2021/5/18
メゾネットタイプとは? ロフトとの違いは?
こんにちは。
横浜ショールームの石井です。
今回はメゾネットとロフトについてお話いたします。
メゾネットとは?
マンションやアパートの間取りの1つです。
ひとつの住戸内に内階段があり、2階以上の階層から成り立っています。
物件によっては、高層階など一部の住戸のみをメゾネットにしているところもあります。
集合住宅でありながら、戸建てのような感覚で暮らせて、高級感が感じられるのが魅力です。
フランス語で「小さな家」を意味する「maisonnette」が語源だそうですが、その響きだけでもオシャレですね~。
ロフトとは?
お部屋の一部分に、中二階を設けたつくりのことで、文字通り、屋根裏部屋のイメージです。
天井高を高くした部屋の一部を、2層にした上部スペースの部分を言います。
文字通り、屋根裏部屋のイメージではありますが、不動産業界では、「居室の一部になっているのがロフト」「より物置的な位置づけのものが小屋裏収納」といった分類がされています。
ロフトは建築基準法内で、面積はその居室部分の2分の1未満で、高さは最大1.4mまで を条件に、床面積に合算されない「小屋裏物置等」とされています。
そう、床面積に入っていない部分なのです。
原則として窓の設置はできず、換気目的の開口部は大きさが決まっています。
メゾネットのメリット・デメリット
メゾネットのメリットとデメリットをそれぞれご説明いたします。
メリット:居住ゾーンのエリア分けができる。
部屋が1階と2階に分かれているため、
それぞれのお部屋でインテリアテイストをガラリと変えて楽しむことができます。
またLDKと個室を1階と2階に分けていれば、来客時にプライベートの空間を見られずに済みます。
さらに各スペースでの採光や通風が確保しやすい、などのメリットがあります。
デメリット:階段の上り下りが必要になる。
水まわりやベランダなど各種設備の配置によって、家事の動線が長くなってしまいます。
それに階段の掃除が増えるというデメリットも。
空調効率を考えて設計する必要があります。
ロフトのメリット・デメリット
続いて、ロフトのメリットとデメリットをご説明いたします。
メリット:空間を上下に分けることで、フレキシブルに空間を利用出来る。
上部をベッドスペース、下部を収納スペースにするなど、空間を余すことなく利用できます。
広さによって、子供のプレイスペースや大人の書斎に変身。
こじんまりとした空間は、子供達にとって楽しい隠れ家になります。
デメリット:天井高が低いので、移動に気を使う
階段やハシゴでの上り下りが必要になります。
また部屋の上部は暑く・寒いので、空調の工夫も必要です。
どちらも上手に使えば、快適な空間として有効利用ができますね~。
実は私も、今度の連休を使って、自宅の部屋にDIYでロフトを作る予定です。笑。
一部屋を使って、上をベッドスペース、下を収納にして、階段をつける予定です。
面白い空間になるように、現在デザインを練っているところです! 笑。