2022/4/12
マンションの最上階に住むメリットとデメリット
ひかリノベコーディネーターの櫨本です。
マンションのお部屋を探すとき【階数】にこだわって探される方も多いと思います。
一般的に1階よりも最上階のほうが人気が高く、賃料も高めに設定されています。
しかし何事もメリットがあればデメリットもあります。
そこで今回は、マンション最上階のメリット・デメリットについて改めてまとめてみました。
最上階のメリット
開放感があり、眺望も良い
最上階の一番のメリットは、やはり眺望の良さではないでしょうか。
特にタワーマンションの最上階は、周りの建物に遮られていない場合も多いため、カーテンを開けっぱなしで過ごせるなんてことも。
高い場所から景色を一望・独り占めしているかのような贅沢を味わえます。
陽当たり、風通しがよい
最上階はまわりに建物が接近していることは少なく、陽当たりがとてもいいです。
冬あたたかく、お洗濯物もよく乾きます。また観葉植物もスクスク育つかと思います。
そして風通しがよいことは、湿気対策にも繋がります。
建物の構造にもよりますが、カビに悩まされる機会も減るかもしれません。
上からの物音がしない
マンションの大きな問題は音問題です。上住戸からの足音がストレスに感じている方は少なくはありません。
もちろん、下の階の方への配慮も必要ですが、毎日のことですから音の問題に悩まされることがないことは最上階ならではの特権ですね。
最上階のデメリット
陽当たりが良いだけに、夏は暑い
最上階ということは、天井が外部に接していることになります。
一般的には天井裏には断熱材が入っています。
リノベーションでは天井をコンクリート躯体の現しにすることもありますが、最上階はこの断熱材の関係で、現し天井はお勧め出来かねます。
また、暑さの状態によっては内窓を入れるなどの遮熱対策も検討が必要です。
屋上から侵入されることも
1階に比べると防犯性には優れてはおりますが、逆に屋上からバルコニーに降りて侵入される可能性もあります。
ガラス面に防犯フィルムを貼ったり、窓が開きにくい対策も必要かと思います。
最上階でも油断は禁物です。
災害時に大きな影響を受ける
地震発生の際は、低層階より高層階の方が揺れを大きく感じます。
最上階はエレベーターの待ち時間も長いため、災害時の避難が難しく、またエレベーターが止まった時は階段を利用する形となる為、1階まで移動するのに労力と時間がかかります。
以上、最上階に魅力を感じる方も多いかと思いますが、デメリットももちろんあります。
上記のデメリットこついては、最低限現地で確認+不動産会社の説明を聞いた上でご判断された方が良いかと思います。
ご覧いただき、有難うございました。