2016/6/9
【船橋・市川エリアK様邸リノベーションレポート④】マンションの居住部分が造られていくプロセス
こんにちは。ひかリノベ広報部です。
本日は、ひかリノベ設計担当に代わりまして、広報担当の私が施工事例レポートを致します。
前回のレポートで、仕様決めまでお話ししましたので、今回はスケルトン状態から完成に向かうまでの工事についてご紹介します。
1.配管と下地組
スケルトン状態にした後は、いよいよ、リノベーションプランを具現化していく工程になります。
初めに、コンクリートの床上に実寸の設計図を描く「墨出し」という作業を行ないます。
この墨出しの線を基準に、図面上の寸法とのズレを調整しながら壁の下地を組んでいくので、とても重要な作業になります。
墨出しとほぼ同時進行で、給水管や給湯管、排水管、ガス管などの設備用の配管を行っていきます。
▲グレーの管が排水管で、青い管が給水管です。
▲墨出しの線を基に、垂木(たるき)と呼ばれる木材で部屋の枠組みを造っていきます。
次に、床の下地を造っていきます。
▲今回は「二重床(置き床)」なので、支持脚という部材を使います。
右側がマンション規定の軽量床衝撃音遮音等級LL-45の支持脚で、先の黒いゴムで衝撃を吸収・緩和します。
左側は、排水管が入り組む洗面等の水廻りの床下地に使われる支持脚です。
▲床の下地造り。床下の空間を利用して配管を通していきます。
写真の配管は、バルコニーに設置した給湯器用のもので、水色が給水管、オレンジ色が給湯管、白っぽい2本の管が追焚き用の配管になります。
▲リビングの床下地が手際よく張られていきます。この上にフローリングを張ります。
▲天井の下地も造っていきます。グレーの細い線は電気配線です。
リビングにダウンライトを設けないため、可能な限り天井高を取れるよう配線が通るギリギリの高さで天井を組んでいます。
2.内装工事・設備工事(器具付)
下地造りが完了すると、いよいよ内装工事に入っていきます。ここまで仕上がってくると、かなり完成後のイメージに近づいてきます。
▲新品のキッチンが設置されました。
▲洗面台の鏡。三面鏡になっています。
▲天井、床の壁紙がホワイトで統一されています。ゴールドのノブが映えるブラックのドアも素敵ですよね。
養生シートをはがせば、真新しい床がお目見えします。
あと一息。次回は、いよいよ完成後の様子をお見せします!
3.最後に
スケルトン状態からの工事を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
かなり駆け足でしたが、どうやってスケルトン状態から内装が仕上がっていくのか、分かっていただけたと思います。
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このブログで可能な限り、ひかリノベの工事をお伝えしますので、リノベーションを検討している方はぜひご覧ください。
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