くるくる回遊、めぐるストレスフリーな日常
エリア | 東京23区エリア |
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家族構成 | ファミリー |
面積 | 72.0㎡ |
間取り | 3LDK → 2LDK |
テイスト | ナチュラル,北欧,シンプル |
特徴 | 回遊動線,三路スイッチ,ファミリークローゼット,コンセント計画,アクセントクロス, |
くるくる回遊、めぐるストレスフリーな日常
ナチュラルな木とスモーキーな空色を基調とした、ノルディックなスタイルがチャーミングなY様邸。本件最大の特徴は、間取りにあります。家事動線と収納動線、住まいの二大お悩みを、ふたつの回遊動線によって解決したプランです。
まずは家事動線。キッチン/ランドリー/洗面室と回遊する間取り。キッチンから一歩踏み出せばランドリーというレイアウトで、毎朝のお弁当づくりとお洗濯を同時にすすめられます。またランドリー/洗面室の天井二箇所に物干しを、洗面室の一角にアイロンコーナーを設け、洗う/干す/アイロンを一箇所で行えるように。
収納動線は、玄関土間/ファミリークローゼット/通路と回遊する間取り。室内側を洋服収納、土間側をコート掛けとし、朝はここで着替えてコートを羽織ったらそのまま出かけられます。布団収納やオフシーズンの衣類は、寝室のウォークインクローゼットに。
回遊動線にもうひと工夫を加えたのが、照明の三路スイッチです。せっかく部屋から部屋へ通り抜けられる動線になっても、照明を点けたり消したりのためにもと来た道を往復するのでは便利も半減。廊下/リビング/キッチン/ランドリー/洗面室と、玄関土間/ファミリークローゼットは、それぞれ入口で点灯、出口で消灯できるよう計画しました。
また細かいところでは、コンセントの計画にも工夫があります。子供部屋は将来部屋をふたつに割ることを想定し、下地補強を施した梁下を境に、鏡のように部屋の角々にコンセントを用意。ダイニングはホットプレートや鍋料理用に床コンセントを設置。洗面室のアイロンコーナーは、スタンド型のアイロン台を想定し、腰高にコンセントを設けました。
日々の暮らしの小さな手間をストレスフリーにするコツは、こうした細部に宿るのですね。