2015/8/28
実用的なインテリアにもなる!天気を予測する小物、いくつ知ってますか?
ひかリノベ広報部です。
8月も終盤ですが、まだまだ暑い日が続きそうですね。。
毎日のように35℃を超える日が続いたこの夏、皆さんも天気予報で気温を見聞きするたびにウンザリしていたことと思います。
さて、今年は残暑も厳しいのでしょうか?
ところで、皆さんのお部屋には室温計や湿度計はありますか?
私の自宅には、室温と湿度が表示されるデジタル時計をリビングに置いてあります。
でも、インテリアとしてはちょっと味気なくて、まるでセンスが感じられませんね。。
今はスマホのアプリでも室温や湿度を測定できるものがありますが、さりげないインテリアにもなるグッズがいろいろあります。
また、室温や湿度を測定するのではなく、湿度や気圧の変化などで天気を予測するグッズもあります。
さて、皆さんはいくつご存知でしょうか?
これぞ定番、シンプルな温湿度計
タイトルの通り、目盛の入ったプレート状の温湿度計です。
左:http://www.ondokei.com/new-kandankei.html
右上:http://www.tanita.co.jp/product/g/_TTT519CL/
右下:http://www.ondokei.com/560.html
デジタル表示の方が見やすいという方も多いことと思いますが、インテリアとして飾るのであれば上の画像のようなアナログ式のものがお勧めです。
ちょっと変わった温度計
まるでオブジェのようなデザインで、インテリアのアクセントになる温度計です。
左・中央:http://www.ondokei.com/galilleo_top.html
右:http://www.ondokei.com/uzumaki.html
上の画像の左と中央は「ガリレオ温度計」、右は「うずまき温度計」です。
ガリレオ温度計は、ガリレオ・ガリレイの発明した比重測定原理に基づいて設計された温度計です。
気温の変化により、内部の液体の密度が変化し、色とりどりの球体が上下に移動します。
球体には金色のタグが付いていて、2℃刻みで温度が刻印されています。
シリンダーの中で、上部に移動した球体の一番下の球体に付いたタグに記された温度が現在の気温(目安)となります。
うずまき温度計は、螺旋状のガラス管部分にシンプルな目盛が付いています。
温度が上がると、美しい色付きの液体がガラス管を上っていき、温度を指し示します。
光がガラス管や液体を反射して、インテリアのアクセントにもなる温度計です。
天気予報がなかったら・・・
現在のように天気予報など無かった時代は、雲の形や動物の行動などで天気の予測をしていました。
これらの多くは人々の経験から伝承されたものですが、科学的に裏付けされているものも少なくありません。
たとえば、良く知られているところでは、”ツバメが低く飛ぶと雨”と言われています。
これは、ツバメがエサとしている小さい羽虫が、大気中の湿度が上がったことによって高く飛ぶことができなくなり、地上近くを飛んでいる羽虫をツバメが追いかけて飛ぶことから、「大気中の湿度の上昇→低気圧が近づいている→雨が降る」という推察によるものです。
もちろん、ツバメが低く飛んだからといって必ず雨が降るとは限りません。
ただ、雲の形や動物の行動は、湿度や気圧の変化に影響を受けているものが多いため、昔から天気を予測する手段として活用されてきました。
天気を予測する不思議なグッズ
天気予報はもちろん、雲や動物に頼らずに湿度や気圧の変化によって天気を予測するグッズがあります。
左:http://www.digimoba.com/products/barometer/barometer.html
右:http://www.i-neostyle.com/housewares/design_zacca/0026.html
左は「晴雨予報グラス(晴雨計)」、右は「テンポドロップ」です。
晴雨計は、気圧の変化によって上下する官部分の水位で晴れか雨かを予測する装置です。
たとえば、管の中の水面が上昇すると低気圧が接近していること(雨)を表し、反対に管の中の水面が下がると、高気圧が接近していること(晴れ)を予報します。
テンポドロップは、ストームグラス(天気管)をモチーフとしたものです。
ストームグラスは、19世紀のヨーロッパで航海士などが天気を予測する道具として使用していました。
しずく型のガラス容器には、天然樟脳をエタノールに溶かした液体が密封されています。
この液体が気候の変化により反応し、大小様々な形の結晶、浮遊する結晶、沈殿する結晶など、様々な表情に変化していきます。
実際の天気は天気予報で・・・
これらのグッズは、現在では実用性よりもデザイン性が重視されています。
つまり、実際に測定したり予測したりすることよりも、インテリアとして飾ったり、日々の変化を楽しむグッズとして人気があります。
ご自身で楽しむのも良いですが、知人へのプレゼントにするのも良いと思います。
近年では、高齢者の熱中症対策として温湿度計の有効性が見直されているので、来年へ向けて敬老の日のプレゼントにいかがでしょうか?
実際の天気の予測は・・・やっぱり天気予報が一番ですよね。
出典サイト
・株式会社アイシー http://www.ondokei.com/index.html
・株式会社タニタ http://www.tanita.co.jp/
・デジモバ http://www.digimoba.com/
・ネオスタイル http://www.i-neostyle.com/