無理しない。プレーンなWHITE×MOKU
エリア | 東京23区エリア |
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家族構成 | 二人暮らし |
面積 | 78.87㎡ |
間取り | 3LDK → 1LDK |
テイスト | ナチュラル,モダン |
特徴 | 対面キッチン , 玄関収納 |
リノベ費用概算 | 12,400,000円 |
「誠実さ」を感じたのが決め手に
結婚から1年が経ち、マイホームを考え始めたTさまご夫妻。
「新築はどれも似たような物件ばかり。2人のライフスタイルにあった住まいをつくりたい」との想いから、リノベーションを前提に中古マンションを探し始めました。
ご主人がリノベーション会社をあれこれ調べ、1社目に訪れたのがひかリノベでした。
「コスパも良かったし、誠実で信頼できそうな会社だと感じたので、他社とは比較せずに決めました。打ち合わせ中も、初めてで右も左もわからないわたしたちに、プロ目線でアドバイスしながらも、わたしたちが選ぶ余地を残してくれたので楽しかったですね」
購入した物件は、当初のご希望とは違うエリアでしたが、内覧に行き、「直感」で即決したそう。陽当たりもよく、災害リスクも低いエリアだったので「結果的に、即決してよかったですね」。
広さを強調するプレーンなデザイン
お二人が希望されたのは、「自然」なデザインのお部屋。
「ずっと生活するところだから、無理せずに暮らせる、自然なインテリアにしたかったんです。二人の好みにも合っていたし」
住まいの中でも、特に長い時間を過ごすリビングはできるだけ広くしたいもの。
洗面所・浴室の向かいにあった和室は撤去して、広々としたLDKに。合わせて、トイレのドアも玄関側に変更しました。
一切の段差や見切り材のない、シームレスな床もポイントです。
段差をなくすことで、複数の空間が一体的に感じられるようになり、実際よりも広く感じられる部屋になりました。
躯体はスラブのレベル差が大きかったため、置き床工法を採用しました。Tさまご夫妻は当初、床が上がった分、狭くなることを懸念されていましたが、できあがってみるとむしろ「むしろ天井が高く感じる」ようになったそう。
直床工法よりも足の感触が良いのも、置き床工法のメリットです。
壁と天井は、アクセントクロスは用いずに、全て白いクロスで統一しています。
床は南側のLDKやダイニングをフローリング、キッチンや洗面室・土間など水廻りは、お揃いのグレーのフロアタイルに。フロアタイルには磁器質タイルのように目地を入れ、高級感の感じられる仕上げとなっています。
また細かなところでは、キッチンと同じ樹種の木をニッチや土間の可動棚に使用。
素材を統一することで、広さを強調しました。
機能美のあるキッチン
物件選びや打ち合わせはご主人におまかせだったという奥さまですが、キッチンだけは「思い描く理想の姿にしたかった」といいます。
対面キッチン、ステンレスの天板、IHではなくガスコンロ――奥さまの「理想のキッチン」を実現するため、3つのプランをご提案。結果、ウッドワン社「su:iji」のセミオープンタイプで、スタイリッシュなヘアライン仕上げのステンレス天板を採用しました。
本体はパインの天然木。木を基調としたリビングに自然と溶け込むインテリアとなっています。
二人でキッチンに立つときも、スムーズに動ける通路幅。リビング・ダイニングに油がはねないよう、コンロの前に壁を立て、セミオープンのレイアウトとするなど、機能面にも配慮しました。
収納力をアップする土間空間
ご主人の趣味は登山やアウトドア。今後も増えていくアウトドアグッズをしまうスペースをつくるため、玄関わきにあった4.9畳の洋室を、玄関と一体化した土間空間に。
靴、上着など、かたちや大きさの異なるものを置けるように、壁には可動棚を設置。奥さまいわく、「十分すぎるほどの収納」を備えた住まいになりました。
「思い描いていた理想通りの家ができましたが、今ある家具や雑貨は、前の住まいから持ってきたものばかり。これからは、この家に合う、2人のお気に入りになるようなものを少しずつ集めて、家を育てていきたいですね」。