2022/5/31
紫陽花の咲く頃…。おうちを花手水のある空間へ…。
こんにちは。湘南ショールームの春永です。
6月に入り、まもなく梅雨の季節がやってきますね。
今回は、まもなくやってくる梅雨のジメジメした季節でも
おうちを癒し空間にすることができる花手水についてご紹介します。
花手水(はなちょうず)とは
本来は、野外で水の代わりに草花の露で手を清めることを言いましたが、
現在では、神社やお寺などにある手水舎(手や口を清めるための場所)に
華やかなお花を浮かべた場所のこととして知られている方も
多いのではないでしょうか。
近年のコロナ禍以降、全国で手水舎を使用しない寺社が増える中で、
京都府長岡京市の柳谷観音(楊谷寺)が「不安な現代にご利益と共に
五感を通じて心に平安を」との思いから、手水舎にお花を浮かべたこと
から花手水発祥のお寺と言われ、SNS等で人気になり、全国各地の様々な
寺社でも、目にする機会が増えてくるようになりました。
そして、おうち時間を過ごす時間が増えてきた私たちは、いつしか
暮らしの中にも、癒し空間を求めるようになりました。
おうちを癒やしの空間に変える花手水の作り方
用意するもの
切り花・園芸用ハサミ・器・水(※毎日入れ替えましょう)
おすすめの器
おすすめのお花
紫陽花・デンファレ・ダリア・ガーベラ・バラなど。
華やかな色とりどりのご自分の好きなお花を浮かべてみましょう。
また、1色で浮かべたり・丸めのお花で統一するのもおすすめです。
おすすめの置き場所
玄関
玄関はお家の第一印象が決まる場所です。
急なゲストの訪問時などにも目を惹かせる存在になってくれます。
一戸建のお家であれば外に飾っておくのもおすすめです。
晴れた日には、太陽の光や風によって水面が波立ち、
ヒカリが反射して外壁などにキラキラした模様も描いてくれたりします。
リビング
家族の集まる明るいリビングにはいつも季節感感じるお花を
飾れるといいですね。
ダイニングテーブルに置くとレストランのように空間に華を添えてくれます。
寝室
1日の終わりにほっと安らげる寝室には、眠りにつく前のちょっとした時間に
花器の中にアロマオイルをプラスしたり、キャンドルを灯したりすると
五感によい刺激を与え、快眠できるといわれていますのでおすすめです。
花手水の作り方
作り方は、いたって簡単なうえ、空間を一瞬で華やかにしてくれるのが魅力です。
季節ごとにお花を入れ替えれば、通年いつまでも飽きることがありません。
オプションでビー玉や葉物などを適宜にプラスして飾ってあげるのもおすすめです。
① 好きな花器を用意する。
② 水を入れる。
③ 花の茎の部分をカットする。
④ 好きなように浮かべてみる。
お花屋さんでお花を用意しても、おうちに飾ってあるお花が終わる少し前の
お花も浮かべてあげると息を吹き返してくれて、通常より長く楽しむこともできます。
SNSなどで人気の花手水。是非、リノベ空間のアクセントとして、
あなただけの花手水をインテリアに…。始めてみてはいかがでしょうか。