2020/2/25
おひな様、どこに飾る? マンションでも場所を取らない飾り方
こんにちは。ひかリノベ湘南ショールームの春永です。
もうすぐ3/3ひなまつりですね。
子どもの頃、良く晴れた日曜日に両親と会話をしながらお雛様やお道具を準備するのが毎年楽しかった頃を思い出します。
当時は和室に五段飾りの前で家族でお祝いしたものですが、現在では両親がリビングの飾り棚で親王飾りで飾ってくれています。
子どもはいつまでたっても子どものようですね…。
近年では、住宅事情・家庭事情によって飾り方が変わってきているようで、インテリアとしても華やかなので、自分のためにひな祭りを祝う大人の女性も増えているそうですね。
今回はスペースを取らなくてもお洒落に飾れる方法をご紹介させて頂きます。
ひな人形はどこに飾るのがオススメ?
①和室・畳スペース
やっぱりひな飾りは和室に…と思われる方は多いのではないでしょうか。
元来、床の間はその家の繁栄をあらわす場所といわれてきました。
マンションでも、リビングとつづいた小上がり畳など、ちょっとした和のスペースをつくっておくと、リビングからお雛様を眺めることもできます。
季節によって床の間のアレンジも楽しめるので、春には吊るし雛と雛飾り、男の子のいるご家庭ならゴールデンウィークのころは五月人形、あるいは季節の花やタペストリーを飾るなど、魅せる和室を演出することも可能です。
②リビング・ダイニング
家族が集まりやすいリビングに飾ってあげられるなら一番良いですね。年に一度のひな飾りですから、華やかに飾ってあげましょう。
ただ、物が当たりやすい場所や油の飛び散る場所・直射日光があたる場所は避けたいところ。
エアコンの風が直接あたるような場所も避けるのが安全です。また、乾燥・高温多湿な場所にも注意が必要です。
最近では、親王飾りでコンパクトに飾るというご家庭も増えていますね。
ウォールシェルフや飾り棚など、ディスプレイ用のスペースを用意しておくと、インテリアに自然と溶け込むように飾ることができます。
もちろんひな祭りが過ぎたら、インテリア小物や観葉植物を飾って、一年中楽しめます。
NGな飾り場所って?
風水では、玄関に人形を置くと入ってくる運気が人形に吸い取られるとして玄関には置かないほうが良いとされています。
寝室もまた一緒に寝ている人の良い気を吸ってしまうということで避けたほうが良いとのことです。
風水上でのお話なので気にされない方は良いかと思いますが、知ってしまうと気になりますよね…。
とはいえ、大事なことはひな人形は女の子のお子様を大切に思うご家族の思いの込められた品。
人間と同様に、ひな人形も私たちが感じるような快適な場所に家族と一緒に飾ってあげれば良いのではないか…と思います。
いつ頃から飾ればいいの?
飾る場所と並んで頭を悩ませやすいのが、いつから人形を出せば良いのか問題。。。
雛人形を飾り始めるタイミングは、地域によっても多少違いがありますが、一般的には2月の中旬頃、立春を過ぎたあたりとされています。
節分で豆まきをして厄を祓ってから飾る、と覚えておくとよいかもしれません。
とはいえ正式に時期が決まっているわけではありません。年に1回しか飾られることがないので、少し早めに飾って、長く楽しむのもお部屋も華やかになり、お人形のためにも良いかもしれませんね。遅くとも3月3日の1週間くらい前には飾りはじめたいところです。
季節の行事は、お子さまに伝統文化を伝える良い機会でもあります。
日本の伝統的な季節のインテリアアクセサリーとして、ぜひ親子で楽しみながら飾りつけを楽しんでくださいね。