2022/4/26
玄関を明るく広がりのある空間へ…。リノベで叶える空間づくりとは。
こんにちは。湘南ショールームの春永です。
桜もあっという間に終わってしまい、新緑が美しい季節になりました。
梅雨前のこの季節、例年なら暖かく晴れた日が続くはずですが、
今年は晴れ間が続かない日が続き、もったいない気がしてしまいます…。
おうちから出かけるときも帰るときも季節の移り変わりを感じながら、
毎日、暮らしていきたいものですね。
さて、今回はお家の第一印象が決まる【玄関】についてお話させて頂きます。
おうちから出かけるとき、帰ったとき、玄関の扉を開いた瞬間、
狭い・暗い・ごちゃごちゃしている…。など不満を抱いたことはありませんか?
玄関はあまり長く佇む場所ではありませんが、住まいの印象を決める場所です。
おうちの第一印象を決める玄関をより美しく、暮らしていくためのポイントを
ご紹介致します。
狭い・暗い玄関の印象を解消するには?
窓や建具を設置する
一戸建で玄関に明るい自然光を取り入れたいなら、窓を設置することをおすすめします。
窓から自然光が降り注ぐ玄関はそれだけで、その先にある空間への期待感が高まります。
◇玄関窓にオススメ3選◇
床から天井までのFIX窓 FIX窓とは開閉が出来ない窓のこと。一面明るいだけでなく抜け感が生まれ、ハイセンスな空間になります。玄関から坪庭を眺めるなど演出することも可能です。
地窓 足元にある窓なので、人の目線を外すことができ、かつ採光も取れて
雰囲気がよくなる窓です。
高窓 上部から採光が取れるので、ガラス面のスペースが狭くてもある程度
明るくなりながら人の目線も外すことができます。
床・壁・天井の素材を見直す
玄関の壁材・床材にはオフホワイトやベージュ系の明るい色をおすすめします。
また、同じ色だとしても、選ぶ素材によっては光の広がり方は変わってきます。
空間をオープンな間取りにする
・吹抜をつくる
玄関に光を取り入れたい・魅せる空間にしたい・開放感を取り入れたい
このすべてを形にするのが吹抜です。
・建具をガラス扉にする
玄関ホールから続く扉をガラス扉にして、室内側の光を取り入れる手法です。
玄関に窓がなくても、ガラス扉が光を通し玄関まで届けられます。
・壁・間仕切りをガラスブロック・格子間仕切りにする
光は取り入れたいけど視線は外したい…。壁で仕切ってしまっては圧迫感がある…。
そんな相反する要望を叶えてくれるのがガラスブロックです。
また、光を取り入れつつも視線をはずし、風の通りを良くしたいかたには、
ルーバー間仕切りをおすすめします。
マンションの場合は、窓を造作したり吹抜を造作したり、
玄関ドア・窓など住戸の外側とつながる部分を加工することはできませんが、
プランの設計次第で、玄関に同等の明るさを取り入れる方法はあります。
ごちゃごちゃしている印象を解消するには?
靴以外に、ベビーカー・アウトドア用品・傘といったものは、どうしても
玄関周りに置きがちになりますよね。物を置いてしまうことに慣れてしまうと、
あっという間にゴチャゴチャした印象に…。
玄関はゲストをお迎えするお家の第一印象を決める大事な場所です。
毎日、美しく維持していきましょう。
シューズクローク・クローゼットを設置する
◯シューズクローク
・ウォークインタイプ
1箇所から出入りするタイプのシューズクローク
・ウォークスルータイプ
玄関と玄関ホール2箇所から出入りするタイプのシューズクローク
扉はつけることもオープンにすることもできますがそれぞれに
メリット・デメリットがあります。
・クローズタイプ 急な来客時には扉を閉めておけるので生活感を見られることは
ありませんが、荷物の出し入れ時には不便になる場合もあります。
・オープンタイプ 美しく収納できていれば特に、気になりませんが、スペースが
汚れていたりすると来客者から見えてしまうので困ることもあります。
◯シューズクローゼット
必要なものだけ収納したい方や住む人数が少ない方には、場所を取らず、収納力のある
天井の高さまであるスタイリッシュなシューズクローゼットがおすすめです。
ミラー付のシューズクローゼットだとお出かけ前の身だしなみチェックや
空間に広がりを感じさせることができます。クローゼット下に間接照明を設置すれば
お帰りが遅くなっても足回りを優しく照らしてくれます。
土間スペースを設ける。
ご家族が多く荷物が多いかたや多趣味のかたには、玄関土間スペースを造作することを
おすすめします。コンクリート・モルタル・タイル・天然石など好きな素材で造作できる
玄関土間スペースは近年注目されている魅せるスペースとして話題になっています。
玄関のイメージは、最初にお伝えした通り、おうちの第一印象を決める大事な場所です。
玄関からつづく次の空間をより満足できる空間へ導けるようにこだわりを持って
つくっていきましょう。