蕨市の魅力とは

コンパクトな歴史あるベッドタウン

かつては中山道蕨宿として栄え、いまも宿場町の風情が残る蕨市。
戦後、蕨町青年団によって蕨町で開催された「成年式」は、その後、全国に広まり「成人式」として定着していきました。そのため「成人式発祥の地」としても有名です。

蕨市は市の端から端までの直径距離が、約4㎞しかない日本一小さい市です。
こぢんまりとした市内は、どこからでも認可保育園・小学校・中学校に近く、子どもたちにとっても通学しやすい環境が整っています。

コンパクトで市民同士の繋がりが強いまち、蕨市についてご紹介します。

※参考：市のプロフィール｜蕨市公式ウェブサイト
※参考：子育てしたいまち情報冊子『わらびstyle』｜蕨市公式ウェブサイト

蕨市の住みやすさとは

地理

蕨市の面積は5.11㎢で、全国１位の狭さのミニ市です。
北はさいたま市、東は川口市、南から西は戸田市と隣接します。

※参考：市のプロフィール｜蕨市公式ウェブサイト

人口

蕨市の人口は令和4年4月7日時点で7万5,313人、世帯数は4,586世帯です。

※参考：令和4年　各年次別人口統計｜蕨市公式ウェNブサイト

治安

蕨警察署管内の犯罪認知件数は、令和四年6月未暫定値で719件。前年比では＋6.8%です。

※参考：蕨警察署管内犯罪認知件数（令和4年6月末暫定値） – 埼玉県警察

蕨市街なか防犯カメラ

蕨市内には約140台の防犯カメラが設置されています。
提供された映像は、窃盗・器物損壊等・交通事故関係などの捜査に実際に役立てられています。

※参考：蕨市街なか防犯カメラについて｜蕨市公式ウェブサイト

子どもの見守り放送

蕨市では小学校低学年の子どもたちの下校時間帯に合わせて、防災行政無線による子どもの見守り放送を行っています。
この放送に合わせて買い物や散歩に行くことで、市民も一体となって子どもたちの安全を見守っています。

※参考：防災行政無線による子どもの見守り放送を開始します！｜蕨市公式ウェブサイト

交通

電車

蕨市の駅はJR京浜東北線・蕨駅ひとつのみですが、南東方向には川口市内にJR京浜東北線・西川口駅、西側には戸田市内にJR埼京線・戸田駅及び北戸田駅があります。。
主要駅からの所要時間をみてみましょう。

・JR京浜東北線「蕨駅」から「東京駅」まで約35分
・JR京埼京線「戸田駅」から「新宿駅」まで約24分

※参考：Yahoo!路線情報

・コミュニティ・バスぷらっとわらび

蕨市内を走る「コミュニティ・バスぷらっとわらび」は、JＲ蕨駅西口を中心として東・西・南に現在4ルート運行しています。

・東ルート
・南ルート
・西ルート（市民体育館先回り）
・西ルート（市役所先回り）

※参考：市内移動に便利な蕨市コミュニティバス「ぷらっとわらび」をご利用ください｜蕨市公式ウェブサイト

雰囲気

市域のほとんどを住宅街が占める蕨市。
市内唯一の駅、JR蕨駅西口駅前には昔ながらのロータリーが広がるほか、宿場町として栄えた旧中山道沿いには現在もかつての風情が残ります。

また、日本一早く実る「わらびりんご」は蕨市錦町生まれ。
小ぶりで酸っぱいりんごを使用したサイダーも商品化されています。

※参考：わらびりんご｜蕨市公式ウェブサイト

子育て

0歳児の保育予約制

蕨市内の公立保育園（全5園）では4月入園の申込予約をすることで、満1歳になる月（職場へ復帰する月）まで入園せずに家庭で保育を行うことができます。

お申込みなどの詳細は、蕨市公式HPをご覧ください。

※参考：保育園入園手続き｜蕨市公式ウェブサイト

2人目以降の保育料独自軽減

保育園に2人目在籍しているご家庭で2人目とも3歳児未満の場合、蕨市独自の軽減制度で2人目の保育料が無料になります。

※参考：令和4年度保育園保育料｜蕨市公式ウェブサイト

わらび学校土曜塾

月２回、土曜日の午前中に児童たちの自主的な学習をサポートするクラブが開催されています。
市民や大学生が、塾長や学習アドバイザーとなって、子どもたちの学業を支援している蕨市独自の学習の場です。

