厚木市の魅力とは？

神奈川県のほぼ中央に位置する厚木市。
交通アクセスは東京都心や神奈川県内からほぼ１時間以内という利便性を持つ一方、丹沢山地の東端に位置する自然豊かな街でもあります。

市内には企業や学校（大学・専門学校・高校）が数多く立地し、人々が集まる街として栄える厚木市の魅力についてお伝えします。

都心へのアクセスが良好

厚木市内には、小田急小田原線の本厚木駅、愛甲石田駅があり、ともに乗り換えせずに１時間ほどで新宿駅まで出ることができます。
特急ロマンスカーの停車駅でもある本厚木駅は、毎日多くの人々が利用するターミナル駅です。

子育てしやすい街

厚木市では、「子育て・教育環境日本一！～子どもたちの未来が光り輝くまち～」という政策を掲げています。

全国市区の「共働き子育てしやすい街ランキング2019」では、全国9位にランクイン。「保育所への入りやすさ」や「子育て世帯に向けた補助・サービス」、「学童保育の整備状況」など、子育てしながら働きやすい街として評価されています。

参考：日経DUAL　共働き子育てしやすい街2019 総合編ベスト50

厚木市の住みやすさ

厚木市の住みやすさについて解説します。

地理

神奈川県のほぼ中央に位置し、北から東にかけて流れる一級河川の相模川をはさんで海老名市、南は伊勢原市、西は丹沢大山を境に秦野市と隣接します。
厚木市はターミナル都市としての一面をもつ一方、豊かな自然にも囲まれているのです。

人口

厚木市の人口は人口223,571人です。（令和4年1月1日現在）

世帯数は年々上昇傾向にあり、人々が移住しやすい街であることがうかがえます。

参考：人口速報

気候

厚木市の気候は、平成19年値では以下のようになっています。

※隣接市である海老名市の観測データから算出

参考：海老名市の市勢

治安

本厚木駅周辺の代表的な防犯活動をいくつか挙げてみましょう。

「あつぎセーフティーステーション番屋」は平日の午前9時から午後11時まで開設されている市民のための防犯対策スポットです。
防犯相談のほか、防犯啓発、防犯情報を提供。月1回「パトちゃん号（防犯パトロール車）」が「移動番屋」として各地区の公民館（市民センター）も訪問しています。

厚木市の犯罪の傾向としては空き巣・自転車窃盗が目立つ一方、人口10万人当たりの刑法犯認知件数は2017年以降、年間1000件を下回り減少しています。

参考：あつぎセーフティーステーション番屋について

参考：あつぎセーフティーステーション番屋について

参考：厚木市　防犯

雰囲気

小田急線本厚木駅は、1日平均15万1,791人の乗降がある厚木市の中心駅です。
神奈川工科大学や松蔭大学、東京工芸大学、東京農業大学など、複数のキャンパスも点在し、現在は学生たちの街としても栄えています。

参考：小田急線　1日平均駅別乗降人員

駅周辺の施設・商店街

駅周辺の施設や商店街をご紹介致します。

厚木市は、市街地を離れると閑静な住宅街が広がり、自然豊かな街並みは四季折々の季節を感じることができます。子連れで楽しむことのできる憩いの場も数多く点在します。

交通

市内には、市街地を東西に横切る小田急電鉄小田原線が乗り入れています。
本厚木駅から新宿駅までは快速急行で約55分、横浜駅までは海老名駅経由で相模鉄道特急を利用して約40分という利便性を誇ります。(Yahoo!JAPAN路線情報調べ)

市内の移動には、神奈川中央交通の路線バスが便利です。
本厚木駅からは市内を放射状に、隣駅である愛甲石田駅からは七沢森林公園方面・伊勢原市方面へバス路線が運行しています。
厚木アクスト（厚木市にある超高層ビル）へは、1台で通常の路線バスの2倍の輸送力がある「連節バス」が導入されています。

