2022/4/19
【プロ目線のDIY知識⑦】一家に一台あると便利!サンダーの役割
皆さん!!こんにちはー。
施工担当してます、吉田です。
前回は【クロス(壁紙)の継ぎ目の補修方法】についてお話しましたが、
第六弾である今回は、危険だけど一家に一台はあると便利な工具【サンダー】の役割をプロの目線から解説します!
サンダーとは?
正式名称は『ディスクグラインダー』といい、主にコンクリートや鉄筋を切断するために使用する道具です。
ただサンダーついている丸い刃を別の刃に交換する事で、様々な用途にしようできる道具に変化します。
サンダーの刃の種類
ダイヤモンドカッター
最初にご紹介するのは、ダイヤモンドカッターに交換した場合です。
このダイヤモンドカッターに交換することで、タイルやコンクリートブロックなどを切断する事が可能です。
タイルを貼るとき、寸足らずで壁がきれいに埋まらない!ということがよくあります。
ダイヤモンドカッターのついたサンダーがあれば、タイルやコンクリートブロックをサイズに合わせてカットすることができるので、わずらわしいタイル貼りが簡単・きれいにできますよ!
砥石
刃を砥石に交換することで、金属やステンレスなどを切断することができます。
その他にも、サイディング(外壁に張る仕上げ用の板材)用・ALC(構造材料の軽量コンクリート)用と、様々な素材の切断に対応しています!
研磨もできる!
しかしサンダーは、切断するだけの道具ではありません。なんとカットした面(小口)の研磨もできちゃいます。
コンクリートブロックや丸棒鉄のカット断面を、サンダーの刃側面を使って研磨します。
また研磨にも種類があり、刃側面にヤスリが付いた形状であれば木や鉄さび落としなどもできます。
このように、サンダーは様々なものをカット・研磨できますが、非常に危険を伴う工具になります。
必ず、皮手袋・防護ゴーグルを着用して使用してください。
便利な工具も使い方次第では、凶器になりますのでご注意を!
安全にDIYを楽しんでくださいね。