2017/1/31
【台東区,墨田区,江戸川区エリアM様邸リノベーションレポート②】レシピやタブレットも置ける!才色兼備のウッディなキッチン
こんにちは!
ひかリノベ設計担当の高橋です。
M様邸のテーマは「猫と暮らす家」。
人も猫も心地よく暮らせる住まいを目指し、前回のレポートではキャットウォークのイメージパースをご紹介しました。
今回はM様ご自身の生活にフォーカスし、こだわりのキッチンをご紹介します!
M様のキッチンへのご要望は次の3つ。
- 家具のようなキッチン
- ビルドインオーブンのL型キッチン
- レシピやタブレットを置ける広々スペース
この3つの要望をかなえたキッチンの設計をご紹介します!
1.家具のようなキッチン
M様はお引越しに合わせてダイニングテーブルなどの家具を新調するご予定。
そのため、新しい家具たちに馴染みのいいキッチンをご要望でした。
そこでご紹介したのが、建具メーカーのWOODONE社が製作している「su:iji」(スイージー)キッチン!
まるで海外のTVドラマに出てきそうな、オシャレなデザイン!
建具メーカーが造っているだけあって、扉材のデザインと質感には定評があります。
扉材は木製なので、床材や木製家具とぴったりマッチしますね。
2.ビルドインオーブンのL型キッチン
設計当初は、キッチンは対面式を予定していました。
しかし、上記の「su:iji」キッチンのデザインを気に入ってくださり、リビングからもキッチンが見えるよう、L型の壁付け式に計画し直しました。
さらに、ビルドインオーブンをご希望でしたので、写真の位置にオーブンを収納。
ビルドインオーブンの強みは何といっても場所をとらないこと!
据え置きでは、このサイズのオーブンは置き場所が難しそうですが……
ビルドインなら、キッチンを広々とつかえます。
お肉やお魚のローストに……
グラタンに……
お菓子作りに……
本格オーブンの導入で、料理が楽しくなりそうですね!
また、L型キッチンは2枚のカウンターを現場で接合するのですが……
その際、接合部にはどうしてもつなぎ目が出来てしまいます。
その接合部のつなぎ目を極限まで目立たなくするため、職人さんがサンダー掛け(やすり掛け)を行います。
▲何種類ものサンドペーパー(紙やすり)を使い分け、約2時間サンダー掛けを行いました。
この作業のおかげで、つなぎ目がほとんど見えなくなり、まるで1枚カウンターのように変身しました!
3.レシピやタブレットを置ける広々スペース
お料理時の強い味方……「クックパッド」!
私の妻も大変お世話になっております。
しかし、多くの方がお料理中のタブレットやスマホの置き場に困っているのではないでしょうか。
作業台に置くとジャマになったり、汚れたり……
でも、すぐに確認できる場所になくては意味がない!
M様からも、ぜひともタブレットの置場を造ってほしいとのご要望。
そこで、シンクカウンター奥に腰壁(腰くらいの高さを境に上下で壁の仕上げを変えること)を製作。
その上に約10cm幅の笠木(腰壁の上に施す仕上げ材)を施工しました。
たっぷり幅をとったこの笠木の上にタブレットを置いてみると……
ちょうど作業中に見やすい高さに設計しました。
これで、はじめてのレシピにもチャレンジしやすくなりますね!
最後に完成写真をお見せしたいところですが、まだ施主様にもお見せしていないため、残念ながら掲載できません(ごめんなさい!)
現在は、その後の工事でキズなどがつかないよう厳重に養生されています。
お引き渡し時、施主様にお喜びいただくのが今から楽しみです。
完成後の姿は、また施工事例紹介ページなどでご紹介します。
お時間ありましたら、後日そちらもぜひご覧くださいませ!
次回からのレポートでは、設計にたっぷりと取り込んだ猫ちゃんのための工夫についてもご紹介していきます。
そちらもどうぞお楽しみに……♪