本厚木駅前には空港行きのバス乗り場もあり、羽田空港・成田空港への直行便が運行しており、空港へのアクセスも抜群です。

車の場合、国道246号、国道129号、国道 412 号、小田原厚木道路等が整備され、厚木市は首都圏における道路交通の結節点としての地理的特性も備えています。
市内には東名高速道路の厚木インターチェンジがあることから、東京・名古屋方面どちらへも簡単にアクセスが可能。東名厚木バスストップからは高速バスを利用することもできます。さらに、首都圏中央連絡自動車道が中央自動車道や関越自動車道と直接つながったことで、群馬・埼玉・山梨・長野といった近県への交通も網羅するようになりました。

参考：連節バス「ツインライナー」

厚木市の子育て

全国でも有数の子育てしやすい街、厚木市の取り組みについて紹介します

子ども医療費助成

厚木市では所得に関係なく、生まれたばかりの赤ちゃんから中学生まで健康保険適用医療費の自己負担額が助成されています。
さらに以下のようなサービスも充実しており、「共働き子育てしやすい街ランキング2019」全国9位へのランクインも納得です。

紙おむつ等を支給

子どもを育てる家庭には、第１子から紙おむつやおしりふきシートなどを自宅まで配送。
第一子、第二子は申請翌月から12ヶ月間、第三子以降は２歳になる月までサポートされます。

多様な預かり保育サービス

育児疲れ疲れの解消や、急病・入院などに伴う一時的な預かり保育サービスを提供。
日曜・祝日も利用できる休日保育や、家庭で療養できる程度の病児を一時的に預かる病児保育ほか、様々な保育サービスが充実しています。

子育て支援センター　もみじの手

本厚木駅から駅徒歩５分に位置するショッピングセンター「アミューあつぎ」８階にある「子育て支援センターもみじの手」。
就学前の子どもたちの自由な遊び場と、子育て家庭が交流できるサロン室があり、保育士による子育て相談を利用することもできます。

子育てパスポート「AYUCO（アユコ）」

18歳未満の子どもがいる世帯に発行される子育てパスポート「AYUCO（アユコ）」は、地域のお店が子育て世帯を応援してくれる、やさしさあふれる制度です。
市内の協賛店（サポーター店舗）で買い物や飲食の際にアユコカードを提示すると、割引や特典などのサービスを受けられます。（申請書による無料会員登録が必要）
サポーター店舗は市内370店にのぼります。（2020年7月時点）

参考：子育てパスポートAYUCO

厚木市のイベント

厚木市では一年を通してさまざまなイベントが開催されています。

あつぎ鮎まつり花火大会

毎年８月の第1週の土日に開催される「あつぎ鮎まつり」は、「かながわのまつり50選」のひとつにも数えられている厚木市最大のイベントです。

初日の夜に開催される「鮎まつり大花火大会」は神奈川県下最大級の１万発が打ち上げられます。
毎年50万人以上の見物客でにぎわい、フィナーレのナイアガラは必見です。

花火大会のほかにも、パレード、ダンスコンテストなど市民参加型の催しが２日間にわたって繰り広げられ、にぎわい爆発の盛り上がりをみせます。

あつぎ飯山桜まつり

「あつぎ飯山桜まつり」は温泉と桜が楽しめる厚木の奥座敷、飯山で毎年３月下旬から４月上旬に開催されているお祭りです。
飯山名所のひとつ庫裏橋から飯山白山森林公園へと続く飯山観音参道の桜並木が咲き乱れ、飯山白龍太鼓や白龍の舞、飯山温泉芸妓衆によるさくら輿などが花見客を湧かせます。

祭り期間中はライトアップによる夜桜を楽しむこともできます。

あつぎ国際大道芸

「あつぎ国際大道芸」は、毎年11月に本厚木駅周辺で2008年から開催されている大規模なイベントです。
選りすぐりのパフォーマーたちが集結し、パントマイムやジャグリング、雑技など自慢の技を繰り広げ、街中が劇場に変わります。
大道芸だけでなく、地ビールやB級グルメの屋台も並び、市内外から訪れる多くの人々でにぎわいます。

厚木市民朝市

昭和49年、神奈川県下初の朝市として誕生した「厚木市民朝市」。
毎週日曜日の午前6時から7時まで、厚木市文化会館駐車場で開催されています。

「新鮮で安全・安心な農産物等を市価よりもお求めやすい価格で提供する」ことをモットーに、四季折々の野菜を販売する農家のほか、植木やお花、豆腐、麺、パン、漬物などの農産物加工品、梨・ブドウなどの果樹を販売する季節出店など、あわせて25店舗が並びます。

