2022/1/25
マンションでの一人暮らしは、何㎡あれば快適?
近年、お一人さまでのリノベーションをご計画される方が増えてきております。
そこで今回は、お一人暮らしの必要面積について書かせていただきたく思います。
一人暮らしの最低限の広さと理想的な広さ
まず、国土交通省の基準として最低限の広さと理想的な広さが「住生活基本計画」に記載されております。
そこでは、一人暮らしの最低必要面積は25平米、理想的な広さは40平米とされています。
(参考:住生活基本計画における居住面積水準)
この25平米というのは、ワンルームもしくは1Kという間取りになる場合が多いです。
寝室兼リビング+収納で6~7帖、その他は水まわりというような間取りです。
お一人の賃貸物件では一般的な間取りですよね。
また理想的な広さは40平米とはありますが、物件を区分所有され、リノベーションをご検討される方は、40平米後半から50平米台の広さを求められる方が多い傾向です。
収納スペースも大切な要素
最近はリモート室を求められる方もいらっしゃいますし、各スペースの収納ももちろん大切ですよね。
親族の方やご友人が頻繁に泊まりに来られる場合は、お布団を入れる押入れを検討されることもありますし、キッチンの隣にパントリー(食品庫)をご検討される方もいらっしゃいます。
また私自身のことで恐縮ですが、昨年物件を購入しフルリノベーションをしました。
キッチンの隣にパントリーをつくり、そこに食器類をはじめ、冷蔵庫や電子レンジ、ゴミスペースも入れました。
このパントリーが本当に大活躍で、造ってよかったと思っております。
特にゴミスペースは実際に匂いがするときもあるので、キッチンスペースから離して正解でした。
洗面脱衣室ではタオルや洗剤等収納できるスペースが必要ですし、掃除機や工具類などの収納スペースなど…どこに配置するか等も、とても大切な計画かと思います。
また最近は玄関の土間を広げて下足入やコート掛け、自転車等を置きたいというご要望も多いです。
LDKの広さを決める上で考えるべきこと
キッチンはI型、2型、L字型やコの字型、ダイニングテーブル無しのカウンターキッチン、造作等…色々とあります。
それによりキッチンやダイニングの必要な面積は変わって参りますし、テレビを置かれる方、置かれない方、テレビのインチ数はどれくらいか、ソファーはどういう大きさにされるか等、その生活のスタイルによって変わってくるところです。
面積は広いことに越したことはございませんが、面積が広くなればなるほど物件価格もあがり、リノベーションの方に費用がまわせない、ということも生じて参ります。
「何を優先したいか」を考え、物件内容とも照らし合わせながらリノベーションをご検討することが大切であると感じております。
ご自身の資金内容から、中古物件価格とリノベーション費用のバランス、物件の立地や物件内容、またマンションによって工事出来ること出来ないことがあります。
もしリノベーションをご検討される場合は、これらのノウハウを備えているコーディネーターにぜひお任せください。(ちなみに私は内見回数1回で、中古マンションの購入を決めました)
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自宅が完成してから半年が経ちますが、最近は植物にこだわっておりまして、
マクラメ(織物の一種)でハンギングプラントを編んでみました。
アイビーとピレア・グラウカ・グレイシーを吊るしております。
40台半ばで編み物に目覚めました笑
今後も棚をDIYで造ったりと色々な野望がありますが…
この点は、またあらためて投稿しますね。最後までご覧いただき有難うございます。