2018/6/15
リビングに特別なスペースを……
こんにちは。五反田ショールームの水谷です。
6月に入り暑い日が続いていましたが、あっという間に関東は梅雨入りしましたね。
お天気が良いと、外にお出かけするのも気持ちが良いですが、長い雨がつづくとお家でのんびり過ごす、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最近リノベーションのご要望で多くいただくのは、リビングルームを充実させたい。そしてリビングの一画にパソコンコーナーや書斎スペースを設けたいというご希望です。
リビングダイニングの一部のスペースを利用してカウンターや本棚を取り付ければ、あっという間にご自分だけの特別なコーナーが出来上がります。
今回は実際にプランをさせていただいたお客様の事例などを交えながら、リビング内のPCコーナーや書斎スペースのご提案をさせていただきたいと思います。
1.カウンター奥行き40㎝のプチ書斎 ~I様邸のPCコーナー~
こちらのお家はリビングの一画にPCコーナーをプランさせていただきました。
基本の間取りは大きく変えず、内装や設備をすべて新しくするリノベーションでした。
PCコーナーはもともと折れ戸のついた物入でしたが、そのスペースを利用してカウンターと可動棚を取り付けました。
カウンターの幅は120㎝、奥行きは40㎝くらいで、こじんまりとしたスペースですが、ノートパソコンやオーディオ類のほか本や書類等を収納し、有効活用されているそう。
2.カウンター奥行き60㎝のゆったりスペース ~N様邸のデスクコーナー~
こちらのお家もやはりリビングの一画にプランさせていただきました。
カウンター幅150㎝、奥行き60㎝くらいで充実の書斎スペースです。
壁面にはデスクカウンターと同素材の固定棚を2段。本棚としても飾り棚としても活用できます。
リビングの奥まったスペース、三方壁に囲まれていますし、ダイニング側からは見えづらいので、集中しやすい環境です。
3.造作家具だけでなく、既製品でもこんなプランが!
1.2.でご紹介させていただいたのは、造作工事でおつくりするものですが、既製品でも各メーカーさん様々な商品を提案しています。
家具屋さんにある置き家具は自由にお部屋のレイアウトを変更できるのが楽しいですが、お部屋の間取りによっては家具の配置変えが難しい場合もありますね。
そんなときはベストなポジションに造り付けの家具を配置すると無駄がなく、スペースを有効利用できます。
リビング・ダイニングはもちろん、ベッドルームの一画にドレッサーとして、または子供部屋に勉強机として、このように壁にセットできるカウンターはいかがですか?
▲参照:Panasonic
▲参照:Panasonic
▲参照:LIXIL
今回は「リビングに特別なスペースを……」というテーマで、PCコーナーや書斎スペースをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
柱の凹凸や、家具を配置した際に生じる余剰スペースに造作カウンターを設けて、趣味のスペースやワーキングコーナーに。
「なるべく床面積を広くとって広々としたリビングを」とお考えの方も、そんな「ちょっとしたスペース」が、実際にお客様が住まわれてから思った以上の実力を発揮してくれます。
日常生活の中でリビングにいらっしゃる時間が長い方も、一角に設けた書斎コーナーで本を読んだりPCを見たりと、同じ空間にいながらちょっぴり気分が変えることが出来ますね。
また「定位置」からすこし動くだけでも目線が変わり、窓からの景色も変化を楽しめますよ。