厚木市おすすめスポット

神奈川県立 七沢森林公園

神奈川県の屋根と呼ばれる丹沢山塊の東山麓に、七沢森林公園はあります。
七沢森林公園は、里山を丸ごと整備した、広さ約65ヘクタールにもなる神奈川県内最大級の都市公園。
地形は起伏に富んでおり、健康づくりのウォーキングや、園内を通る「関東ふれあいの道」で飯山白山方面・日向薬師方面へとハイキングも楽しめます。

四季を通じて、様々なプログラムも実施されており、子どもからご年配の方まで、好みに応じて参加することができます。

園内では、手ぶらで楽しめるバーベキュー場を利用することも可能です。
（期間：3月～11月／有料・要予約・食材持込可）

参考：神奈川県立　七沢森林公園

参考動画：神奈川県立　七沢森林公園

ツリークロスアドベンチャー

ツリークロスアドベンチャーはフランス発の森林冒険パークです。
七沢温泉に隣接する美しい森の中で”本気のターザンごっこ”を楽しむことができます。

ツリークロスアドベンチャーとは命綱を頼りに樹上5～15ｍに連なる難関をクリアし、深さ30ｍの谷の上をターザンロープ（ジップライン）で滑空する体験型レジャーです。

所要時間は約２時間、全6コースで体験する非日常的なスリルは、爽快感だけでなくストレス解消にもうってつけ。
開始前には安全講習もあるので、初めての方でも安心です。
（参加条件：小学校3年生以上、体重130kg以下）

東丹沢七沢温泉郷

大山の東側に広がる東丹沢七沢温泉郷。
閑静な温泉街は年月を感じさせる味わいがあり、周辺には山里の風情ある景色がひろがっています。

温泉の泉質は強アルカリ泉。
各旅館では宿泊はもちろん、昼食とセットになった日帰り入浴も人気です。

宮ケ瀬ダム見学や大山阿夫利神社への参拝にも大変に便利な立地にあります。
小田急線本厚木駅前からは神奈川中央交通バス「七沢」行き「七沢温泉入口」下車でアクセスできます。

大山

大山は丹沢山地の南東端にあり、山頂は厚木市、伊勢原市、秦野市の３市に跨る標高1252mの神奈川県屈指の観光地です。
別名「雨降り山（阿夫利山）」とも呼ばれる大山。
その山頂へ二千二百余年以前に創建された大山阿夫利神社は、雨乞いの神様として古くから山岳信仰の対象とされてきました。

厚木市内のどこからでも仰ぎ見ることができる大山は、市内小中学校の校歌の歌詞には必ず登場する、地域の生活に根差した山でもあります。

参考：大山阿夫利神社

飯山観音長谷寺（いいやまかんのんちょうこくじ）

飯山観音長谷寺（いいやまかんのんちょうこくじ）は坂東三十三観音霊場第六番札所である、高野山真言宗の寺院です。
建築年代は18世紀中期と推定され、昭和37年4月、市有形文化財に指定されました。
春の桜、初夏のアジサイが美しい名所としても有名で、神奈川の景勝50選、花の名所百選にも選ばれています。
飯山観音は家内安全や厄除けなどのほか、縁結びに御利益があると言われています。
御朱印は、「大悲殿」「大黒天」「観世音」の３種類。お志はひとつ500円ですが、三つ一緒にいただくと1,000円です。

長い石階段を上り、仁王門をこえたところにそびえる樹齢400年を誇るイヌマキ（かながわの銘木100選）は参拝者の安全と長寿を祈願して植樹されたと言われ、厚木市の天然記念物にも指定されています。

相模川

厚木市と海老名市の境を流れる相模川は、清流としても有名です。
相模川とその支流である中津川・小鮎川には魚たちが豊富に生息し、釣り場としても人気で、6月1日には鮎の解禁となり、毎年多くの釣り人たちでにぎわいます。
河川空間には、桜やアジサイ、バラなどの花が植えられ、市民の憩いの場となっています。