大好きな景色をリビングに。リバーサイドで叶えた、光につつまれた暮らし
エリア | 東京23区エリア |
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家族構成 | ファミリー |
面積 | 56.7㎡ |
間取り | 3DK → 2LDK |
テイスト | ナチュラル,モダン |
特徴 | カウンターキッチン,ニッチ |
今度こそ、と想いを込めたリノベーション
インテリアに関心があり、これまで何度かリフォームを重ねてきたM様。ですが、回数を重ねる内にまとまりがなくなってしまった、とM様は言います。また、その中で実現しきれない理想もあったそうです。
今回リノベーションに踏み切ったのは、理想とズレ始めた内装を一新するとともに、本来の理想を実現したいという気持ちからでした。
当初は引っ越しも検討しましたが、お子さま2人が「この場所を離れたくない」と言っていたことや、旦那様の通勤の利便性も良いこと、住環境やマンション管理まで考慮すると今以上に条件が良いマンションは他になく、お住まいをリノベーションすることに決めました。
別々のことをしても、同じ時間を過ごせるカウンターキッチン
奥さまが住まいの中で一番こだわったのは、家族をそばに感じながら自分の仕事もできる「カウンターキッチン」。リビングのどこにいてもお互いを感じられるように、キッチンはリビングを向けて配置し、視界をさえぎる吊戸棚は取り外しました。キッチンとリビングの作業スペースはしっかり分けつつも、一つの空間になるようにデザインされています。吊戸棚を撤去した分の収納は、冷蔵庫や今ある収納棚を差し引いたスペースに造った収納と、大容量のキャビネットでカバー。収納面で困ることもありません。
キッチン左手には、煩雑になりがちで困っているという書類を整理するため、ボードを取り付けられるように大きなニッチを作りました。リノベーションの特権でもあるのが、そのような造作家具。キッチンを囲んでいるのは、こだわりの造作カウンターテーブルです。お子様が使用しやすいことを第一に考え、少し低めに位置しています。廊下側のテーブルは生活導線とかぶってしまうため、使用しないときには折たたむことのできる専用アングルを取り付けました。
家族を象徴する、温もりのあるリビング
部屋をあたたかく印象付けるのは、オレンジやイエローなど、温かい色味のモザイクタイル。丸みを帯びた形状で、きらきらとした表面が光を映します。カットできる素材なので、端の端まで散りばめました。そんなタイルとマッチしてあたたかい雰囲気を作りだすのは、ふんだんに使用された素材感のある木材。テーブル右上の可動棚にも、表情が楽しめる木材を使用しています。棚は自由に動かすことができるので、インテリアに合わせて部屋の変化を楽しめます。
床には、手触りの良い天然無垢材。フローリングのような冷たさではなく、素足で歩いても気持ちいい温もりがあります。家族の毎日を象徴するかのような、柔らかな雰囲気のリビングになりました。
部屋にながれる隅田川
リビングを進むと目に入るのが、特注サイズの大きな鏡。実はM様邸のバルコニーは、左手のビルのすき間をぬって、隅田川をながめることが出来ます。「部屋から川を眺めたい」という気持ちから、工夫を凝らして隅田川の景色を部屋の中へと切り取りました。
隅田川だけでなく、大きな鏡は太陽の光も取り込みます。もともと陽当たりは悪くありませんでしたが、大きな鏡が光を反射することで、いっそう明るいお部屋になりました。