き・立地状況・周辺環境によっても違うため、
お家探しの段階でどこまで踏み込んで考えていくのかがとても重要になってきます。
しかし、海の近くに住むということは、塩害を完全に否定することはできません。
都市部にはない、自然に囲まれた穏やかな生活を望むなら、やはり自然と共生するための予防・対策・メンテナンスが必須になってきます。
また、海の近くに住むことを考えると、津波災害がやはり気になりますね。
各行政が公開しているハザードマップや海抜の高さ、避難場所までの経路など、事前にしっかりチェックしておくことが重要です。
海の近くに限らず、災害はどこの場所にも残念ながら起こりえます。
山側には土砂災害・がけ崩れ・埋立地には液状化・河川近くには洪水・密集地には密集地の火災被害など、どこにでもその地域なりの危険性が考えられます。
日本は四方を海に囲まれた海洋国であり、付近には4枚のプレートがひしめく地震大国でもあります。
日本に住んでいる以上、災害リスクを抱えて暮らしいくことになりますが、
それでもご自分やご家族を守る対策・備えをしっかりすることで、
暮らしを開放感ある場所で心地よく住まうことを叶えることは十分に可能です。
ひかリノベでは地域の状況を熟知しているスタッフが物件のご紹介からリノベーションまでお客様のニーズにあった情報をご提供致しております。
海の近くに引越したいけど‥‥。と不安に感じて躊躇されている方など、是非ご相談ください。
不動産資料からだけでは、感じとれないこの場所に住まう魅力とともにご提案をさせて頂ければと思います。