2018/5/18
パウダールーム・洗面室の「機能美」~洗面化粧台のご提案~
こんにちは 五反田ショールームの水谷です。
日に日にあたたかくなって、5月はじめの連休はとても良いお天気でした。皆さまはどのようにお過ごしになられましたでしょうか。
お住まいをご計画されるときは、まずプラン(間取り)が決まりますと、次に内装材や住宅設備機器、それらのカラーや機能など様々なものをお決めいただくことになります。
住宅設備機器は主にバス・トイレ・洗面化粧台・キッチンなどになりますが、なかでもキッチンや洗面化粧台は、見た目のデザインと機能の両方が求められますね。
キッチンについては、以前このブログでもご紹介させていただきました。
そこで今回は水回りのもう一つの要、洗面化粧台について、いくつかのタイプに分けてご紹介させていただきたいと思います。
1.洗面室に求められる機能はたくさんある
洗面室の広さはおよそ1.5畳くらいの広さが一般的で、お家全体からすると、あまり広いスペースではないですね。
およそユニットバスと同じくらいの大きさか、それよりもやや狭いことが多いでしょうか。
しかし洗面室は入浴の際の脱衣室であり、洗濯機スペースであり、また洗顔やお化粧スペースになる場合もあり、日常の様々なシーンで家事や身だしなみ、着替えなどが行われているスペースでもあります。
一般的に洗面室は洗濯パンと洗面台が並んでいるか、あるいは向かい合って配置されていることが多いのですが、少しのアイディアで収納力がUPしてより機能的になったり、ホテルのようなラグジュアリーな素敵な空間に変わったりします。
2.大きく分けて3つのスタイルから、用途に合ったタイプを選ぶ
洗面化粧台は、大きく分けて次の3つに分かれます。
- ベッセルボウルタイプ
- カウンタータイプ
- ボウルタイプ
では、さっそくそれぞれの特徴を見てきましょう。
▲リクシル
ベッセルボウルタイプ
今、大変人気のあるスタイルです。
少し低めのカウンターの上に洗面ボウルをのせるタイプで、見た目にもスタイリッシュなデザインのものが多くなります。
▲TOTO
またプランの自由度が高い商品シリーズが多く、カウンター下をオープンにしたり、長めカウンターの片側にベッセルボウルを寄せて、残りのカウンターはドレッサースペースとして活用できます。
ドレッサーとしてお使いいただく場合には、カウンター前面に大きめのミラーや小棚を置けば、メイクの時間も楽しめそうですね。
カウンタータイプ
こちらはストレートカウンターですっきりとしたデザイン。ホテルライクな空間がお好みでしたら、このようなスタイルもおすすめです。
カウンターとボウルが一体のタイプが多いので、拭き掃除がしやすく、いつもきれいな状態が保ちやすいですね。
前面の鏡は一面鏡のほか、三面鏡もあります。
三面鏡はやはり収納力の面でおすすめですが、やはり一面鏡がお好きな方は、洗面化粧台横の壁にメディシンBOXや棚板を置いて、収納スペースにしてはいかがでしょうか?
カウンターの下部は床から浮いたフローティングタイプなど、さまざまなスタイルがありますので、収納プランに合わせてスペースをムダなく使えますね。
ボウルタイプ
機能重視という方におすすめのプランです。
①のベッセルタイプや②のカウンタータイプに比べますと、かなり大容量のボウルになるため、手洗いでお洗濯をされたい方にはおすすめです。
また水栓はボウルと一体になった立ち上がり面などにセットされている場合が多く、濡れた手から落ちる水しずくもボウルに流れるしくみになっています。
幅は750㎜くらいからの商品が多く、洗濯スペースと並べて配置しやすい大きさです。
今回は洗面室についてお話しさせていただきました。
水廻りの設備については、お住まいになる方のニーズに合わせてご提案できるよう、メーカーさんでも様々な商品を出されています。
これまでは住宅設備機器というと、キッチンのこだわりが強い方が多くいらっしゃいましたが、最近はパウダールームの洗面化粧台も、機能だけでなく「どのような空間にされたいか」をイメージされているお客様が多くなっているように感じられます。