2019/12/19

物件探しに掛ける期間は何ヶ月がベスト?

物件探しに掛ける期間は何ヶ月がベスト?

こんにちは。ひかリノベ コーディネーターの香月です。

前回は住宅ローン審査の隠れたポイント「健康」についてお話いたしました。
さて今回は、、、「家探しにかける期間」のお話です。

 

物件探しの適正な期間

マイホーム購入は人生で一度か二度の大きなイベントです。
数千万円の買い物を、気に入った洋服を衝動買いするようにはなかなか決められませんよね。
では、マイホーム購入を検討し初めてから、実際に購入する物件が決まるまで、これまでに購入に至った方々はだいたい何ヶ月くらいの期間を要していると思いますか?

➀3ヶ月以内
②4~6ヶ月以内
③7~9ヶ月以内
④10~12ヶ月以内
⑤1年以上
⑥2年以上

この6つのうち、最も多い答えは何か月でしょうか?

正解は…‥

➀「3ヶ月以内」です。

内訳としては、

➀3ヶ月以内…………‥‥‥約35%
②4~6ヶ月以内…‥‥‥‥約27%
③7~9ヶ月以内…‥‥‥‥約12%
④10~12ヶ月以内…‥約9%
⑤1年以上…‥…‥…‥…‥…約11%
⑥2年以上…‥…‥…‥…‥…約6%

となります。「結構短いんだなぁ」「まぁそんなものなのかな」と、感想は分かれるかもしれませんね。

実際に私がお手伝いをさせていただいた方のほとんどが、やはり3ヶ月以内で物件を決められています。
私も3ヶ月以内を目安に物件を決められることをお勧めしていますし、3ヶ月以内に良い物件が見つかるようサポートさせていただいております。

冒頭でもお話しましたが、マイホームは人生で一度か二度の大きな買い物です。もっとゆっくり探した方が良いのでは? と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
では、なぜ物件探しは「3ヶ月以内」をお勧めするのか?
私の見解を、今回と次回の2回に分けて書かせていただきます。

まずは、「3ヶ月」という期間を短いなと感じられた方、もしくは1年以上腰を据えてゆっくり探そうとお考えの皆さまへ。。。
長い目で探そうとする場合、次の3つの“リスク”に注意をしていただきたいのです。

 

➀良い物件を見逃してしまう

「良い物件があれば購入しよう」という温度感で物件見学に向かうとき、どこか他人事のようになってしまい、実際に自分たちが住みたいと思えるかどうか、という実感をもって真剣に物件を検討することは、なかなか難しいものです。
そのため、見学した物件が実はご自身にとってこれ以上無いほどピッタリな物件であるにも関わらず、
「今はまだ決めなくても良いや」
「もっと他に良い物件が出てくるはずだ」
……と、折角出会った良い物件を見送ってしまうことになりやすいのです。

②気付いたときすでに物件は無い

中古物件の購入は、一期一会。
探し求めた物件にやっと出会えたと思ったのもつかの間、ほんの少し迷っているうちに、ほかの誰かに買われてしまう、といったことも珍しくありません。
過去にも、見学したその日には決断が出来ず、翌日にようやく気持ちが固まり購入の申込みをしようとしたのだが、既に申込が入ってしまい購入することが出来なかった、という方を何人も見てきました。
翌日でも買えない可能性があるのです。見学をしたその日に即決が出来るくらいの心構えが必要です。
「この物件はもしかしたら良い物件なのかもしれない、でも……」と迷いを抱えたまま検討を進めていたのでは、他の買主にさらわれてしまう可能性が大いにあります。

そうなってしまうと・・・

③買えなかった物件の面影が消えない

人間というものは、手に入れたかったのに手に入れられなかったもの、そしてもう手に入れることは出来ないものを頭の中で必要以上に美化してしまうものです。
その面影はどんどん大きくなっていき、「なぜあの時に決断出来なかったのだろう」と後悔の念に苛まれ、その後にどの物件を観ても面影を越えることは難しくなってしまい、結果的に物件探しが長引いてしまう傾向にあります。

物件探しというものは、長引けば長引くほど、多くの物件を観れば観るほどに、何が自分にとって良いのかの判断基準が分からなくなってしまい、決断することが出来ずに、もっと良い物件があるはずだ、と、「無いものねだり」になってしまうのです。
そうなってしまうと非常に危険です。場合によっては購入自体を断念してしまうというケースもあるほどです。

物件探しを成功させるためには、スピード感も非常に大切です。

では一体どうすれば納得のいくマイホームを「3ヶ月」という期間で決めることが出来るのでしょうか?
それはまた次回お話したいと思います。

 

個別のご相談はこちらからどうぞ! いつでもお気軽にお声がけください。

 

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ひかリノベ広報部

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