※参考：子育てしたいまち情報冊子『わらびstyle』｜蕨市公式ウェブサイト

買い物情報

蕨市内の商業施設を紹介します。

JR北戸田駅徒歩約13分のところにはお手頃価格の衣料品が揃う「ファッションセンターしまむら錦町店」が、さらに中山道へ出て北へ向かうとスーパーマーケット「マルエツ蕨北町店」、おもちゃ屋「トイザらス・ベビーザらス蕨店」が入った店舗もあります。

JR蕨駅から徒歩約15分のところにあるのが「ドン・キホーテ蕨店」。
朝9時から翌朝5時まで営業している激安店舗です。

※参考：しまむら錦町店の店舗情報 | しまむらグループ
※参考：蕨北町店｜マルエツ
※参考：蕨店 – 店舗情報 トイザらス・ベビーザらス
※参考：蕨店の店舗情報・WEBチラシ｜驚安の殿堂　ドン・キホーテ

蕨市のリフォーム・リノベーション補助金

以下は2022年5月3日現在のものになります。
それぞれ取得するための要件や詳細は、蕨市の公式HPにてご確認ください。

既存木造住宅の無料簡易耐震診断

蕨市では図面に基づく既存木造住宅の簡易耐震診断を無料で実施しています。

対象の物件はプレハブを除く蕨市内の木造住宅（昭和56年以前の着工）で、地階を除く2階建て以下・延べ床面積500㎡以下の建物です。
必要書類を建設課窓口へ提出すれば、約1週間ほどで郵送の結果を受け取ることができます。

詳しい詳細は市のHPをご覧ください。

※参考：既存木造住宅の【無料簡易耐震診断】｜蕨市公式ウェブサイト

既存木造建築物の耐震改修補助制度

昭和56年5月31日以前の地階を除く2階建て以下の木造建築で、建築士による耐震診断を受けた支援対象となる建築物について、30万円を限度に耐震改修費用の100分の23を乗じた額がが補助金として助成されます。

※参考：既存木造建築物【耐震改修】補助制度｜蕨市公式ウェブサイト

既存建築物の耐震改修補助制度

昭和56年5月31日以前に建てられた、居住を目的とした分譲マンションを含む共同住宅、長屋、寄宿舎、一戸建ての住宅等について、耐震診断費用の一部が補助されます。一戸建て住宅は1棟あたり最大5万円、木造共同住宅等は1棟あたり最大10万円 、共同住宅等は1棟あたり最大100万円補助されます。

なお、補助額はそれぞれ耐震診断に要した費用に応じるので、
詳しい詳細は市のHPをご覧ください。

 

※参考：既存建築物【耐震診断】補助制度｜蕨市公式ウェブサイト

蕨市の人気エリア

市域には概ね住宅街が広がっており、東側にはJR、西側には中山道が南北に走ります。

蕨市内唯一の駅であるJR京浜東北線・蕨駅の東口駅前には、100円ショップ・キャンドゥ蕨東口駅前店や東武ストア蕨店、ドラッグストアクリエイトS・D蕨東口店など日用品で必要なものをそろえるのに便利なお店が構えます。
蕨市はキャンドゥがはじめて店舗をオープンさせた町でもあります（現在は閉店）。
その他居酒屋やチェーンの飲食店などが軒を連ねます。

蕨駅西口駅周辺には飲食店や銀行のほか、蕨ピアロード商店街も軒を連ねます。

※参考：店舗検索 | Can★Do（キャンドゥ）
※参考：キャンドゥの歴史・創業ストーリー | Strainer

蕨市の特色

日本一のコンパクトシティ

市域面積5.11㎢の蕨市は日本一小さい市であり、全国で最も人口密度が高い都市でもあります。
ミニ市という特徴を生かし、地域ごとのコミュニティ活動・生涯学習活動など、蕨市では住民同士の交流が盛んです。

※参考：市のプロフィール｜蕨市公式ウェブサイト
※参考：「コンパクトシティ蕨」将来ビジョン｜蕨市公式ウェブサイト

中山道蕨宿

江戸日本橋から2つ目の宿場町だった、中山道蕨宿。
現在も蕨市立歴史民俗資料館周辺の南北1㎞ほどに渡って、風情ある街並みが続きます。

※参考：中山道蕨宿を歩く – 埼玉県
※参考：歴史民俗資料館｜蕨市公式ウェブサイト

中仙道武州蕨宿「宿場まつり」

毎年11月3日の文化の日には「中仙道武州蕨宿・宿場まつり」が開催され、宿場サンバパレードや浜名湖大太鼓、万燈神輿渡行が旧中山道を練り歩きます。
宿場道中大行列ではミス織姫やミス宿場小町、蕨市マスコットキャラクター・ワラビー君も登場。
大勢の市民が参加する、蕨市を代表するお祭りです。

