10年後も愛せるシックなマリン
エリア | 千葉エリア |
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家族構成 | ファミリー |
面積 | 71.98㎡ |
間取り | 3LDK → 2LDK |
テイスト | その他 |
特徴 | 対面キッチン , 玄関収納 |
リノベ費用概算 | 12,000,000円 |
鮮やかなブルー×ホワイトの上品マリンテイスト
内装やインテリアには当初からこだわりがあった奥様。
「こんなデザインを取り入れたい!」とたくさんのイメージ画像を見せてくださいました。
ヘリンボーン柄の床、アーチ型の開口、木目調や鮮やかカラーのアクセントクロス……いただいた画像を並べてみると、全体に海辺を思わせるマリンテイストがお好みのご様子でした。
心地よい空間づくりのコツは、テーマを決めて内装やインテリアに統一感をもたせること。
O様の場合はマリンテイストで家全体を統一しました。
海辺の雰囲気ですが冬場でも寒々しい印象にならないよう、ややトーンを抑えたホワイトの壁と天井で、上品にまとめています。
キッチン背面のブルーのアクセントクロスは、配置にかなり悩みました。
当初はダイニング側という選択肢もあったのですが、いくつかのパターンでイメージパースを作成して比べてみたところ、あまり大きな壁面に鮮やかな色をつかうとインパクトが強すぎる……という結論に。
インパクトが強すぎるデザインは、長く暮らすうちに飽きが来てしまう心配もあります。
キッチンでしたら収納棚もあり、リビング側からは腰壁によって半分目隠しされるので、ちょうどよいバランスに仕上がりました。
お子さまの成長後まで意識したプラン
O様ご一家の生活の中心は、二歳になる長男・Kくん。
これからKくんが成長していく中で勉強部屋に籠もってしまうのではなく、リビングに家族みんなが集まることのできる家にしたい――ご夫婦のそんな想いを叶えるべく、ひかリノベがご提案したのは、既存の和室をLDKに吸収するプランです。
洋室化が進んだ現代では、とくにマンションは「和室は必要ない」という方が多数派になってきました。
O様もマリンテイストの内装を希望されていたこともあって、やはり和室は不要とお考えでした。
和室をリビングに取り込んだことで、LDKは20畳を超える広さになります。
中央にくつろぎのソファスペース、料理中も家族とコミュニケーションが取りやすい対面型キッチン、Kくんのプレイスペースを配し、食事時に、団らんのひとときに、家族が自然と集まる充実のリビングです。
リビング入ってすぐ左手に設置したルーバーは、LDKを拡張したためにリビングインとなった洗面室を目隠しする目的と、将来Kくんに兄弟ができたとき間取りを変更できるように……という目的もあって設置したものです。
その場合、現在の主寝室を子ども部屋(2)として、リビングの一角をご夫婦の寝室とする計画となっています。
ベビーカーのまま出入りできる玄関収納でお出かけ楽々
ベビーカーの収納場所に悩まれていたO様ご夫妻。
「外出から帰ってきたらそのまま折り畳まずに玄関に置けるようにしたい」とリクエストをいただきました。
子育て中のご家庭では、ベビーカーの収納に四苦八苦されている方が非常に多いです。
とくにマンションは居室の広さを確保するため、玄関土間は靴の着脱がやっと……というケースも少なくありません。
そこでひかリノベがご提案したのは、主寝室のスペースを一部削って玄関土間に振り分け、シューズインクローゼットをつくるプランです。
ベビーカーのまま出入りできるよう、間口は広く取りました。
Kくんがベビーカーを卒業したあとは、バーベキュー用品やアウトドアグッズの収納に使う予定だそう。
クローゼット内部の棚板は可動式ですから、生活の変化に合わせて、大きな荷物から小物類まで無駄なく仕舞うことができます。