2019/11/2
秋の夜長はあたたかい紅茶を入れて……
こんにちは、五反田ショールームの水谷です。
秋も日に日に深まって過ごしやすい季節になりました。おいしい秋の食材も出回り、お料理に、デザートに、食を楽しめる季節ですね。
暑い季節は、かき氷やアイスクリーム、フルーツなど、冷たいデザートを好まれる方が多いと思いますが、秋はやっぱり、何といっても焼き菓子の季節です。
五反田ショールームの近くには、おいしいお菓子のお店やパン屋さんが多く、とても美味しい焼き菓子がたくさんありますよ。
焼き菓子をいただく時には、やっぱり紅茶! がおすすめです。(コーヒー派の方はすみません……)今回は、紅茶のお話しをさせていただきたいと思います。
1. こんなにたくさんある!紅茶の種類
紅茶と言えばティーバックが手軽ですが、最近は、たくさんの紅茶専門店があり、茶葉の量り売りをしてくれるお店も増えてきました。
紅茶は大きくわけて「ブレンドティー」と「ピュアティー」にわかれます。
「ブレンドティー」はいくつかの地域の茶葉をブレンドして各地域の茶葉の味をバランスよく配合しています。「ブレックファスト」や「ロイヤルブレンド」がこれにあたります。
これに対して、「ピュアティー」は数種類の茶葉を混ぜない紅茶です。茶葉の産地がそのまま名前になっており、「ダージリン」や「ウバ」などが知られていますね。
この他には「フレーバーティー」といってフルーツやお花、スパイスなどで香りをつけた紅茶があります。代表的なものにベルガモットの香りの「アールグレイ」がありますね。
紅茶専門店に並んでいる紅茶缶の種類の多さを見ますと、紅茶はとても種類が豊富でバラエティーに富んだお茶だということがわかります。
2.紅茶の文化と歴史
紅茶の国と言えば、一日に何回もティータイムを設ける習慣のあるイギリスを思い浮かべますが、もともとお茶の始まりは中国からで、オランダの東インド会社がこの中国茶を持ち帰ったそうです。それがのちにイギリスに伝わり、そこで紅茶文化が発展していったそうですよ。
イギリスのアフタヌーンティーは有名ですが、他にも朝のブレックファストティー、夕方のハイティー、夜のナイトティーなど時間帯によって呼び方も変わるそうです。
一方日本では中国から持ち込まれたお茶が独自にお茶文化として発展していったそうですが、日本茶・中国茶・紅茶とも、もともと原料は同じ種類の植物の葉なのです。
しかし発酵度が異なり、大きくは緑茶(不発酵茶)・ウーロン茶(半発酵茶)・紅茶(発酵茶)などに分かれます。
出典:リプトン
3.ティーポットと紅茶缶はインテリアのアイテムに!
紅茶はカップに注いだ時のお茶の色や香りを楽しんだり、ストレートティーやミルクティーにして、焼き菓子やサンドイッチなどと共に楽しんだりできます。
それだけでなく、ティーポットやカップなどの食器や、紅茶缶も、素敵なインテリアのアイテムになります。
いまは紅茶専門店で個性的なオリジナル食器をつくっていたりしますし、ヨーロッパの伝統的な食器も、お部屋の装飾にはぴったりです。
ヨーロッパの食器には、不思議とオリエンタルなデザインが多くみられます。
前述のお茶の歴史から、もともと紅茶が中国から伝わったものだからなのかもしれませんね。
4.ティーカップを魅せる食器棚
ティーカップを並べるスペースとしては、アンティーク家具も憧れますが、一度収納してしまうとなかなか普段使いは難しくなり、せっかくの食器も来客時や「飾るための食器」になってしまいがちです。
最近では扉のない棚のみの食器スペースをご希望されるお客様も多く、見せる収納スタイルが人気です。
カウンター材はお好みのものを。お手入れしやすいシートカウンターや、素朴な風合いがぬくもりを感じさせる無垢材など、お好きな材質やカラーをお選びいただいたり、こだわりの金物をつけてみたり、お気に入りのスタイルでさらにティータイムが楽しくなりそうですね。
事例:https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0049/より
今月は紅茶のお話しをさせていただきました。ティータイムがお好きな方は、そんなライフスタイルをイメージしながら、お部屋作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
夜遅いお茶はカフェインが心配! という方もいらっしゃるかもしれません。最近ではデカフェ(低カフェイン)の紅茶も販売されています。
秋の夜長を紅茶とともに楽しんでみてはいかがでしょう。