※参考：中仙道武州蕨宿「宿場まつり」 | 蕨市観光協会

成年式発祥の地

終戦の翌年、昭和21年（1946年）に蕨町青年団によって開催された「成年式」。
若者たちの門出を祝うこの催しは国や県からも注目され、昭和23年に「成人の日」が国民の祝日として制定、全国で成人式が開催されるようになりました。
蕨市では現在も「成年式」という名称で新成人を送り出しています。

※参考：成人式発祥の地のまち蕨｜蕨市公式ウェブサイト

幻の織物「双子織」

明治20年代に誕生した「双子織」。
木綿素材でありながら絹様の光沢をもつ鮮明な柄の織物は、太陽にかざしても透けないほど超高密度に織り上げられており、蕨のまちは綿織物の産地としてかつて全国から注目されました。
国内で最も評価の高い一等級の織物だった「双子織」は、手織りの衰退とともに「幻の織物」として姿を消してしまいましたが、近年「新織蕨双子」として再現され、蕨市の新たな名産品として製品企画が行われています。

※参考：双子織り/機織のご紹介 | 蕨双子織

わらび機まつり

８月のあたまには4日間に渡って「わらび機まつり」がJR蕨駅西口駅前通り・桜橋通りで開催されます。
駅前飾りや箱飾り、七夕飾りがまちを彩るほか、屋台やステージでの演目や手おどりなど、市内外から大勢の人が訪れ、賑わいます。

※参考：わらび機まつり | 蕨市観光協会

蕨市周辺のおすすめスポット

蕨市民公園

約3.3haの広さを誇る、蕨市最大の公園。
多目的広場、芝生広場のほか、アスレチック遊具、池やせせらぎ、ランニングコースもあり、老若男女に親しまれる憩いの空間です。
事前申請でバーベキュー可能なスペースもあります。

アクセス：JR京浜東北線・蕨駅から徒歩約15分

※参考：施設案内　蕨市民公園｜蕨市公式ウェブサイト
※参考：蕨市民公園のバーベキュー利用について（利用及び受付中止中）｜蕨市公式ウェブサイト

イオンモール川口

総合スーパーマーケット、ファッション、雑貨、飲食店、100円ショップほか、イオンシネマも併設する大型複合施設です。
店内には、埼玉県南西部に広がる西川林業地の木材を使用した子供のあそび場「モクイクひろば」や、ベビールームも完備。
約2800台駐車可能な駐車場には、電気自動車の充電器ステーションも設置されています。

住所：埼玉県川口市安行領根岸3180番地

※参考：イオンモール川口公式ホームページ
※参考：川口｜イオンシネマ

蕨城址公園

室町時代に築城された蕨城本丸跡に広がる公園で、蕨市唯一の歴史公園です。
江戸時代には徳川将軍家の鷹狩用の休憩地「御殿」としても活用されました。
「成人式」が蕨市から全国に広がったとされることを記念して、「成年式発祥の地記念像」も建立されています。

アクセス：JR京浜東北線・蕨駅から徒歩約13分

※参考：蕨城址公園 – 埼玉県
※参考：施設案内　城址公園｜蕨市公式ウェブサイト
※参考：蕨城跡｜蕨市公式ウェブサイト
※参考：成人式発祥の地記念像｜蕨市公式ウェブサイト

彩湖・道満グリーンパーク

荒川の河川敷にある調節池「彩湖」沿いに広がる、戸田市の市営公園。
66万7000㎡の広大な敷地を誇り、バーベキュー場、ドッグラン、つり場のほか、スポーツ施設はテニスコート・ソフトボール場・野球場・サッカー場・陸上競技場を備えます。

アクセス：埼玉県戸田市大字重瀬745他 （戸田市西端の荒川河川敷）

※参考：彩湖・道満グリーンパーク | 戸田市水と緑の公社

ビバモール蕨錦町

イトーヨーカドー（スーパーマーケット）、ホームセンター、ファッション、雑貨、飲食店、100円ショップなどの約40のテナントを併設する大型商業施設。
無料駐車場も完備しています。

アクセス： JR埼京線・戸田駅から徒歩約13分

※参考：ビバモールのご案内｜ホームセンター ビバホーム DIYからリフォームまで暮らしをもっと快適に！

和樂備神社

蕨城址公園と隣接する、わらびの社名を冠する神社。
蕨双子織を使用した御朱印帳を頒布しています（初穂料：2500円）。

おかめ市

和楽備神社で毎年12月17日には「おかめ市」と呼ばれる熊手市（酉の市）が立ち、屋台や露店など、大勢の人で賑わいます。

アクセス：JR京浜東北線・蕨駅から徒歩約13分

※参考：和樂備神社ホームページ