2018/7/10
【アリーナ立川立飛・リノベーションレポート③】ムーディな照明の舞台裏
こんにちは。ひかリノベ施工管理担当の毛利です。
普段はマンションや住宅のリノベーションが中心のひかリノベですが、今回はなんと体育館倉庫をバーラウンジに変えよう! というミッションです。
テーマは「雰囲気のある大人のサロン」。
ムードをつくるには、照明が大切。
程よい暗さで下方に明かり溜まりを作るプランは、設計担当・目黒のブログでお話しました。
今回はこの照明プランを実現するための仕掛けを、普段は天井や壁の中に隠れて見えない部分からご紹介したいと思います。
ムーディな照明の舞台裏。
計画どおりの照明プランが本当に実現できるのか、まずは天井裏の調査です。
下地となる野縁材(ノブチと読みます。天井板を張るために組む下地骨のこと)の本数、寸法を確認します。
この野縁材を下地にして、天井面にライティングレールを取り付けます。
体育館の運営側の方々のご希望で、壁はクロス・天井は塗装で仕上げさせて頂きました。
これだけでもだいぶラウンジらしくなってきましたが……
家具と照明を入れると、見違えるほどムーディになりました!
邪魔な配線をスッキリと。
照明を多用した今回のプラン。配線がごちゃごちゃ見えっては興ざめです。
アスレ様側からも「配線をきれいにしたい」ととくにリクエストをいただいておりました。
そこでご提案させていただいたのが、こちらの巾木です。
通常の巾木に比べて見た目はだいぶ大きいんですが、全体を俯瞰すると重厚感があってデザイン的にも◎です。
この巾木、主にオフィスや仮設で使われるものだそう。普段は住宅の現場が中心ですので、私もこのタイプは初めて目にしました。
こういった出会いも、施工管理の仕事の醍醐味ですね。
この巾木の中にケーブルを通して、間接照明のコンセントを這わせています。これで足元もスッキリ!
アスレの次回ホームゲームは7/14! 生まれ変わったアリーナ立川立飛へ、ぜひ応援にいらしてください!