吉川市の魅力とは

なまずが有名！ベッドタウンとして栄えてきた街

吉川市は中川と江戸川の2本の河川に挟まれていることから、昔から川魚料理が名物です。川魚の中でも特に鯰（なまず）が有名で「なまずの里」とも呼ばれています。
川によって養分運ばれてきたおかげで肥沃な土地になり、コメやネギなどの農産物もおいしいと評判です。
最近では新駅の周辺に新興住宅街が次々と造成され、人口も増加傾向にあります。都内へのアクセスの良さと治安の良さが魅力のベッドタウンです。

吉川市の住みやすさとは？

地理

吉川市は埼玉県の南東部にあり、面積は31.66㎢。北は松伏町、南は三郷市、東は江戸川をはさんで千葉県野田市・流山市に、西は中川をはさんで越谷市や草加市に接しています。
埼玉県の中では面積はそれほど大きくなく、起伏が少ないため平たんな土地です。

参考：吉川市の紹介

人口

吉川市の人口は令和４年２月１日現在で73,110人、世帯数は31,347世帯です。
昭和48年にJR武蔵野線・吉川駅ができ、吉川団地￥も完成したことにより人口が大きく増加。平成３年には5万人を突破して平成27年には、日経BP総研の「人口増加自治体・総合ランキング2010-2015」で全国9位になりました。平成28年以降も人口は増加し続け、将来の予測では令和９年までの増加を見込んでいます。

参考：人口データ・人口増加自治体・総合ランキング2010-15・吉川市美南駅前施設整備検討事業概要資料

治安

吉川市内の犯罪認知件数は、令和3年で382件となっています。市内の犯罪件数は平成15年の1,648件をピークに、平成20年は1,007件、平成30年は603件と年々減少傾向にあります。

吉川市では「吉川氏わがまち防犯連絡会」として、防犯ボランティアを募り、防犯パトロールの支援や情報提供を行っています。
また市内にある保第二公園に防犯活動ステーションを設置して、駅周辺の監視や子どもの見守りを実施するなどの取り組みを行っています。

参考：市内の犯罪発生状況・防犯

交通

吉川市にはJR武蔵野線が乗り入れており、吉川駅と吉川美南駅の2駅があります。
吉川駅から池袋駅までは乗り換え1回で約55分で到着、新宿駅にも約1時間で到着します。

市内の移動にはバスが便利で、市内の駅や市役所、その他の公共施設を巡回しています。
市の南端には常磐自動車道が走り、三郷料金所スマートICから高速に乗れるので、車での移動に便利です。

参考：市内の路線バス

雰囲気

吉川駅や吉川美南駅のある市の南西部周辺が市街地となっています。一方で市の北部や東部には畑などの農地が多くなっています
市の東側には江戸川が西側には中川が流れ、2本の川に挟まれる形で吉川市があります。河川の近くには吉川公園をはじめとする公園や緑地帯があり、身近に自然を感じながら暮らせます。
春には中川土手沿いの桜並木が美しく、夏には伝統の吉川八坂祭りが行われます。秋はコスモス畑が見ごろになるなど、四季を通した楽しみがあるのも吉川市の魅力です。

子育て

吉川市では子育て支援として、子育て応援Webサイト「ママフレ」を開設。子育てについての行政サービスをカテゴリーごとに分かりやすく掲載されています。また吉川市では産前・産後のヘルプサービスとして、妊娠中から産後1年未満の子どもがいる方を対象に、ヘルパーが家事や育児のお手伝いをするサービスも行っています。
他にも市で運営する地域食堂や、ファミリー・サポート・センターなど、子育て家庭に嬉しいサービスが充実しています。

参考：子育て支援

買い物情報

吉川美南駅西口すぐの場所にはイオンタウン吉川美南店があり、その南側にはコストコホールセール新三郷倉庫店もあるので買い物に便利。
吉川駅から徒歩10分以内のところには、ライフ吉川駅前店やジェーソン吉川駅前通り店などのスーパーがあります。
車で少し足を延ばせば、三郷市のららぽーと新三郷や越谷市のアウトレット・レイクタウンまで買い物に行けます。

吉川市のリフォーム・リノベーション補助金

吉川市では住宅改修費補助事業として、市内の施工業者に依頼した住宅のリフォーム工事費の一部を補助する制度を実施。補助額は10万円を限度額として、工事費用の10％です。
対象の工事には省エネルギー化を目的とした工事も含み、マンションの専有部分の工事も可となっています。 詳しくは吉川市のホームページを参考にしてください。

参考：補助金・助成金等

吉川市の人気エリア

吉川駅

・JR武蔵野線が乗り入れ、上野駅までは乗り換え2回で約53分、東京駅までは乗り換えなしの各駅停車で約60 分で到着
・駅前には徒歩2分の所に深夜24時まで営業しているライフ吉川駅前店がある
・駅から徒歩10分の場所にあるスーパー・アコレ吉川高久店・ドラッグセイムス吉川高久店などお店が充実
・ライフ吉川駅前店の向かいには日帰り温泉よしかわ天然温泉ゆあみがある

