2017/9/5
【小金井市、国分寺市エリアT様邸リノベーションレポート④】風は通して、虫は入れない!オーダー網戸
皆さんこんにちは。設計の高橋です。
今回はT様邸設計プランから、網戸とロールスクリーン施工をご紹介いたします。
窓を開けて換気したいのに・・
T様邸は角部屋で窓が複数あります。
窓を開けておけば、バルコニーから玄関まで通風が良く、部屋の換気に抜群です。
しかし、窓を開放すると虫が入ってくる事が心配ですよね。
こちらの勝手口は高さも幅もあり、通風・採光には最適です。
しかし開放すると虫が入ってきてしまう…
そこで、勝手口ドアに網戸を設置します。
アコーディオン式の横にスライドするタイプです。
このオーダー網戸、なんと上部にドアクローザーがあっても対応可能な優れもの。
※ドアクローザーとは…
ドアをスムーズに、安全な速さで閉めるための装置。ドアの上部に付いています。
今回施工した網戸はドアクローザーより内側に設置するかたちになっているので、ドアの開閉にも支障がありません。
玄関横の腰高窓(腰くらいの高さにある小さめの窓)にも、勝手口と同じアコーディオン式網戸を施工します。
これで風が通り抜けるようになり、室内の換気性能が上がりますね。
ロールスクリーン施工
出窓や勝手口ドア、トップライトには、日除けとしてロールスクリーンを施工しました。
窓の場所によってカーテンとロールスクリーンを併用すれば、お部屋がメリハリのある空間になりますね。
カーテンは開放すると左右に束が見えますが、ロールスクリーンは全開すれば上部にコンパクトに収納されるので、スッキリした空間を演出できます。そのため、窓まわりにボリュームを出したくないところにオススメです。
また、ウォッシャブル生地を選べば、生地を外して洗濯することも可能です。
▲WIC(ウォークインクローゼット)の勝手口ドアは、網戸とのコラボレーションです。
ご覧のとおり、網戸と重なってもスムーズに開閉できます!
▲WICの洋服が日焼けしないようにUVカット率の高い生地を使用しています。
▲このように、開放した時に上部の巻き取りメカに収まるので、カーテンよりスッキリしますね。
▲トップライト(天窓)には、光を通して熱を遮る遮熱性の生地を使用しました。
これで窓の下だけ熱くなってしまうことなく、やわらかな光を取り込むことができます。
以上、今回は網戸の設置、ロールスクリーン施工の事例を紹介いたしました。
窓から風や光をどのように取り込むかは、過ごしやすいお部屋造りにおいてとても重要な要素です。オーダー網戸とロールスクリーンを取り入れて、窓まわりをスッキリと演出しながら、上手に風と光をお部屋に取り込んでみてはいかがでしょう? 今回ご紹介した事例が、皆さまのリノベーションの参考になれば幸いです。