2016/7/2
【江東区N様邸リノベーションレポート④】リノベーションで寒さ知らずの暖かいおうち作り
こんにちは!ひかリノベの広報部です。
2016年も下半期に突入しましたね!
暑い日が続きますが、後半も頑張っていきましょう!
さて、本日は江東区のN様邸リノベーションレポート第4弾です。
1.墨出し~設備配管
解体が終わってから、次の工程は『墨出し』という作業になります。
墨出しは、図面の寸法を基にコンクリートの床に壁の位置を描いていきます。
少し薄くてわかりにくいですが、墨の付いた糸を大工さんが持っている状態です。
この糸を離すと床に線が付きます。この作業を半日から一日かけて行います。
墨出しが終わると、給水管、給湯管、排水管、ガス管、追焚き配管などの設備用の配管を行います。
写真の青い管が給水、ピンク色の管が給湯の配管、グレーの管が排水管になります。
左上のアルミホイルのようなものに覆われているのは、マンションの共通竪管です。
間取りでいう『PS』の中に入っているものなので、普通は見る機会のないものです。
この竪管に新しく配管をつなぎ、お風呂やキッチンの水の排水ができるようにします。
2.下地組み
次に、壁や天井を貼るための骨組みを作ります。
床には、断熱・遮音に役立つ発泡スチロールを引き込みます。
いわゆる『置き床工法』と呼ばれるものです。
たいがいのマンションには床の防音規定があり、それをクリアするための施工をしなくてはなりません。
規定の有無や、どういう規定があるのかを知るためには、事前に管理会社に確認することが必要です。
また、防音規定についてはこちらの記事で紹介していますので、興味のある方はご参考ください。
発泡スチロールの上には下地のべニア板を引き、この上にフローリングを貼っていくのですが、今回はその前にもう一工程あります。
3.床暖房
お客様のご要望は『暖かいお部屋』でしたので、床暖房を入れることをお勧めしました。
下の画像が床暖房になります。
配線をして、フローリングを貼っていきます。
初期費用はかかりますが、長い目で見ると、エアコンやファンヒーターよりも床暖房で暖を取ったほうが安くなります。
リビングに床暖房が設置されているお家は増えてきたように思いますが、N様邸ではキッチンと洗面所にも床暖房を設置しました。
冬場はお料理をしているときも、お風呂を出た後も快適に過ごせそうですね。
4.コーディネート
リノベーションの醍醐味といっても過言じゃないくらい重要な仕様決め。
色だけでもだいぶ雰囲気が変わりますし、機能性も選び出すとどれだけ時間があっても足りないくらい大変な作業です。
そこで活躍するのが、イメージパース。
どういう雰囲気にして、この色はこの空間に合うのか、など確認できるところが良い点です。
素材感はパースでは分かりにくいので、ある程度コーディネートの方向が決まったら、サンプルで確認をして最終決定という流れになります。
仕様決めは、一番お客様のこだわりを詰め込めるところなので、妥協せずにしっかり決めていきます。
5.最後に
今回はフローリング貼りまでをご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
次回は、いよいよ完成したN様邸のレポートをします!
お楽しみに!!