吉川美南駅

・買い物にはイオンタウン吉川美南や三郷町のコストコ、ららぽーとやロフトがおすすめ
・県道67号線やけやき通り沿いには専門店や飲食店が並んでいる
・美南中央公園など大きな公園がある

吉川市の特色

なまずのまち？川魚料理が特産品

冒頭でも少し触れましたが、吉川市は約400年前から川魚料理の伝統があり、その中でもなまずが名物です。
吉川市は江戸川と中川に挟まれた場所にあるということで、江戸時代から川魚が多く食べられていました。中でもなまずは貴重なたんぱく源として、多くの一般家庭で料理されていたといいます。
現在でも市内にはなまず料理が食べられる料亭や割烹料理店がいくつもあり、なまずをコース料理で提供。
「なまずの里」という名にふさわしく、なまずを市のシンボルとしてマンホールのフタの図案にも採用しています。

参考：「なまずの里吉川」の由縁

400年の歴史がある伝統行事「吉川八坂祭り」

吉川市には400年もの長い歴史がある伝統行事「吉川八坂祭り」があります。
毎年7月中旬に開催されるお祭りで、五穀豊穣や悪疫退散を願って神輿や山車が市内を練り歩きます。
最終日には神輿9基がいちょう通りに集結し、担ぎ手が一斉に神輿を放り上げる「暴れ神輿」でクライマックスを迎えます。

参考：吉川八坂祭り

新駅「吉川美南駅」により、住みやすさがアップ

平成24年（2012年）3月に吉川市２番目の駅として「吉川美南駅」が開業したことで、吉川市の住みやすさが一段とアップしました。
吉川美南駅はJR武蔵野線の途中駅の中で唯一３線ホームがある駅として、多くの乗降客が見込まれます。
また駅の東口では現在、都市開発によりマンションやオフィスビル、ショッピングモールの建設が進められています。（2027年完成予定）
駅の西口にはすでにイオン吉川美南店が出店し、その周囲に住宅地が広がっていることから、東口の開発が進むとさらに暮らしやすい街になることが期待できます。

参考：吉川美南駅前施設整備検討事業概要資料

ネギをはじめとする地元産野菜がおいしい

吉川町は地元産のネギ「吉川ねぎ」をはじめとする地元産野菜がおいしいことでも知られています。
市内には地元の生産者から直接野菜などを購入できる販売所がいくつもあり、ネギのほかトマトやなばな、枝豆や白菜など季節の新鮮な野菜が手に入ります。野菜の他にも米や鶏卵、花きなども販売しているので、お近くの販売所にぜひ足を運んでみて下さい。

参考：「吉川市農産物販売マップ」をリニューアルしました！！

吉川市周辺のおすすめスポット

永田公園

永田公園は吉川市役所から徒歩約３分の所にある公園です。公園の大部分が芝生に覆われ、寝転んでも気持ちよさそう。
公園のシンボルは高さ16mの「きよみ野富士」と呼ばれている小高い丘。頂上に登ると市内を一望できるだけでなく、天気の良い日は富士山や筑波山などが見られます。

住所：吉川市きよみ野4丁目10

参考：永田公園

美南中央公園

平成24年に開業した吉川美南駅の西側にあるのが、美南中央公園です。すぐ隣に調整池があるため水辺の景色を楽しめます。
園内には健康遊具など様々な遊具があり、子どもだけでなく大人も使えるようになっています。

住所：吉川市美南二丁目6番地ほか

参考：美南中央公園

県営吉川公園

県営吉川公園は江戸川の河川敷にある公園で、園内には野球場が５面とサッカー場などがあります。
また自由広場や野の花広場等もあり、休日に子どもと遊ぶのにぴったりの場所です。

住所：吉川市大字下内川、八子新田、鍋小路、深井新田地内

参考：県営吉川公園

イオンタウン吉川美南

イオンタウン吉川美南にはイオンとその専門店街の他に、薬局や家具店、リサイクルショップなども入っています。また電気店や衣料品店も敷地内にあるということで、ここだけでほとんどの買い物が済むはず。
駐車場や駐輪場が完備されているほか、吉川美南駅からも徒歩圏内です。

住所：埼玉県吉川市美南3-25-1

参考：イオンタウン吉川美南

料亭糀家

料亭糀家は創業から400年以上の歴史のある料亭です。とくになまずやうなぎといった吉川市でとれる川の幸を中心に提供しています。
中でも人気なのがなまずを使った「まなずづくし」のコース料理。刺身や焼き物、揚げ物など食感の違うなまずを楽しめます。

住所：埼玉県吉川市平沼173

参考：料亭糀家